全館空調(※1)と個別エアコン空調(※2)利用者の声から顧客ニーズを探る 「首都圏における戸建住宅の全館空調満足度調査」
~年間を通して安定した室温環境の実現で高い満足度に~
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)は、GREENOVATION(グリーノベーション)推進室にて「首都圏における戸建住宅の全館空調満足度調査」を実施しましたので、その分析結果をお知らせします。
Ⅰ.「首都圏における戸建住宅の全館空調満足度調査」トピックス
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温熱環境に対して全館空調利用者の約7割が満足(※3)で、個別エアコンと比較して20ポイント高い
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全館空調は全ての項目で6割以上の満足度(※3)となり、“大変満足”では「部屋間に温度差のない温熱環境」「夏涼しく冬暖かい室内空間」が最も高く29.1%
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全館空調選択者は個別エアコン選択者と比べ、住宅会社を選ぶ際に温熱環境や高断熱など全ての項目を重視する傾向。特に「高断熱・高気密であること」「夏涼しく冬暖かい室内空間」を重視
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温熱環境の良い家にできなかった、あるいは購入しなかった理由は「温熱環境及び温熱環境の良い家について知らなかったから」が最も多く30.1%
※1:アンケートにて全館空調を採用したと回答した方
※2:アンケートにて個別エアコン空調(エアコンを居間・寝室・子供部屋等の居室ごとに設置)を採用したと回答した方
※3:大変満足+満足の合計割合
Ⅱ.調査の概要
1.調査の目的:全館空調と個室エアコンの満足度を比較によって、全館空調の実態を探る
2.調査時期:2024年10月8日~15日
3.調査方法:WEBアンケート調査
4.調査対象:首都圏在住 30-79歳(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)
5.調査対象数:10年以内に戸建を新築した方 ①全館空調 237名 ②個別エアコン空調 736名
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-474d22038fcdcccace20d01f1e93a08f-2110x214.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
Ⅲ.調査結果概要
1.温熱環境に対して全館空調利用者の約7割が満足(※3)で、個別エアコンと比較して20ポイント高い
温熱環境に対する全館空調の温熱環境に関する満足度は70.1%となり、個別エアコン(50.1%)と比較して20ポイント高い結果となりました。(図1)また、季節ごとの調査では、全ての季節で満足度(※3)65%以上となり、特に冬の大変満足は 34.6%で、個別エアコン(17.3%)の2倍の高さでした。夏に関しては、個別エアコンと比較して22.6ポイントの差がつき全館空調の効果を感じやすいことが分かりました。(図2)
※3:大変満足+満足の合計割合
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-6a35fa7d645bd6eb76e5bb7159b03f8c-2104x362.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-ed11b3ba9132243dec26dbec02433722-2104x874.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
2.全館空調は全ての項目で6割以上の満足度(※3)となり、「部屋間に温度差のない温熱環境」「夏涼しく冬暖かい室内空間」の大変満足度が最も高く29.1%
全館空調と個別エアコンの満足度を項目別に見ると、全館空調は全ての項目で6割以上の満足度(※3)となりました。特に、「部屋間に温度差のない温熱環境」と「夏涼しく冬暖かい室内空間」は約3割が大変満足と回答しており、全館空調により適切な室温環境が保てていることが分かりました。(図3)
※3:大変満足+満足の合計割合
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-6d8da6b207037fc48547b28ef32a0c57-2104x970.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
3.全館空調選択者は個別エアコン選択者と比べ、住宅会社を選ぶ際に温熱環境や高断熱など全ての項目を重視する傾向。特に「高断熱・高気密であること」「夏涼しく冬暖かい室内空間」を重視
全館空調選択者は、住宅会社を選ぶ際に温熱環境や高断熱など、全ての項目を重視している方が多いことが分かりました。特に、「高断熱・高気密であること(36.3%)」と「夏涼しく冬暖かい室内空間(34.2%)」を重視している方が多く、住宅の検討段階から重視しているため、前述の2の満足度に繋がっていると考えられます。(図4)
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-d8777c6e50cc0eb3bdf6371c3044ce45-2031x507.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
4.温熱環境のいい家にできなかった、あるいは購入しなかった理由は「温熱環境及び温熱環境のいい家について知らなかったから」が最も多く30.1%
温熱環境についての意識や知識がなかったため、温熱環境のいい家にできなかった、あるいは購入しなかった人が3割を超えました。(図5)快適な空間の実現のためには、適切な室温管理が重要な要素であることを認識することで、より良い空調システムの選択が期待できます。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/166/73738-166-fbb89c3ab3f0502c4792f75937c56b94-2031x507.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
Ⅳ.調査の背景
近年の気候変動による異常な暑さや寒暖差が、ヒートショックや熱中症といった健康リスクを増加させています。特に首都圏では高温多湿の夏季において、家庭内での室温管理が課題となっています。在宅勤務の普及など働き方も多様化し家庭内での過ごし方が変化している中、適切な室温管理が健康と快適な生活に直結する重要な要素となっています。さらに、環境省なども高いエネルギー効率を持つ空調システム普及を推進しており、全館空調の導入が注目されています。
このような背景から、当社は「首都圏における戸建住宅の全館空調に関する満足度調査」を実施しました。顧客のニーズを把握することで、適切な空調機器を導入し、より快適で健康的な生活環境の実現に取り組んでまいります。
当社はこれからも人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支えるLONGLIFEな商品・サービスを追求することで、長く愛され続ける企業を目指していきます。
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