ネイチャーポジティブ経済のフロントランナーを東京から生み出す「Nature Governance Startup Program」の募集開始

スタートアップ及び支援人材の育成対象者を2026年1月5日(月)まで募集

SUNDRED 株式会社

100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸、以下:SUNDRED)は、東京都が推進するスタートアップ支援事業「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」に2023年度に続き協定事業者として採択されました。SUNDREDの「新産業共創プロセス」を活用し、産官学民の多様なセクターの主体とインタープレナー(越境・共創人材)を巻き込んで「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた新産業共創プロジェクトを組成し、そのトリガーとしてスケールするスタートアップの成長支援および支援人材の育成プログラム「Nature Governance Startup Program」を実施するにあたり、スタートアップ及び支援人材の育成対象者の募集を開始します。

■「Nature Governance Startup Program」(以下、NGSP)の詳細

これまでSUNDREDは、独自開発した新産業共創プロセスを用いて、様々な新産業の共創を支援してきました。

そこで培ったノウハウを活用し、新産業(新規性、革新性)やサーキュラーエコノミーの観点を重視したネイチャーポジティブ経済圏の実現を目指す目的で、スタートアップ支援及び育成支援人材の教育を兼ねた育成プログラム「Nature Governance Startup Program (NGSP)」を開発しました。

SUNDREDが推進する「Nature Governance Startup Program (NGSP)」は、「自然資本の保全・再生・循環・発展」を核としながら、都市課題の解決と価値創出に挑むスタートアップを発掘・育成する取り組みです。本プログラムでは、産官学民の多様なステークホルダーが協働し、社会実装までを見据えた新たな産業エコシステムの構築を目指します。

「ネイチャーポジティブ」産業のアジェンダ作成のために、11月12日にスタートアップと多様なセクターの共創人材を集めたカンファレンス「ネイチャーガバナンス、ネイチャーポジティブについて「知る」「語る」「考える」〜地域×自治体×企業×スタートアップ連携の最前線〜」及びワークショップを開催し、5つの事業領域への分類 (VISUALIZATION、REGENERATIVE、OPTIMIZATION、ALTERNATIVE、ECOSYSTEM)を定め「ネイチャーポジティブ産業のアジェンダ」について議論をした結果を反映することでNGSPのプログラム募集要件を定めました。

11月12日開催済みのカンファレンスについて:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000046109.html

■募集対象の定義と選考フロー

募集対象となるスタートアップは「VISUALIZATION(可視化・評価)」、「REGENERATIVE(再生・回復)」、「OPTIMIZATION(最適化)」「ALTERNATIVE(代替素材・新技術)」のカテゴリーに属するアーリーステージ(シード)・シリーズA、Bのフェーズ相当で幅広い領域のスタートアップや、起業家、研究者、企業の新規事業グループなど、新産業事業共創・事業創造を目指す組織が対象となります。また、同様に支援人材育成の対象となる上記4つのカテゴリーに興味関心のある学生(18歳以上)及び社会人についても合わせて募集します。

募集期間はともに2026年1月5日(月)までとして、2026年1月13日(火)までに合否を通知します。

1、選考後の流れについて(スタートアップ)

応募の中からスタートアップ10社を選考します。選考を通過した企業は、まず同年3月までに「メンタリング」、「ミートアップ・WS」、「伴走支援者とのマッチング」の支援を実施します。その後、3月下旬の中間発表時には10社から5社に支援対象を絞り、4月以降はこの5社に対して、「マッチングした伴走者1〜2名の提供」、「実証実験フィールドの提供」、「最大50万円の補助活動費用支給」「専門家からのメンタリング」を通して5ヶ月以上の実証実験が実施できます。

もし、中間発表で支援対象から漏れたとしても、引き続き本プログラムの一環として展開するアルムナイコミュニティ内で、仲間集めや情報交換、意見交換、イベントへの参加、伴走者募集等を連携して行うことができます。

2、選考後の流れについて(支援人材対象者)

応募の中から支援人材対象者30名を選考します。選考を通過した方には、まず3月までに本プログラムから「ネイチャーガバナンス、スタートアップ、インタープレナー」についてセミナー講習会を2回受講いただきます。加えて「ミートアップ・WS」や「スタートアップとのマッチング」を通して、知識を深めネットワークを広げていただきます。3月下旬の中間発表時に4月以降に実証実験を開始する各スタートアップとのマッチングを実施し、マッチングした方々は4月以降に、スタートアップ企業と予め相談の上で、オンラインやオフラインを通して、毎月伴走支援活動を開始します。オフラインでの移動や宿泊を伴う場合、かかる費用のサポートについてスタートアップ側と運営事務局側との相談の上で決定し、お知らせする形式となります。

【スタートアップ募集要項】

名称:Nature Governance Startup Program (NGSP)

募集期間:2025年12月1日(月)から2026年1月5日(月)まで

募集対象:
・ネイチャーガバナンスのカテゴリーに属する新産業(新規性、革新性)やサーキュラーエコノミーの観点を取り入れた幅広い領域における、アーリーステージ(シード)、シリーズA、Bのフェーズ相当のスタートアップ。

・起業家、研究者、企業の新規事業グループなど、新産業共創・事業創造を目指す組織

募集カテゴリー:

 ①VISUALIZATION(可視化・評価):⽣物多様性のモニタリングや⾃然資本の可視化

 ①VISUALIZATION(可視化・評価):企業のTNFD対応を⽀援する統合情報開⽰プラットフォーム
 ①VISUALIZATION(可視化・評価):デジタルツインによる⽣態系シミュレーションや予測モデル
 ①VISUALIZATION(可視化・評価):⾃然資本価値の定量化⼿法の標準化や経済評価
 ②REGENERATIVE(再⽣・回復):テクノロジーを活⽤した森林や海洋⽣態系の再⽣

 ②REGENERATIVE(再⽣・回復):ブルー/グリーンカーボン・クレジット市場へのアプローチ
 ②REGENERATIVE(再⽣・回復):都市と⾃然の共⽣を実現するランドスケープデザイン

 ②REGENERATIVE(再⽣・回復):企業の保有地・事業地を活⽤した⽣物多様性保全エリアへのアプローチ
 ③OPTIMIZATION(最適化):農業⽣産と⽣物多様性保全を両⽴させる次世代アグリテック
 ③OPTIMIZATION(最適化):サーキュラーエコノミーと⾃然資本を統合したビジネスモデル
 ③OPTIMIZATION(最適化):⾃然をベースとした都市計画

 ③OPTIMIZATION(最適化):インフラ開発の意思決定⽀援システムの構築

 ③OPTIMIZATION(最適化):⽔・⼟壌・⼤気の質を保全する資源循環マネジメントに寄与

 ④ALTERNATIVE(代替素材・新技術):⾃然由来素材の研究開発や産業規模での実装⽀援

 ④ALTERNATIVE(代替素材・新技術):⽣分解性素材のサプライチェーンの一部に寄与

 ④ALTERNATIVE(代替素材・新技術):遺伝⼦⼯学や合成⽣物学による環境貢献型素材の実⽤化
 ④ALTERNATIVE(代替素材・新技術):⽇本の伝統素材と先端バイオテクノロジーの融合
選考:募集書類による書類審査(1月13日(火)までに結果発表予定)

募集社数:10社

審査基準:ネイチャーガバナンスで想定されるアジェンダについて、弊社SUNDREDと共に成長をしていく方向性や親和性

エントリー方法:公式サイトより詳細をご確認の上、申込みサイトよりお申し込みください。

公式サイト:https://nature-governance.com/

申込みサイト:https://nature-governance.com/form-1

主催:SUNDRED株式会社

お問い合わせ:SUNDRED株式会社 NGSP事務局(sundred@sundred.co.jp)

募集方法やスケジュールの詳細は公式サイトをご確認ください。また合否に関わらず、本プログラム内のオンラインで展開するアルムナイコミュニティ内で、仲間集めや情報交換、意見交換、イベントへの参加、伴走者募集等を連携して行えます。

【支援人材の募集要項】

名称:Nature Governance Startup Program (NGSP)

募集期間:2025年12月1日(月)から2026年1月5日(月)まで

募集対象:ネイチャーガバナンスのカテゴリーに興味を持つ学生(18歳以上)及び社会人。

募集カテゴリー:①VISUALIZATION(可視化・評価)、②REGENERATIVE(再生・回復)、③OPTIMIZATION(最適化)、④ALTERNATIVE(代替素材・新技術)

選考:募集書類による書類審査(1月13日(火)までに結果発表予定)

募集人数:30名

審査基準:ネイチャーガバナンスで想定されるアジェンダについて興味があり、1-3月の育成セミナーへの参加や4月以降のスタートアップの伴走支援について協力的な意思を持たれる方

エントリー方法:公式サイトより詳細をご確認の上、申込みサイトよりお申し込みください。

公式サイト:https://nature-governance.com/

申込みサイト:https://nature-governance.com/form

主催:SUNDRED株式会社

お問い合わせ:SUNDRED株式会社 NGSP事務局(sundred@sundred.co.jp)

応募方法やスケジュールの詳細は公式サイトをご確認ください。また合否に関わらず、本プログラム内のオンラインで展開するアルムナイコミュニティ内で、仲間集めや情報交換、意見交換、イベントへの参加、伴走者募集等を連携して行えます。

<プログラムの意義>

ネイチャーガバナンス・スタートアップ・プログラム

― ネイチャーポジティブ経済のフロントランナーを、東京から生み出す ―

本プログラムでは、ネイチャーガバナンス(自然資本に基づく社会の設計)を起点に、以下の3点を通じて、新たな産業の芽を共創していきます。

1、ネイチャーポジティブに資するスタートアップの発掘・支援

2、事業会社・自治体・研究者等との共創を通じたPoCの加速

3、それらを伴走できる支援人材の育成

これらを起点に産官学民の多様なセクターを巻き込み、「自然資本の保全・再生・循環・発展」を核とした都市課題の解決と価値創出に関するアジェンダ(ビジョン、体系化された目的)を共創し、その実現のトリガーとなるスタートアップの成長支援を行うとともに、制度設計・ファイナンス・都市政策との接続まで含めた横断的支援を行う「支援者(インタープレナー/共創人材)」を育成し、社会実装まで推進していくエコシステムを構築します。

具体的には下記の内容を行っていきます。

1、産官学民の多様なステークホルダーによるワークショップの開催、実践者の活動集約、アジェンダの体系化

2、伴走支援者の育成、スタートアップと伴走者のマッチング・支援チームの組成、コミュニティ化まで一貫性を持った支援体制の構築

3、「ネイチャーポジティブ」の産業化のトリガーとなるスタートアップの発掘・伴走支援、及び実証実験の推進

4、「ネイチャーポジティブ」の産業化を推進するエコシステムを東京に構築し、「10 x 10 x 10」の達成に貢献する

<SUNDREDが取り組む必然性>

SUNDREDは、社会アジェンダを起点とした「共創型スタートアップ支援」と「新産業エコシステム構築」に特化した実行主体です。これまでにGX・農業・ウェルビーイング・ヘルスケア等の領域で、社会課題を起点にした起業支援とプロジェクト伴走を全国で実践してきました。アカデミアとの共同開発による「新産業共創プロセス」をベースに、特定のテーマを定めた分野において国内外のプレイヤーとエコシステムを形成し、ディープテックを含む多様なスタートアップの支援を行っていくケイパビリティを有しています。本プログラムにおいては、自然資本と都市経済の橋渡しという、東京らしい、先進的かつ社会的インパクトの大きいテーマを設定し、東京発・グローバル展開可能なスタートアップの支援を実現していきます

■TOKYO SUTEAMについて

東京都では、令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、東京が中心となって挑戦者が希望を持って活躍できる社会の実現に向けて、「異次元」のスタートアップ戦略の展開を図っています。加えて、令和7年3月には「2050東京戦略」を策定し、スタートアップに関する2035年までの政策目標を掲げています。本事業は、東京都と多様な支援者の連携による多彩なスタートアップ支援の展開とその支援者同士のネットワーク化をもって、東京のスタートアップ・エコシステムの強化、ひいてはスタートアップの創出と成長を促進することを目的としています。

TOKYO SUTEAM公式サイト

https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/

■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)

SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。

目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。

Industry-Up as a Service

https://www.industry-up.com/

■新しい時代における価値創造を牽引する「インタープレナー」について

SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。

SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約2,800人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。令和3年度には経済産業省関東経済産業局と共同で「越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。

インタープレナー

https://www.interpreneur.jp/

■会社紹介

企業名:SUNDRED株式会社

設立   :2017年3月設立

代表者:代表取締役 CEO 兼 GM留目 真伸

本社   :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー

オフィス:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階

事業内容:100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。

URL :https://sundred.co.jp

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会社概要

SUNDRED 株式会社

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URL
https://sundred.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
電話番号
-
代表者名
留目 真伸
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年03月