スタディプラス、経済産業省の2022年度「未来の教室」実証事業の実施概要を発表
経済産業省の「未来の教室」は、様々な個性の子ども達が未来を創る当事者(チェンジメイカー)に育っていく学習環境を構築するために、「学びの自律化・個別最適化」「学びの探究化・STEAM化」「新しい学習環境づくり」の3つを柱に、2018年度より取り組んでいる実証事業です。
「未来の教室」のビジョンである「学びの自律化・個別最適化」の実現に向けたロードマップにおいては、生徒がEdTechを活用して学習計画と学習ログをもとに自己調整学習を行う未来が示されています。
スタディプラスが提供している「Studyplus for School」は、生徒と先生を学習管理アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを先生が見守り助ける、教育機関向け学習管理プラットフォームです。市販のデジタル教材との連携や自作の単語帳など、あらゆる教材での学習記録を付けることができるため、生徒たちの学習状況の一元管理が可能です。現在、学校や学習塾など約1,500校以上で導入されています。
スタディプラスは「Studyplus for School」を通じて、今回の実証事業に取り組みます。
■スタディプラスが取り組む実証事業の概要
学習計画と学習ログをもとに生徒が自らの学習進捗に合わせて学習する、個別最適な指導・学習のユースケース創出を目指します。実現に向けて必要となる、複数のEdTechサービスを活用した学習進捗状況の連携方法や、LMS(※)へのデータ連携における学校内外での課題等を調査・検証していきます。
※ LMS:Learning Management Systemの略称。学習教材の配信や成績などを統合して管理することができる、学習管理システムのことです。
実施場所 | 「Studyplus for School」を導入している学校および民間教育機関 ・クラーク記念国際⾼等学校 横浜⻘葉キャンパス(神奈川県) ・学校法⼈⽯川⾼等学校(福島県) など |
対象生徒 | 上記の教育機関に通う生徒 |
活用するデータ・検証方法 | 複数のEdTechサービスをLMS(Studyplus for School)に連携し、サービスを横断した学習計画策定及び学習進捗を把握し、検証を進める。 |
■実施対象教育機関からのコメント
クラーク記念国際⾼等学校 横浜⻘葉キャンパス | 未来の教室のビジョンである「学びの自律化・個別最適化」は、クラーク国際の教育の柱「個別最適な学び」に一致しています。この度の「Studyplus for School」の学習を通して、全国のクラーク生一人ひとりに寄り添う良質な学習・成長体験の機会提供を目指して参ります。 |
学校法⼈⽯川⾼等学校 | GIGAスクール構想や未来の教室のおかげでICTを利用した様々な学習ツールが次々と開発され、生徒たちの学び方が根底から変わりました。しかしながら、それぞれ独立しているものを学校内で担当者が何とかつなげて指導をしているのが実情です。生徒の学習ログの確認から学習管理までを一体化することができることは、今後全ての先生がICTを活用していくために非常に大切なことでしょう。本校での実証を通して、生徒の学びの効率化と、指導を行う教員の負担軽減などを期待しております。 |
実証事業の結果については、2023年3月にご報告を予定しています。
スタディプラスでは、ミッションである「学ぶ喜びをすべての人へ」の達成に向けて、教育データの一元化及び利活用を通じた、個別最適化学習の実現に向けた取り組みを今後も続けてまいります。
■「未来の教室」実証事業 概要
経済産業省が、「『未来の教室』ビジョン(2019年6月)」を踏まえ、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、1.学びの探究化・STEAM化、2.学びの自律化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを柱に、2018年度より取り組む実証事業です。
「未来の教室」ってなに? (「未来の教室 ~learning innovation~」サイト)
https://www.learning-innovation.go.jp/about/
■教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」 概要
スタディプラスが提供する「Studyplus for School」は、生徒と先生を学習記録アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを先生が見守り助ける、教育機関向け学習管理プラットフォームです。紙の教科書や参考書からデジタルの映像教材や演習教材まで、あらゆる学習ログを一元化・可視化することで、先生の業務負荷を軽減しながら、生徒一人ひとりの学びの個別最適化をご支援します。文部科学省CBTシステム「MEXCBT」と接続する学習eポータル。
2023年4月より大幅リニューアルし、生徒の入室、出席、予定、成績などの管理や、保護者・生徒との連絡など、多岐にわたる業務をデジタル化できる「教室管理システム」と、AIドリルを生徒に配信できる「教材配信システム」が使える無料プランの提供を開始。
現在、全国の学校や学習塾など約1,500校以上に導入されています。
https://for-school.studyplus.co.jp/
■スタディプラス株式会社 概要 https://info.studyplus.co.jp/
- 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
- 代表取締役:廣瀬高志
- 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の運営
- 設立:2010年5月20日
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像