小規模旅館でも低コストで英語・中国語接客に対応 音声AIフロントコンシェルジュサービスを開発支援
福島県の老舗旅館でAlexaスキル開発運用クラウドNOIDを使った取り組み
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)は、提供するAlexaスキル開発運用クラウド「NOID(ノイド)」を活用し、福島県会津東山温泉の老舗旅館「いろりの宿 芦名」の音声AIフロントコンシェルジュサービス(以下「あしな」)を開発支援しました。
「あしな」は、「いろりの宿 芦名」のフロントに置かれたAmazonのスマートスピーカーに話しかけることで利用できるAlexaスキルです。チェックイン手続きや施設情報、観光情報、バスやタクシーの時刻表などに対応しており、英語や中国語でのご案内が必要なお客さまの接客時に旅館のスタッフが伝えたいことを話しかけると、指定した言語で「あしな」が代わりに説明します。また、夕方以降など、スタッフが料理の配膳や食事会場での接客に集中しフロントが手薄になりがちなタイミングや、スタッフとの密なコミュニケーションを望まれないお客さまが直接使用されるシーンも想定しています。
東北地方の外国人延べ宿泊者数は昨年過去最高の121万人泊(1人2泊なら2人泊とカウント)を上回り※1、福島県に関しては伸び率全国2位(前年同期比+184.6%)を記録するなど、確実に客数が伸びてきています※2。その一方、外国人観光客に対応できる人材は非常に乏しく、優先度やコストの問題からもなかなか対応が進まない状況がありました。本取り組みでは、必要事項の説明を確実に行いトラブルを未然に防ぐ体制を整えるとともに、会津の魅力である日本酒の飲み方や温泉の入り方、武家の歴史案内などおもてなしの要素も取り入れ、東北・福島への年間外国人観光客来訪数のピークを迎える10月から11月にかけて、満足度の高い体験の提供を目指しています。
※1)2019年3月5日東北運輸局調べ
※2)楽天トラベル「2018年インバウンド人気上昇都道府県ランキング」調べ
「あしな」接客補助限定プランについて
「いろりの宿 芦名」では、「あしな」の接客補助に予め同意いただけるお客さまに向け、期間限定で素泊まり・遅めチェックインの格安プランをご提供しています。よろしければご利用ください。
・プラン名:
【超直前割】楽天限定♪ビジネスの方におすすめ!見つけたらラッキーのほったらかし温泉プラン(素泊まり)
・実施期間:
2019年09月15日(日)〜2020年01月31日(金)
・詳細:
詳細とお申込みは楽天トラベル内「いろりの宿 芦名」の「プラン一覧」よりご確認ください。
・楽天トラベル「いろりの宿 芦名」URL:
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/5887/5887.html
Alexaスキルとは
Alexaスキルとは、Amazon社のスマートスピーカー「Echo」シリーズ等で動くアプリを指し、スマホアプリと同様、サードパーティーの事業者や個人が開発・制作することが出来ます。作成したAlexaスキルは、Amazon側の審査を通過するとAmazon Alexaスキルストアに公開され、Alexaを搭載したデバイスに「アレクサ、●●(作成したスキル名)を起動して」などと呼びかけて使えるようになります。
Alexaスキル開発運用クラウド「NOID(ノイド)」とは
NOIDはアイリッジが提供する、プログラミング不要で簡単にAlexaスキルが作れるクラウドサービスです。WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って「ユーザーのどんな呼びかけに対して(input)」「音声アシスタントに何をさせるか(output)」をマウス操作あるいはテキスト入力していくだけで、スキルの制作からストア公開まで直感的にワンストップで行うことが可能です。自分用のアプリを作りたい個人の方から商用にアプリ開発を行いたいプロクリエイターや法人の方まで幅広く利用していただけます。
・公式サイト:https://www.noid.ai/
・操作画面デモンストレーション動画:https://vimeo.com/288283634
株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/
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