IT資産管理・MDM“LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版”を岡山市役所様が導入
〜PCやiPad・Androidタブレットを一元管理し、モバイルワークの推進とセキュリティ強化に貢献〜
■ 背景
岡山市役所様では、以前より総務省が提唱する自治体情報システム強靭性向上モデルに準じて、通常業務で使用するPCとインターネットに接続するPCのネットワークを分離したり、インターネットに接続するPCを仮想デスクトップ(SBC:Server Based Computing方式)にするなどのセキュリティ対策を実施されていました。
そのような中、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、モバイルワークを希望する職員には、ノートPCを貸し出す運用を開始。これにより、従来にはなかったインターネットに接続して通常業務を行うPCが増加し、市民から預かる重要情報を守るためにも、PCの適切な管理とさらなるセキュリティ強化を行うことが急務となりました。さらに、同市では、区役所や地域センターの窓口で発行する証明書の発行手数料などの支払いをキャッシュレス決済に対応させるため、タブレット(iPadやAndroid端末)の導入も進めており、PCだけでなくタブレット端末にも適切な管理や必要なセキュリティ対策を行う必要がありました。
■ “エンドポイントマネージャー クラウド版”選定ポイント
岡山市役所様の“エンドポイントマネージャー クラウド版”選定ポイントは以下の通りです。
● PCとタブレット(iPadOS / Android)の一元管理
岡山市役所様では、タブレット端末の導入も進めており、PCとあわせて管理やセキュリティ対策を行う必要がありました。“エンドポイントマネージャー クラウド版”は、MDM(Mobile Device Management)製品でありながらPC向けの各種機能も備えており、PC・タブレットの一元管理が可能な点が選定ポイントとなりました。
● IT資産管理から、操作ログ取得、紛失対策まで各種機能を完備
岡山市役所様では、インターネットに接続するPCの管理・操作ログ取得・紛失対策が可能であることを製品の要件とされていました。“エンドポイントマネージャー クラウド版”は、クラウド型の製品のため、インターネットに接続されている端末の各種情報を自動取得します。IT資産管理に加え、操作ログ管理、位置情報の取得などといった豊富な機能を搭載しており、特に位置情報の取得機能は、万が一端末を紛失した際、所在確認やリモートロック・ワイプといった紛失時の情報漏洩対策に有効です。
● 管理コンソールの使いやすさ
“エンドポイントマネージャー クラウド版”の管理コンソールは、シンプルに構成されたメニューで、取得した端末の情報を分かりやすいレポートで表示します。直感的な操作が可能なため、管理担当者様が自立して日々の運用を行うことができる点もご評価いただきました。
■ 導入効果
岡山市役所様では、モバイルワーク希望者にノートPCを貸与する運用を実施されており、庁外でのIT端末の利用が増加すると発生し得る紛失や盗難といったリスクに対しては、“エンドポイントマネージャー クラウド版”の位置情報取得機能をご活用いただいています。貸出PCが期日を過ぎても未返却の場合には、位置情報を確認のうえ、利用者に問い合わせるといった運用をされており、また、今回の“エンドポイントマネージャー クラウド版”導入を機に、端末の紛失時には管理担当者に速やかに連絡し、位置情報を確認、発見に至らない場合はリモートロック・リモートワイプを実行するといった緊急時の対応フローも確立されました。
さらに、セキュリティを担保するために重要なOSのアップデート管理についても、以前は端末のOSが最新バージョンに保たれているか、アップデートの適用状況を逐一管理担当者が確認していましたが、“エンドポイントマネージャー クラウド版”を導入したことで、所在がさまざまな各端末のアップデート状況を一覧で確認できるようになりました。これにより、管理担当者様の負荷・工数が大幅に軽減され、業務のスピードアップにつながりました。
また、取得した操作ログは、情報漏洩などの有事に備えたログ保存だけでなく、通信使用量や端末の利用状況の把握にもご活用されています。
■ 今後の展望
岡山市役所様におかれては、今後もよりセキュリティを強化していくために、“エンドポイントマネージャー クラウド版”に搭載されているさまざまな機能のご活用を検討されています。
昨今、政府からは『政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針』として、社会に対応できる情報システムを構築するための“クラウド・バイ・デフォルト原則”が示されています。従来の政府情報システムはオンプレミス型が主流でしたが、クラウド型と比べた際のコスト面や調達の柔軟性、そして時代の要請の観点から、今後はクラウドサービスの利用が進んでいくことが考えられます。そのため、岡山市役所様での取り組みにおいても、業務に利用する端末やログの管理の重要性はより一層高まっていくと考えられ、“エンドポイントマネージャー クラウド版”のさらなる貢献に期待されています。
MOTEXは今後も、“エンドポイントマネージャー クラウド版”をはじめとする各種セキュリティプロダクトの機能強化およびサポートサービス向上を通して、お客様が安心してエンドポイントやネットワーク、ITサービスをご利用いただける環境構築を支援してまいります。
■ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版”について
“エンドポイントマネージャー クラウド版”は、これまで培ってきた各種対策・ログ運用のノウハウと充実のモバイル管理により、PC・スマホの一元管理を可能とします。メーカーシェアNo.1(※)を獲得し、また、レビュープラットフォーム「ITreview」では、IT資産管理、ログ管理、MDM・EMMの3部門でLeaderを獲得するなど、お客様からも高い評価をいただいています。
▶ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” プロダクトサイト
※株式会社テクノ・システム・リサーチが2023年3月に発表した「2023年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析」の「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2022年 ブランド別市場シェア」分野
<導入事例インタビュー>
「PCやiPad・Androidタブレットを一元管理
モバイルワークの推進とセキュリティ強化にLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版が貢献」
岡山市役所 総務局 総務部 ICT推進課
主任 吉田 章訓 氏
主事 増井 彰 氏
▶ 導入事例紹介ページ https://www.lanscope.jp/an/hint/case/22/
■ MOTEXについて
MOTEXは「Secure Productivity」をミッションに掲げ、プロダクト・サービスの提供を通じて、お客様が抱えるサイバーセキュリティの課題解決を支援します。安全と生産性の両方を実現し、お客様がエンドポイントやネットワーク、ITサービスを安心してご利用いただけるよう、これまで培ってきた技術と豊富な知見で、世界水準のプロダクト・サービスをご提供します。
▶ MOTEXコーポレートサイト https://www.motex.co.jp/
社名 | エムオーテックス株式会社 |
所在地 | 〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル |
代表 | 代表取締役社長 宮崎 吉朗 |
事業内容 | サイバーセキュリティに関するプロダクト開発・サービス事業 |
資本金 | 2,000万円 |
株主 | 京セラコミュニケーションシステム株式会社(資本比率:100%) |
URL |
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<お客様からのお問い合わせ>
“LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版”プロダクトサイトよりお問い合わせください。
▶ プロダクトサイト https://www.lanscope.jp/an/
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