【連載200回記念イベント】在米37年・浅田浩志先生に聞こう!日本人英語はなぜ通用しないのか
直訳を誤訳とし、意訳をすることが、なぜ通じる英語への道なのかを考える
【講演概要】
そもそも曖昧である日本語を基に、文法に則って単語を組み立てて出来上がった文は、意図するものとは異なった、おかしな英語となることがしばしばです。ネイティブスピーカーと互角にやり取りができるようになるには、彼らと同じように書いたり話したりする努力をすることから始まります。その努力には3つの大きな柱があります。1つの柱は「発音をまねる」こと、2つ目は「表現をまねる」で、今回連載200回を迎えた私の連載『この日本語、ネイティブなら何と言う?』は、その2つ目の柱「表現をまねる」部分を過去17年間扱ってきています。
さて、今回の講演では、3つ目の大きな柱である「意訳をする」について、その重要性を、例を挙げながら説明します。
ほとんどの日本人が、Invisible Teacher Syndrome (ITS: 見えざる教師症候群)を患わっていて、それが「点数はもらえるが実際は通じない英語」「英語が話せない英語教師が採点しやすいが、ネイティブが使わない英語」を生み出しているのです。ITSに関しては講演で詳しく説明しますが、長年にわたり日本の英語教育に深く根付いた問題で、教員用のアンチョコや受験勉強などの点数稼ぎ重視の弊害でもあります。
ITSからの脱却は、まずは発想の転換と学習姿勢を変え、「直訳はきっぱりと誤訳とし、意訳をする」ことから始まります。講演では、通じない「考えない直訳」から脱却して、通じる「考える意訳」へとどうやって移行するかを、具体的な事例を使いながら皆さんと探っていきます。
時間の許す限り、出席者参加型で進めたいと思っています。
【講師】
浅田浩志(あさだ・ひろし)氏
千葉大学工学部建築学科卒。ジョージタウン大学MBA取得。米国金融アナリスト(CFA)。
Dow JonesMarketsナショナル・アカウント・マネージャー、AIG米国本社日系企業担当ディレクター等を経て、現在、Research Inst i tute for Cross-Cultural Communication, L.L.C. 代表・プリンシパル。
主に管理職を対象としたマネジメントならびにコミュニケーションに特化した企業研修プログラムの開発・カスタマイゼーション・実施を行う。
NHK教育テレビ英会話講師(2008-’09)。
著書に『英語通ならこれだけは知っておきたい72の表現』(朝日出版社)など。
趣味はスキー、ローラーブレード、車を運転しながら家族に自慢の美声(?)で歌を聴かせること。
在米37年。
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日 時: 2024年1月26日(金) 19:00~20:00
会 場:東京都九段下駅近く
(詳細は参加者様にお伝えするほか、弊誌SNSなどに順次、情報を掲載いたします)
参加費: 1,000円(事前にご入金いただきます)
※定期購読者様と書店員様は無料です
※参加決定メールをお送りした後に、SMBC様よりクレジット決済のメールをお送りいたします
★お申し込みはこちらから
https://forms.gle/pMsGJcUpMLiYX9gE6
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▼浅田先生の連載が読める!『CNN English Express』について▼
https://ee.asahipress.com/about/
『CNN English Express』は、24時間ニュース専門放送局CNNの素材をもとに英語力の向上を図れる月刊誌です。大統領選、AI、セレブのインタビューなど、多彩なコンテンツのライブ音声を用い、リスニングをはじめとした語学の4技能を鍛えることができます。
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