メタネーションガス対応のマイクロコージェネレーションシステムを東京ガス株式会社へ納入
ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市北区、社長:山下宏治、以下YES)は、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:内田高史)の横浜テクノステーションにおける実証設備の一部として、メタネーションガス(合成メタン)※を燃料とする出力35kWのマイクロコージェネレーションシステムの実証試験機を2022年9月14日に納入しました。
本機は、エンジンの燃料系部品を都市ガスと比べて熱量が低いメタネーションガスに合わせて変更することで、都市ガスを燃料とするガスコージェネレーションシステム「CP35D2」と同等の発電出力を実現しています。また、都市ガスと同様のエンジン燃焼を維持することで、「横浜市生活環境の保全等に関する条例」の窒素酸化物(NOx)排出基準濃度をクリアしています。本機は、同実証試験施設で生成されたメタネーションガスを燃料として運転試験に活用される予定です。
ヤンマーグループでは、脱炭素社会の実現に向け、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進しています。今後もYESは脱炭素燃料への対応技術の開発を進め、お客さまのエネルギーにおける課題解決と脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
※ メタネーションは、水素と二酸化炭素を原料に、都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術であり、脱炭素化燃料の製造手法として期待されています。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
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