<開催レポート>中部国際空港セントレア 第2ターミナル供用開始に先立ち「旅客ハンドリング総合訓練」を実施 ターミナル内の最新設備をメディア初公開!
本訓練は、第2ターミナル供用開始前に行われる唯一の大規模な訓練で、全300名の模擬旅客が、約60名ずつ5組に分かれ、それぞれが指定された国際線の便を利用するという想定で実施され、第2ターミナル内における手荷物預けや保安検査、搭乗ゲートまでの出発フローならびに、手荷物受取等の到着フローを確認しました。
また、今回の訓練にて、第2ターミナル内の施設がメディアに初公開されました。
登壇した中部国際空港 取締役執行役員 空港運用本部長 八鍬 隆は「この訓練を通して、第2ターミナルに関わる関係者間の連携を改めて確認するとともに、大人数の模擬旅客による潜在的な課題を抽出し、円滑な供用開始につなげることを目指して参ります。」述べました。
【訓練概要】 ■訓練名 : 第2ターミナル「旅客ハンドリング総合訓練」 ■日時 : 2019年9月3日(火) 13時00分~17時00分 ■場所 :中部国際空港第2ターミナルビル内 ■主催 :中部国際空港株式会社 ■登壇者 :中部国際空港 取締役執行役員 空港運用本部長 八鍬 隆 ■参加者 :模擬旅客約300名 空港関係者約150名 (航空会社、税関、出入国在留管理庁、検疫所、警備会社、ボランティアなど) ■目的 :第2ターミナルの円滑な供用開始ならびに運用実現のための空港関係者間の連携の確認 大人数の模擬旅客による、潜在的な課題のあぶり出し |
旅客ハンドリング総合訓練プログラム紹介
■出発ロビー チェックイン
■高性能X線検査装置やスマートレーンを活用した保安検査、出国審査
■搭乗口通過、到着
■検疫、入国審査、手荷物受取、税関検査
中部国際空港 取締役執行役員 空港運用本部長 八鍬 隆 挨拶
今回の訓練は模擬のお客様にご協力いただき、実際と同様の搭乗、降機における手続きもしながら、出発と到着フローに何か問題がないかをチェックすること主眼に行いました。訓練後に実施するアンケートでは、デザインに関して、シンプルで分かりやすいといったことや、インスタ映えしそうとの好評をいただきました。また、懸念点であった動線の長さは、プロジェクトマッピングを映すなど工夫したため、気にならなかったとのコメントなどもいただきました。一方で場所によってはアナウンスが聞こえづらかったり、防火シャッターなどでサインが見えづらいという意見もありました。
今回の反省を活かし、T2供用開始までの残り約2週間で、改善に向けてできるだけのことをしていく所存です。
第2ターミナル施設概要第2ターミナルは、現ターミナルの南側、2018年10月12日(金)に開業したFLIGHT OF DREAMSの西側に位置しています。利便性と機能性を追求し、隣接するFLIGHT OF DREAMSやAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)とともに空港島南側の新たな賑わいの拠点とすることをコンセプトに整備を進めてきました。
供用開始日 :2019年9月20日(金)
年間取扱旅客数 :450万人(うち国際線300万人、国内線150万人)
延床面積 :約45,000㎡
構造 :2階建て2棟構成(本館・サテライト)
スポット/ゲート数:合計10スポット/14ゲート
第2ターミナル利用航空会社紹介
9月20日(金)の供用開始時点で第2ターミナルを利用する予定の航空会社は、ジェットスタージャパン、エアアジア・ジャパン、チェジュ航空、ティーウェイ航空、エアプサンの5社です。(※2019年8月1日時点)
【国内線ならびに国際線】
■航空会社:ジェットスタージャパン(GK/JJP)
就航都市(国内線):札幌・福岡・鹿児島・那覇(国際線):マニラ
■航空会社:エアアジア・ジャパン(DJ/WAJ)
就航都市(国内線):札幌・仙台(国際線):台北
【国際線】
■航空会社:チェジュ航空(7C/JJA)
就航都市:ソウル(仁川)
■航空会社:ティーウェイ航空(TW/TWB)
就航都市:ソウル(仁川)・済州・グアム
■航空会社:エアプサン(BX/ABL)
就航都市:釜山
※上記の就航都市は9月20日の供用開始時点の情報です。
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