【博展×HIS】熊本市の“スナック”を起点とした街の活性化施策「旅とスナック」をスタート

新たな人々の往来で注目度のあがる熊本の知られざる魅力を伝える取り組み

株式会社博展

2024年10月9日 12時00分

株式会社博展（本社：東京都中央区、社長：原田淳、以下、「博展」）と株式会社エイチ・アイ・エス（本社：東京都港区、社長：矢田素史、以下、「HIS」）は共同で、熊本市内の知られざる魅力を伝えることを目的に、“スナック”を起点とした街の周遊促進に関する実験的施策「旅とスナック」を2024年10月より開始いたします。

「旅とスナック」専用サイト：https://tabitosnack.com/

＜「旅とスナック」企画背景＞

熊本県内に世界最大手の半導体メーカーの工場が建設され、熊本市内においてもビジネスパーソンをはじめ、訪日外国人旅行者を中心とした、新たな人々の往来が今後も増加することが見込まれています。その一方で、熊本市内の観光資源や街の魅力を伝えきれていない現状があり、新たな人の流れと地域経済の活性化との接続が課題となっています。

熊本市中央区の“スナック”は、全国の市町村の中でも多く、フィールドワークを通じて、“スナック”のママやマスター、常連さんはその地域の魅力ある場所を熟知していることがわかりました。

そこで、スナックを起点に旅をすることで、地元の方々とのつながりが生まれ彼らが愛するリアルな地域の魅力と出会え、充実した旅の体験になり、地元地域経済の活性化につながるのではとの考えに至りました。

<ゴールはスナックを「まちの案内所」にすること>

街にあるスナックを「まちの魅力を伝える案内所」として旅の起点にし、展開することで「地域の見えない魅力ある情報」を伝えることができます。また、スナックを起点とした今までスポットが当たらなかった場所へ周遊促進になるため、「持続ある街の活性化への貢献」につなげていきます。

＜具体的施策概要＞

「旅とスナック」プロモーションキット（イメージ）

左：旅とスナックGUID BOOK、右：旅とスナックアルバム、上：旅とスナックサイン

協力店舗（2024年10月現在）：

ジョイフルあつ子（熊本県熊本市中央区花畑町11-32 三駒ビル２階）

明星パンチ（熊本県熊本市中央区下通１丁目５−１蘇州ビル３階）

スナック　ビクトリー（熊本県熊本市中央区下通1-9-27 ナポレオンビル1Ｆ）

＜プロジェクト背景＞

博展は、パーパス「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる。」のもと、“これからの体験をデザインする” というミッションを掲げたクリエイティブチーム「Experiential Design Lab.（EXD-Lab.）」を立ち上げ、様々な社会課題に対する体験デザインに取り組んできました。その活動の一環である“地域の価値を再編集し、街を巡る新たな体験を生み出す” というアプローチから今回のプロジェクトに取り組んでいます。

HISは、パーパス“「心躍る」を解き放つ”のもと、事業ポートフォリオの変革に取り組むなか、非旅行事業として旅行リソースを生かした地域創生事業にも力を入れております。旅行会社として地域に人を送るだけではなく、訪れた先の地域の皆さまや自治体様のための事業へと拡大を進めております。

そのような背景の中、両社それぞれの企業特性を生かし、地域の課題に対して実験的な共同プロジェクトを立ち上げることとなり、今回熊本市の「観光」における体験拡張の可能性を探ることとなりました。