戦争裁判で斃れた人々の遺言集 大東亜戦争・終戦80周年記念『世紀の遺書―愛する人へ』が2刷
戦後、アジアの各地で行われた“戦犯”裁判により処刑、獄中死された方々の遺書遺稿集。1953年刊『世紀の遺書』から85篇を新字体、現代仮名遣いにして復刊。

『世紀の遺書』は、戦後日本に蔓延する偽りの歴史を覆す力を持つ一冊であることを知り嬉しく思う。
なぜ偽りの歴史を覆す力を持っていると思うかというと、『世紀の遺書』の中に存在する、過去の日本人の本当の顔、本当の声、本当の心が現在に生き生きとして伝わるからだ。
戦後日本では敵とその協力者が作ったプロパガンダが絶えずグルグル循環していて、素直に人の話を信じる日本人が思わずそのプロパガンダの渦に巻き込まれて溺れてしまった。
この嘘に基づいてできた惨めな構図から脱却して、戦後レジームそのものを倒す能力が十分にあると、『世紀の遺書』を読みながら強く思った。
『世紀の遺書』はこれからも、失われたと思われた過去から、現代に本当のことを伝えてくれる一冊である。
(歴史学者ジェイソン・モーガン麗澤大学准教授の解説より抜粋)

※本書の続刊となる『世紀の遺書―祖国よ栄あれ』が7月に発売されます。戦争裁判で斃れた方々の遺書遺稿95篇が収められています。解説はフリージャーナリストの我那覇真子さんです。

・書籍情報
書名:新字体・現代仮名遣い版 世紀の遺書―愛しき人へ
編者:巣鴨遺書編纂会
仕様:A5判 並製 408ページ
ISBN:978-4-8024-0185-2
発売:2024.10.24
本体:2,500円(税別)
発行:ハート出版
書籍URL:https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0185-2.html



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