シニアの生活意識調査2018
このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2018年10月5日~10月9日の5日間、全国のシニア(50~79歳)の男女に対し、今年で6回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
◆調査結果トピックス◆
【シニアの楽しみ】
シニアの楽しみ 「旅行」がダントツ、女性シニアの3人に1人が「健康づくり」を生活の楽しみに
【シニアと家族の関係】
夫・妻はどんな人? 夫からみた妻では「料理上手」が最多、妻からみた夫では「やさしい」が最多
「これからも妻と仲良く暮らしたい」夫の86%、年齢を重ねるほど夫婦の絆が深まる傾向
最近1年間の孫出費 「外食」「旅行・レジャー」を孫と楽しむシニアが増加傾向
孫のために1年間で使った金額 平均128,269円、昨年より12,210円増加
孫がいる男性シニアの3割半が“教育じいじ”
【シニアの就労意向と学び直し意向】
「65歳以降の就労意向がある」シニアの3人に1人
「学び直し意向がある」シニアの3人に1人
シニアが学習したいこと 1位「語学」2位「歴史」3位「パソコン・インターネット」
学び直し意向がある男性シニアの2割弱が「プログラミング学習」に意欲的
シニアが学び直したい理由 トップ2は「教養を高めたい」「趣味を深めたい」
【シニアのスマホ利用】
シニアがスマホで行っていること 1位「メール」2位「通話」3位「ネット検索」
スマホを使う女性シニアの55%が「メッセージアプリ」を活用中
【シニアが選んだ ○○ランキング】
女性シニアが好きな芸能人 1位「嵐」、「佐藤健さん」がトップ3にランクイン
今年、男性シニアの心に響いた曲 1位「U.S.A.(DA PUMP)」
シニアにとってのヒーローとは? 1位「ウルトラマン」2位「長嶋茂雄さん」3位「父親」
人生最後の愛車を選ぶなら? 5位は「クラウン」、3位は「BMW」と「フェラーリ」、トップ2は?
◆シニアアナリストのコメント◆
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 石川 久美子)
今回の調査は、シニア層のエネルギッシュな様子がうかがい知れる内容になりました。アンケートにお答えいただいた50~79歳のうち、50代では男性の9割、女性の5割が、60代では男性の5割、女性の3割近くが何らかの形で就業しています。世代もあるのか、女性については60代以上の世代は6割以上が専業主婦ではありますが、調査対象をトータルでみても、「シニア」層の半数が何らかの形で仕事をしているのです。また、65歳を超えて年金が受給できるようになっても、「仕事をしたい」「学び直しをしたい」がそれぞれ3割を超えています(図7、図8)。楽しみとして挙げたものは、男女どちらとも「旅行」が1位(図1)。孫がいるシニアについては、「孫と一緒に何かする」ことに対してお金を使う割合が昨年よりも目立って増えています(図5)。まさに「アクティブシニア」という言葉にふさわしい、元気で活動的な生活です。また、「夫・妻はどのような人か」という複数回答可の質問について、男女ともに3位に「実年齢より若く見える」がランクインしています(図2)。こうした活動的な生活が、シニア層を若々しく見せているのかもしれません。
◆アンケート調査結果◆
まず、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1,000名(全回答者)に、現在の楽しみを聞いたところ、1位「旅行」(47.9%)、2位「テレビ/ドラマ」(34.3%)、3位「グルメ」(30.5%)、4位「映画」(26.0%)、5位「読書」(25.7%)となりました。
男女別にみると、「テレビ/ドラマ」(男性26.2%、女性42.4%)や「グルメ」(男性24.2%、女性36.8%)、「健康」(男性18.4%、女性32.2%)や「子ども/孫」(男性15.4%、女性26.2%)、「ファッション」(男性4.0%、女性23.4%)などにおいて、女性のほうが高くなりました。“テレビ視聴”や“グルメ巡り”、“健康づくり”や“子ども・孫と過ごす時間”、“オシャレ”などを日々の生活の楽しみにしている女性シニアが多いようです。 (図1)
(図1)
【シニアと家族の関係】
続いて、配偶者がいるシニア(751名)に、夫・妻は、どのような人か聞きました。
まず、男性が妻のことをどのような人だと思っているのかをみると、1位は「料理が上手」(39.4%)、2位「明るい」(35.8%)、3位「実年齢より若く見える」(33.7%)となりました。妻に胃袋をがっちりとつかまれている男性シニアが多いようです。
次に、女性が夫のことをどのような人だと思っているのかをみると、1位は「やさしい」(40.8%)、2位「健康・体力がある」(33.9%)、3位「実年齢より若く見える」(29.7%)となりました。やさしい夫が自慢というシニア女性は多いのではないでしょうか。 (図2)
(図2)
「仲良く暮らしたい」と思っているシニアの割合を男女別にみると、男性86.0%、女性77.4%と、男性のほうが高くなりました。年代別にみると、50代76.2%、60代84.7%、70代87.5%と年代が上がるにつれ高くなりました。年齢を重ねるほど夫婦の絆は強くなっていくのではないでしょうか。 (図3)
(図3)
次に、孫がいるシニア(337名)に、孫との関係について聞きました。
まず、この1年間で、孫のためにお金を使ったことを聞いたところ、1位は「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.1%)、2位は「一緒に外食」(53.1%)、3位は「おもちゃ・ゲーム」(41.2%)でした。
昨年の調査結果と比較をすると、「一緒に外食」は2017年43.7%→2018年53.1%と9.4ポイント上昇し、「一緒に旅行・レジャー」は2017年22.0%→2018年30.0%と8.0ポイントの上昇となりました。孫との外食や旅行を楽しむシニアが増えているようです。 (図4)
(図4)
昨年の調査結果と平均金額を比較すると、2017年116,059円→2018年128,269円と、昨年より12,210円高い結果となりました。 (図5)
(図5)
また、孫がいるシニア(337名)に、孫の教育について質問を行いました。
孫の勉強の世話(勉強を教えること)をしたいか、したくないか聞いたところ、「世話をしたい」は28.8%、「世話をしたくない」は48.1%、「わからない」は23.1%となりました。
男女別にみると、「世話をしたい」は男性では36.1%、女性では22.3%と、“教育ばあば”より“教育じいじ”が多いようです。 (図6)
(図6)
【シニアの就労意向と学び直し意向】
65歳以降の就労意向や、学び直し意向について聞きました。
全回答者(1,000名)に、65歳以降に、仕事をしたいか、したくないか聞いたところ、「仕事をしたい」は31.4%、「仕事はしたくない」は44.7%、「わからない」は23.9%となり、シニアの3人に1人が就労意向を持っている結果となりました。 (図7)
(図7)
(図8)
それでは、学び直し意向があるシニアは、どのようなことを学び直したいと思っているのでしょうか。
学び直し意向があるシニア(331名)に、今後、どのようなことを学習していきたいか聞いたところ、1位「語学」(53.2%)、2位「歴史」(36.0%)、3位「パソコン・インターネット」(30.5%)、4位「音楽」(27.5%)、5位「健康」(20.2%)となりました。
男女別にみると、「歴史」(男性45.1%、女性27.2%)や「プログラミング」(男性17.3%、女性4.7%)は男性人気が高く、「健康」(男性13.0%、女性27.2%)や「料理」(男性13.6%、女性23.7%)、「伝統芸能(華道・茶道・書道など)」(男性9.3%、女性23.1%)は女性人気が高いようです。 (図9)
(図9)
続いて、学び直し意向があるシニア(331名)に、学び直しをしたいと思った理由を聞いたところ、1位「教養を高めたいから」(57.4%)、2位「趣味を深めたいから」(52.3%)、3位「自分に自信をつけたいから」(24.5%)となりました。教養を身につけたい、趣味を追求したいとの思いが、シニアの学び直し意欲の源泉になっているようです。 (図10)
(図10)
【シニアのスマホ利用】
続いて、シニアのスマートフォン利用について聞きました。
スマートフォンを利用しているシニア(650名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、1位「メール」(85.1%)、2位「通話」(79.7%)、3位「インターネット検索」(63.2%)、4位「天気予報チェック」(55.8%)、5位「ニュース閲覧」(54.9%)となりました。通話よりもメールを利用しているシニアのほうが多いようです。
男女別にみると、「写真撮影」(男性47.1%、女性57.6%)や「メッセージアプリ(LINEなど)」(男性43.4%、女性55.4%)、「電卓」(男性31.2%、女性49.2%)などは女性のほうが高くなりました。 (図11)
(図11)
【シニアが選んだ ○○ランキング】
シニアが好きな芸能人や今年心に響いた曲といった、エンタメ関連の質問を行いました。
まず、全回答者(1,000名)に、好きな芸能人を聞いたところ、1位「吉永小百合さん」、2位「嵐」、3位「タモリさん」と「綾瀬はるかさん」、5位「佐藤健さん」となりました。
男女別にみると、男性の回答では、1位は「吉永小百合さん」、2位は「タモリさん」「綾瀬はるかさん」「深田恭子さん」、女性の回答では、1位「嵐」、2位「吉永小百合さん」、3位「佐藤健さん」となりました。吉永小百合さんは、男女どちらからも支持されているようです。 (図12)
(図12)
次に、全回答者(1,000名)に、今年、心に響いた曲を聞いたところ、1位「Hero(安室奈美恵)」、2位「U.S.A.(DA PUMP)」、3位「Lemon(米津玄師)」となりました。
男女別にみると、男性の回答では、1位は「U.S.A.(DA PUMP)」、女性の回答では、1位「Hero(安室奈美恵)」となりました。DA PUMPが再ブレイクするきっかけとなった「U.S.A.」や、今年9月に引退した安室奈美恵さんの「Hero」が心に響いたというシニアが多い結果となりました。 (図13)
(図13)
全回答者(1,000名)に、自分にとってのヒーローを聞いたところ、1位「ウルトラマン」、2位「長嶋茂雄さん」、3位「父親」、4位「仮面ライダー」、5位「夫」となりました。ウルトラマンや仮面ライダーといったキャラクターや、長嶋茂雄さんといったプロ野球界を代表するスターのほか、父親や夫といった家族も上位にランクインしました。 (図14)。
(図14)
そして、全回答者(1,000名)に、人生で最後に乗りたい車を聞いたところ、1位「メルセデス・ベンツ」、2位「ポルシェ」、3位「BMW」と「フェラーリ」、5位「クラウン」となりました。人生最後の愛車は外国車にしたいと思っているシニアが多いようです。
男女別にみると、男女とも1位は「メルセデス・ベンツ」でしたが、男性の2位は「フェラーリ」、3位は「ポルシェ」となり、女性の2位は「BMW」、3位は「クラウン」となりました。 (図15)
(図15)
【シニアの楽しみ】
シニアの楽しみ 「旅行」がダントツ、女性シニアの3人に1人が「健康づくり」を生活の楽しみに
【シニアと家族の関係】
夫・妻はどんな人? 夫からみた妻では「料理上手」が最多、妻からみた夫では「やさしい」が最多
「これからも妻と仲良く暮らしたい」夫の86%、年齢を重ねるほど夫婦の絆が深まる傾向
最近1年間の孫出費 「外食」「旅行・レジャー」を孫と楽しむシニアが増加傾向
孫のために1年間で使った金額 平均128,269円、昨年より12,210円増加
孫がいる男性シニアの3割半が“教育じいじ”
【シニアの就労意向と学び直し意向】
「65歳以降の就労意向がある」シニアの3人に1人
「学び直し意向がある」シニアの3人に1人
シニアが学習したいこと 1位「語学」2位「歴史」3位「パソコン・インターネット」
学び直し意向がある男性シニアの2割弱が「プログラミング学習」に意欲的
シニアが学び直したい理由 トップ2は「教養を高めたい」「趣味を深めたい」
【シニアのスマホ利用】
シニアがスマホで行っていること 1位「メール」2位「通話」3位「ネット検索」
スマホを使う女性シニアの55%が「メッセージアプリ」を活用中
【シニアが選んだ ○○ランキング】
女性シニアが好きな芸能人 1位「嵐」、「佐藤健さん」がトップ3にランクイン
今年、男性シニアの心に響いた曲 1位「U.S.A.(DA PUMP)」
シニアにとってのヒーローとは? 1位「ウルトラマン」2位「長嶋茂雄さん」3位「父親」
人生最後の愛車を選ぶなら? 5位は「クラウン」、3位は「BMW」と「フェラーリ」、トップ2は?
◆シニアアナリストのコメント◆
(ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 シニアアナリスト 石川 久美子)
今回の調査は、シニア層のエネルギッシュな様子がうかがい知れる内容になりました。アンケートにお答えいただいた50~79歳のうち、50代では男性の9割、女性の5割が、60代では男性の5割、女性の3割近くが何らかの形で就業しています。世代もあるのか、女性については60代以上の世代は6割以上が専業主婦ではありますが、調査対象をトータルでみても、「シニア」層の半数が何らかの形で仕事をしているのです。また、65歳を超えて年金が受給できるようになっても、「仕事をしたい」「学び直しをしたい」がそれぞれ3割を超えています(図7、図8)。楽しみとして挙げたものは、男女どちらとも「旅行」が1位(図1)。孫がいるシニアについては、「孫と一緒に何かする」ことに対してお金を使う割合が昨年よりも目立って増えています(図5)。まさに「アクティブシニア」という言葉にふさわしい、元気で活動的な生活です。また、「夫・妻はどのような人か」という複数回答可の質問について、男女ともに3位に「実年齢より若く見える」がランクインしています(図2)。こうした活動的な生活が、シニア層を若々しく見せているのかもしれません。
◆アンケート調査結果◆
- シニアの楽しみ 「旅行」がダントツ、女性シニアの3人に1人が「健康づくり」を生活の楽しみに
まず、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1,000名(全回答者)に、現在の楽しみを聞いたところ、1位「旅行」(47.9%)、2位「テレビ/ドラマ」(34.3%)、3位「グルメ」(30.5%)、4位「映画」(26.0%)、5位「読書」(25.7%)となりました。
男女別にみると、「テレビ/ドラマ」(男性26.2%、女性42.4%)や「グルメ」(男性24.2%、女性36.8%)、「健康」(男性18.4%、女性32.2%)や「子ども/孫」(男性15.4%、女性26.2%)、「ファッション」(男性4.0%、女性23.4%)などにおいて、女性のほうが高くなりました。“テレビ視聴”や“グルメ巡り”、“健康づくり”や“子ども・孫と過ごす時間”、“オシャレ”などを日々の生活の楽しみにしている女性シニアが多いようです。 (図1)
(図1)
【シニアと家族の関係】
- 夫・妻はどんな人? 夫からみた妻では「料理上手」が最多、妻からみた夫では「やさしい」が最多
- 「これからも妻と仲良く暮らしたい」夫の86%、年齢を重ねるほど夫婦の絆が深まる傾向
続いて、配偶者がいるシニア(751名)に、夫・妻は、どのような人か聞きました。
まず、男性が妻のことをどのような人だと思っているのかをみると、1位は「料理が上手」(39.4%)、2位「明るい」(35.8%)、3位「実年齢より若く見える」(33.7%)となりました。妻に胃袋をがっちりとつかまれている男性シニアが多いようです。
次に、女性が夫のことをどのような人だと思っているのかをみると、1位は「やさしい」(40.8%)、2位「健康・体力がある」(33.9%)、3位「実年齢より若く見える」(29.7%)となりました。やさしい夫が自慢というシニア女性は多いのではないでしょうか。 (図2)
(図2)
また、これから(も)、パートナーと仲良く暮らしたいと思うか聞いたところ、「仲良く暮らしたい」が81.6%となり、大多数のシニアが、これからも夫婦仲良く暮らしたいと思っていることがわかりました。
「仲良く暮らしたい」と思っているシニアの割合を男女別にみると、男性86.0%、女性77.4%と、男性のほうが高くなりました。年代別にみると、50代76.2%、60代84.7%、70代87.5%と年代が上がるにつれ高くなりました。年齢を重ねるほど夫婦の絆は強くなっていくのではないでしょうか。 (図3)
(図3)
- 最近1年間の孫出費 「外食」「旅行・レジャー」を孫と楽しむシニアが増加傾向
- 孫のために1年間で使った金額 平均128,269円、昨年より12,210円増加
次に、孫がいるシニア(337名)に、孫との関係について聞きました。
まず、この1年間で、孫のためにお金を使ったことを聞いたところ、1位は「おこづかい・お年玉・お祝い金」(75.1%)、2位は「一緒に外食」(53.1%)、3位は「おもちゃ・ゲーム」(41.2%)でした。
昨年の調査結果と比較をすると、「一緒に外食」は2017年43.7%→2018年53.1%と9.4ポイント上昇し、「一緒に旅行・レジャー」は2017年22.0%→2018年30.0%と8.0ポイントの上昇となりました。孫との外食や旅行を楽しむシニアが増えているようです。 (図4)
(図4)
次に、この1年間で、孫のための出費があったシニア(312名)に、孫のために使った金額を聞いたところ、「5万円~10万円未満」(21.8%)が最多回答となり、平均金額は128,269円となりました。
昨年の調査結果と平均金額を比較すると、2017年116,059円→2018年128,269円と、昨年より12,210円高い結果となりました。 (図5)
(図5)
- 孫がいる男性シニアの3割半が“教育じいじ”
また、孫がいるシニア(337名)に、孫の教育について質問を行いました。
孫の勉強の世話(勉強を教えること)をしたいか、したくないか聞いたところ、「世話をしたい」は28.8%、「世話をしたくない」は48.1%、「わからない」は23.1%となりました。
男女別にみると、「世話をしたい」は男性では36.1%、女性では22.3%と、“教育ばあば”より“教育じいじ”が多いようです。 (図6)
(図6)
【シニアの就労意向と学び直し意向】
- 「65歳以降の就労意向がある」シニアの3人に1人
- 「学び直し意向がある」シニアの3人に1人
65歳以降の就労意向や、学び直し意向について聞きました。
全回答者(1,000名)に、65歳以降に、仕事をしたいか、したくないか聞いたところ、「仕事をしたい」は31.4%、「仕事はしたくない」は44.7%、「わからない」は23.9%となり、シニアの3人に1人が就労意向を持っている結果となりました。 (図7)
(図7)
次に、全回答者(1,000名)に、今後、学び直しをしたいか、したくないか聞いたところ、「学び直しをしたい」は33.1%、「学び直しはしたくない」は41.1%、「わからない」は25.8%となり、シニアの3人に1人に学び直し意向があることが明らかになりました。 (図8)
(図8)
- シニアが学習したいこと 1位「語学」2位「歴史」3位「パソコン・インターネット」
- 学び直し意向がある男性シニアの2割弱が「プログラミング学習」に意欲的
- シニアが学び直したい理由 トップ2は「教養を高めたい」「趣味を深めたい」
それでは、学び直し意向があるシニアは、どのようなことを学び直したいと思っているのでしょうか。
学び直し意向があるシニア(331名)に、今後、どのようなことを学習していきたいか聞いたところ、1位「語学」(53.2%)、2位「歴史」(36.0%)、3位「パソコン・インターネット」(30.5%)、4位「音楽」(27.5%)、5位「健康」(20.2%)となりました。
男女別にみると、「歴史」(男性45.1%、女性27.2%)や「プログラミング」(男性17.3%、女性4.7%)は男性人気が高く、「健康」(男性13.0%、女性27.2%)や「料理」(男性13.6%、女性23.7%)、「伝統芸能(華道・茶道・書道など)」(男性9.3%、女性23.1%)は女性人気が高いようです。 (図9)
(図9)
続いて、学び直し意向があるシニア(331名)に、学び直しをしたいと思った理由を聞いたところ、1位「教養を高めたいから」(57.4%)、2位「趣味を深めたいから」(52.3%)、3位「自分に自信をつけたいから」(24.5%)となりました。教養を身につけたい、趣味を追求したいとの思いが、シニアの学び直し意欲の源泉になっているようです。 (図10)
(図10)
【シニアのスマホ利用】
- シニアがスマホで行っていること 1位「メール」2位「通話」3位「ネット検索」
- スマホを使う女性シニアの55%が「メッセージアプリ」を活用中
続いて、シニアのスマートフォン利用について聞きました。
スマートフォンを利用しているシニア(650名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、1位「メール」(85.1%)、2位「通話」(79.7%)、3位「インターネット検索」(63.2%)、4位「天気予報チェック」(55.8%)、5位「ニュース閲覧」(54.9%)となりました。通話よりもメールを利用しているシニアのほうが多いようです。
男女別にみると、「写真撮影」(男性47.1%、女性57.6%)や「メッセージアプリ(LINEなど)」(男性43.4%、女性55.4%)、「電卓」(男性31.2%、女性49.2%)などは女性のほうが高くなりました。 (図11)
(図11)
【シニアが選んだ ○○ランキング】
- 女性シニアが好きな芸能人 1位「嵐」、「佐藤健さん」がトップ3にランクイン
- 今年、男性シニアの心に響いた曲 1位「U.S.A.(DA PUMP)」
シニアが好きな芸能人や今年心に響いた曲といった、エンタメ関連の質問を行いました。
まず、全回答者(1,000名)に、好きな芸能人を聞いたところ、1位「吉永小百合さん」、2位「嵐」、3位「タモリさん」と「綾瀬はるかさん」、5位「佐藤健さん」となりました。
男女別にみると、男性の回答では、1位は「吉永小百合さん」、2位は「タモリさん」「綾瀬はるかさん」「深田恭子さん」、女性の回答では、1位「嵐」、2位「吉永小百合さん」、3位「佐藤健さん」となりました。吉永小百合さんは、男女どちらからも支持されているようです。 (図12)
(図12)
次に、全回答者(1,000名)に、今年、心に響いた曲を聞いたところ、1位「Hero(安室奈美恵)」、2位「U.S.A.(DA PUMP)」、3位「Lemon(米津玄師)」となりました。
男女別にみると、男性の回答では、1位は「U.S.A.(DA PUMP)」、女性の回答では、1位「Hero(安室奈美恵)」となりました。DA PUMPが再ブレイクするきっかけとなった「U.S.A.」や、今年9月に引退した安室奈美恵さんの「Hero」が心に響いたというシニアが多い結果となりました。 (図13)
(図13)
- シニアにとってのヒーローとは? 1位「ウルトラマン」2位「長嶋茂雄さん」3位「父親」
- 人生最後の愛車を選ぶなら? 5位は「クラウン」、3位は「BMW」と「フェラーリ」、トップ2は?
全回答者(1,000名)に、自分にとってのヒーローを聞いたところ、1位「ウルトラマン」、2位「長嶋茂雄さん」、3位「父親」、4位「仮面ライダー」、5位「夫」となりました。ウルトラマンや仮面ライダーといったキャラクターや、長嶋茂雄さんといったプロ野球界を代表するスターのほか、父親や夫といった家族も上位にランクインしました。 (図14)。
(図14)
そして、全回答者(1,000名)に、人生で最後に乗りたい車を聞いたところ、1位「メルセデス・ベンツ」、2位「ポルシェ」、3位「BMW」と「フェラーリ」、5位「クラウン」となりました。人生最後の愛車は外国車にしたいと思っているシニアが多いようです。
男女別にみると、男女とも1位は「メルセデス・ベンツ」でしたが、男性の2位は「フェラーリ」、3位は「ポルシェ」となり、女性の2位は「BMW」、3位は「クラウン」となりました。 (図15)
(図15)
以上
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