熊野古道の重要拠点・旧小口村に無人運営型の一棟貸し簡易宿泊施設「SEN.HAVEN(セン・ヘイブン)」をオープン
〜空き家を活用し、巡礼の道を未来へつなぐ〜
株式会社日本ユニスト(本社:大阪市、代表取締役:今村亙忠)は、世界遺産・熊野古道の重要拠点である和歌山県・旧小口村(和歌山県新宮市熊野川町)において、空き家2棟をリノベーションし、無人運営型の一棟貸し簡易宿泊施設「SEN.HAVEN NAKAMURA」「SEN.HAVEN SAKURAI」を開業いたしました。
現在、宿泊のご予約はBooking.comまたはお電話(0739-64-0556)にて承っております。
※お支払いはクレジット決済のみ


旧小口村で事業を立ち上げる背景
本宮から那智山へと抜ける熊野古道は、小雲取越と大雲取越の2つのルートで構成されています。
清流に囲まれた静かな山里「旧小口村」は、この2ルートの中間地点にあり、巡礼の旅人にとって重要な宿場町です。
近年はトレッキング需要が高まる一方、宿泊施設が少なく「予約が取りにくい」という声も多くあり、多くの来訪者が一度バスで他地域へ戻らざるを得ません。結果として村内での観光需要を取り逃している状況が続いています。
この問題を解決するため、当社は空き家をリノベーションし、宿泊拠点として再生しました。
「SEN.HAVEN」とは
当社はこれまで、熊野古道の中辺路沿いにて、″自然の中で心身を癒す”をテーマにした無人運営型の宿泊施設「SEN.RETREAT(セン・リトリート)」を展開してきました。
2021年10月に第1弾として「SEN.RETREAT TAKAHARA」を開業し、その後「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」「SEN.RETREAT TAKIJIRI」を順次オープン。現在は3つの宿を展開しています。
そして今回、新たに開業したのが「SEN.HAVEN」です。
「SEN.HAVEN NAKAMURA」は築270年の古民家を、また「SEN.HAVEN SAKURAI」は空き家となっていた建物を宿泊施設に再生しました。


両施設とも、古来の木組みや温もりを残しつつ、寝具や水まわりは新たに整備しています。
旅人が安心して休めることを第一に、必要なものだけを整えたシンプルな空間をご用意しました。
ここでは、ゆったりと流れる時間の中で、旅のリズムを整える穏やかなひとときをお過ごしいただけます。


プロジェクトの意義と将来展望
右の図は、当社が描く「旧小口村」の未来の俯瞰図です。
今後は、旧小口村全体の『エリアリノベーション』を進めていく方針です。
今回の「SEN.HAVEN」開業は、熊野の旅人のトレッキングを支援するとともに、旧小口村の発展へ向けた非常に重要な第一歩となります。
当社は今後も地域資源を活用し、宿泊施設に加えて、古民家カフェやフィールドアスレチック、ツリーハウスなどを展開しながら、魅力あふれる村づくりを進めてまいります。

「SEN.HAVEN」施設概要
◆SEN.HAVEN NAKAMURA
所在地:和歌山県新宮市熊野川町上長井445
客室:3室、最大9名までの一棟貸し
宿泊料金:18,000円/1名
※1泊2食付
※夕食はお弁当、朝食はパン
◆SEN.HAVEN SAKURAI
所在地:和歌山県新宮市熊野川町上長井425
客室:2室、最大4名までの一棟貸し
宿泊料金:16,000円/1名
※1泊2食付
※夕食はお弁当、朝食はパン
【アクセス】
〈関西国際空港から〉
■公共交通機関を利用する場合
・JR特急くろしおと路線バスを乗り継ぐ
・所要時間は約5時間超
■自動車を利用する場合
・高速道路と一般道を経由する
・所要時間は約3時間
〈中部国際空港から〉
■公共交通機関を利用する場合
・JRまたは高速バス、路線バスを乗り継ぐ
・所要時間は約5時間超
■自動車を利用する場合
・高速道路と一般道を経由する
・所要時間は3時間~4時間
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