Green Carbon株式会社は、大阪・関西万博「​​TECHNOMART Malaysia-Japan」にてマレーシアの持続可能な未来を拓く脱炭素ソリューションを提案

AWD技術・バイオ炭から、衛星技術を活用したマレーシアでの新しい挑戦

グリーンカーボン

ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(グリーンカーボン))はこの度、2025年大阪・関西万博「TECHNOMART Malaysia-Japan(以下、本イベント)」に登壇し、マレーシアに特化した独自のカーボンクレジット創出方法や、Green Carbonが東南アジアで取り組んでいる水田のAWD*¹導入技術、バイオ炭施用、衛星技術を活用し、持続可能性と農業分野の発展を両立させる提案を実施しました。


◆本イベントに登壇した背景

Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど幅広い分野でのプロジェクトを展開しています。各地域の自然資源の特性に適したカーボンクレジット創出プロジェクトの開発を行うとともに、衛星データを活用した適地選定とモニタリングにより、効率的かつ透明性の高いプロジェクト運営を実現しています。

今回、「デジタル/グリーン」「衛星活用」のテーマでの日本企業の登壇募集があり、Green Carbonの事業や技術との親和性が高いことが評価され登壇に至りました。また、Green Carbonは東南アジアを中心にカーボンクレジットマーケットの拡大を予定しており、今後はマレーシアでの展開にも注力してまいります。


◆本イベントでの提案内容

本イベントでは、特に以下2つの分野におけるGreen Carbonの取り組みに注目が集まりました。

〇マレーシア半島における稲作のためのAWD技術

食料安全保障と脱炭素という2つの重要な課題に直面するマレーシアでは、増加し続ける農業生産への需要に対し、深刻な干ばつ等がマレーシア国内の米の生産に大きな打撃を与えています。こうした厳しい状況を打開する一手として期待されているのがAWD技術であり、AWDの技術をマレーシア国内の広範囲に導入することが、課題に対する効果的な解決策をもたらす点に注目が集まりました。

〇ボルネオ島のアブラヤシ*²廃棄物のバイオ炭への転換

世界で第2位のアブラヤシ生産国であるマレーシアは、アブラヤシの空果房をはじめとする農業廃棄物の大量処理という大きな課題も抱えています。この未利用資源を有効活用する有望な一手として期待されているのがバイオ炭への転換技術であり、これにより土壌中に炭素を貯蔵することでその肥沃度を高め、ひいては持続可能なパーム油生産体制を支援します。

さらに、先端技術の活用も視野に入れ、マレーシアを拠点とする衛星関連企業との間でも、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙技術を現地のデータシステムに統合し、衛星画像を用いて水田のモニタリングや炭素排出量の追跡を強化する技術についても注目が集まりました。

〇海外事業部ビジネス開発マネージャーのJaneによる本イベントへの登壇写真

◆今後の展望

本イベントでは、航空宇宙からグリーンテクノロジーに至る幅広い分野において、日本企業19社とマレーシア企業5社を引き合わせる活発な商談会も実施され、両国間での長期的な技術協力と共創に向けた確かな一歩となりました。

こうした連携・共創を踏まえ、Green Carbonは、脱炭素やカーボンクレジット市場において旗振り役を担うことを大きな責務と捉え、日本の革新的な環境技術とマレーシアの豊かな天然資源の融合を通じ、人、地球、そして社会全体の持続的な発展に貢献するとともに、具体的な成果を着実に追求してまいります。

〇日本企業19社とマレーシア企業5社の集合写真

TECHNOMART Malaysia-Japan概要

TECHNOMARTは、マレーシア投資貿易産業省(MITI)および科学技術イノベーション省(MOSTI)が主催し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、マレーシア国立宇宙局(MYSA)、マレーシア宇宙産業コンソーシアム(MASIC)、ならびにマレーシア・ハイテク産官機構(MIGHT)の協力のもとで運営されています。この取り組みは、マレーシアと日本の産業界における先端技術協力の促進を目的としたプラットフォームであり、特に宇宙、農業、環境イノベーション分野での連携に重点を置いています。

※1:AWD(間断灌漑)

AWDは水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。AWDの場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。

※2:アブラヤシ

ヤシ科アブラヤシ属に分類される植物の総称。果肉と種子からとれる油脂を目的として栽培が行われる油糧作物であり、熱帯地方における主要な換金作物のひとつ。本種から採取される油脂はパーム油と呼ばれるため、通称としてパームヤシと呼ばれることも多い。


◆Green Carbon 株式会社 

代表者   :代表取締役 大北 潤 

所在地   :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607   

設立    :2019年12月 

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。

事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約80,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。 


◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
Carbon Credits Journal:https://biz-journal.jp/carboncredits/
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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
3億29万円
設立
2019年12月