三菱UFJ銀行と人的資本経営評価型ローンの契約を締結
経営戦略と連動した人財戦略を加速させ、新たな価値創出に取り組む
○ 人的資本経営の取り組みを評価しスコアリングを付与。基準をクリアした企業を対象とする評価型融資
○ 持続可能な社会の実現を目指し、全社員の思いを昇華させた企業理念や行動指針を策定
○ 社員一人ひとりのキャリア開発や女性活躍の強化により社員のウェルビーイングを高め、企業価値向上を目指す

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区、取締役頭取執行役員 半沢淳一、以下「三菱UFJ銀行」)と「人的資本経営評価型ローン」の金銭消費貸借契約を2025年3月27日に締結しました。
「人的資本経営評価型ローン」は、三菱UFJ銀行が企業の人的資本経営の取り組みを評価し支援する融資商品です。株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの一員である三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(以下「MURC」)が、日本格付研究所との連携で人的資本経営に対する客観的な評価を実施し、評価点や課題をフィードバックします。同行は、その評価結果が一定以上の企業を対象に「人的資本経営評価型ローン」の融資を行っています。
このたびミサワホームは、この人的資本経営評価において「進んでいる人的資本経営」との評価であるB+ランクを取得し、三菱UFJ銀行と「人的資本経営評価型ローン」の金銭消費貸借契約を締結しました。ミサワホームでは人的資本を重要な経営資本の一つに位置づけ、経営戦略と連動した人財戦略を行っています。2024年には、全社員向けアンケートや社員参加型ワークショップの意見を反映し、会社の存在意義「MISAWA PURPOSE」や、会社が成長するために大切な価値観・行動軸「MISAWA VALUE」を新たに定義※1。多様・多才な人材の協働による新たな価値の創出を目指してきました。
今後も人財戦略の高度化とステークホルダーへ取り組みの開示をさらに推進し、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献することで、持続可能な社会の実現と企業価値向上に取り組んでいきます。
※1(参考)ニュースリリース 企業理念 MISAWAアイデンティティ 「パーパス」「ビジョン」「バリュー」を策定(2024年8月2日)
■MURCによる「人的資本経営評価」で高い評価を受けた当社の取り組みの一例
[経営戦略]
・企業理念や中長期的な成長を実現するために必要な「MISAWA PURPOSE」「MISAWA VISION」とともに全社員で共有する価値観・行動軸「MISAWA VALUE」を定義
・人材に関するKPIを設け、主要KPIについて経営層が直接モニタリングを実施
[育成]
・キャリア希望や異動希望の情報はデータベースで一元管理し、人事異動や後継者育成などに活用
・階層ごとの共通項目や職能、行動特性をコンピテンシーとして定義
[従業員エンゲージメント]
・年に1回実施される従業員エンゲージメント調査において、会社の方向性に対する社員の理解や共感を調査
・エンゲージメント改善に向けたアクションプランを部門ごとに策定・実行し、翌年度の調査で改善度を確認
[健康・安全]
・ウォーキングキャンペーンや各種健康セミナーなど、全社員に対してさまざまな施策を実施
・従業員のウェルビーイング実現に向けたマネジメント体制を構築し、対策立案・実行・評価を効果的に実施
[ダイバーシティ]
・男女別の賃金差、主要な要因や改善策を厚生労働省データベース※2にて公表
・男性の育児休業取得率や介護休業取得者数など社内のダイバーシティ推進の状況を会社HP※3にて公表
・女性活躍を推進するため定量・定性それぞれ5つのKPIを設定、各項目について年度ごとに効果測定を実施
※2 女性の活躍推進企業データベース https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/detail?id=3978
※3 HEARTH Sustainability Report2024 https://www.misawa.co.jp/corporate/sr/pdf/csr2024.pdf
■そのほか外部評価紹介

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