サービス業の労働市場変革を目指す新サービス「ABILI Career」を今春リリース

店長の負荷を軽減し現場従業員のキャリア形成を強力にサポート

ClipLine株式会社

ClipLine株式会社は新サービス「ABILI Career(アビリキャリア)」を今春リリースすることをお知らせします。非正規社員はサービス業を中心とした労働市場において重要な位置を占め、企業経営に不可欠な存在となっています。そのような状況で「ABILI Career」は非正規社員を含む現場従業員のキャリア形成を強力にサポートします。紙ベースでの管理体制に比べ、スキルチェックや承認のプロセスを短縮し、店長を始めとした管理職の負担を大幅に軽減します。
  • 開発の背景

当社は2014年に動画マネジメントシステム「ClipLine(現:ABILI Clip)」をリリースしました。「『できる』をふやす」をミッションに掲げ、GDPの約7割に該当するサービス産業の労働生産性向上に向けて支援を行ってまいりました。 

現場マネジメントの支援を行う中で、従業員のキャリア形成のフォローが大きな課題となっていることがわかりました。キャリア形成にあたっては個人ごとのスキル管理を厳密に行う必要があり、紙やExcelのチェックリストを使用しているケースがほとんどです。また、チェックリストの承認には複数の管理者が関わることが多く、手続きが煩雑で時間がかかります。さらに、これらの情報を体系的に管理するためには、データ入力や手動でのデータ統合などが必要になり、現場に大きな負荷がかかっている状態です。 

当社は「ABILI Career」の開発、活用推進を通して現場従業員のキャリア形成を後押ししてまいります。 


  • 店長の負担を軽減し現場従業員のキャリア形成を支援する「ABILI Career」     

ABILI Careerは現場従業員のスキルを定量的に可視化することができます。従来の紙やExcelベースの管理体制に代わり、デジタル化された効率的なプロセスを提供します。特に、店長を始めとした管理職の運用負荷を大幅に軽減します。

また、「ABILI Board」や「ABILI Clip」と組み合わせることで、店舗運営や従業員のスキル管理をさらに効率化できます。ABILI Boardにより店舗従業員のスキルやステータスを包括的に管理し、店舗ごとの「戦闘力」を可視化します。 ABILI Clipでは個人の役割やスキルレベルに応じた動画教材を表示させ、自立学習を促します。

これにより店長や先輩従業員の指導時間を削減し、従業員は自分のペースで学ぶことができます。


  • ABILIサービスラインナップのご利用イメージ

  • 代表取締役社長 高橋 勇人のコメント

ClipLine株式会社を創業して10年が経過しました。私はサービス業を始めとする多拠点ビジネスの現場に入り込んで経営支援を行ってきましたが、非正規社員が働く環境や待遇の状態に衝撃を受け、彼らのQOL向上を目指してABILIシリーズを開発してきました。「ABILI Career」は、企業が直面する現場の負担軽減や離職率削減、非正規社員を含む現場従業員のキャリアサポートにおいて画期的な解決策を提供します。開発は順調に進捗しており、今年の春にリリースを予定しています。


  • 参考:非正規社員の現状

非正規社員の増加と企業経営におけるその意義                                      
非正規社員は、サービス業を中心とした労働市場において重要な位置を占めるようになり、企業経営において不可欠な要素となっています。企業側は、繁忙期と閑散期の労働力差を埋め、柔軟な人員配置を可能にするため、非正規社員を積極的に活用しています。企業側、労働者側双方のニーズが合致した仕組みとして広く利用され、過去30年間で大幅な雇用者の増加につながったのです。

              ▲30年間で非正規社員は倍以上に増えている


現場の負担と非正規社員の問題点                                      
しかし、現場の負担軽減という点で非正規社員にはいくつかの課題があります。頻繁な人員の入れ替わりは、研修や管理のコスト増加をもたらし、結果として労働者と企業双方に負担をかけています。また、非正規社員は給与格差やキャリアの停滞といった問題に直面しており、これらは長期的な労働力の安定に影響を及ぼします。

▲青色が広義のサービス業に該当。離職や入職率が高いとノウハウが蓄積せずコストや育成負担が増える


エッセンシャルワーカーとしての重要性                                      
特にコロナ禍においては、多くの非正規社員がエッセンシャルワーカーとして重要な役割を果たしていることが再認識されました。彼らは社会インフラの一翼を担い、その数は総労働力の約4割にも上る2,000万人に及んでいます。非正規社員の給与は、長期間就労していても時給1,000円前後にとどまり、正社員と大差ない仕事をしているにもかかわらず給与格差は大きく、年齢を重ねても給与が上がらないという構造的な問題を抱えています。この現状は、労働市場における格差の問題を浮き彫りにしています。

  • ABILIについて                                      

ABILIは多拠点ビジネスの状態や課題を見える化し、バラつきを改善することで提供価値と利益の最大化を推進する総合プラットフォームです。

  • ClipLine株式会社について

「『できる』をふやす」をミッションに掲げ、2014年の「ClipLine(現ABILI Clip)」リリースにより、GDP の約7割を占めるサービス産業を始めとした多拠点ビジネスの労働生産性向上を支援してまいりました。外食や小売企業の導入から始まり、介護、運輸など様々な生活サービス領域で売上向上、離職率削減、教育時間短縮などの成果を創出してきました。2023年9月にはClipLineのサポート範囲を大幅に拡大し、顧客の課題に徹底的に寄り添った総合的なプラットフォーム「ABILI」を新ブランドとしてリリースしました。 


代表者   :代表取締役社長 高橋 勇人

設立    :2013年7月11日

所在地   :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町 15 グランファースト神田紺屋町 5F

資本金   :4億円(資本準備金含む。2023年8月31日現在)

企業サイトURL :https://corp.clipline.com/

サービスサイト :https://service.clipline.com/

事業内容 :多拠点ビジネスの潜在力を引き出す「ABILI」の開発・運営、及び経営コンサルティング  


  • 報道関係者のお問い合わせ先

ClipLine株式会社 担当:井上 

TEL:03-6809-3305  Email: pr@clipline.jp

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会社概要

ClipLine株式会社

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URL
https://service.clipline.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト神田紺屋町5F
電話番号
03-6809-3305
代表者名
高橋勇人
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2013年07月