メンズ白衣「ショートコート・MOVE」が 2025年度グッドデザイン賞を受賞し、ベスト100に選出

メディカルアパレルブランド「クラシコ」

クラシコ株式会社

2025年10月15日 13時30分

テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社【創業：2008 年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役 CEO：大和新(おおわあらた)】は、このたび、当社が展開するメンズ白衣「ショートコート・MOVE」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2025年度グッドデザイン賞を受賞し、さらにグッドデザイン・ベスト100にも選出されたことをお知らせいたします。

「グッドデザイン・ベスト 100」とは

今回受賞した「グッドデザイン・ベスト100」は、2025年度グッドデザイン賞を受賞した作品の中から、未来を切り拓くデザインや新たな価値を示すデザインとして特に高く評価された100件に選出されるものです。

グッドデザイン賞WEBサイト：https://www.g-mark.org/gallery/winners/

グッドデザイン賞：審査委員の方からの評価コメント

「医療ユニフォームにおける環境配慮と使用時の快適性を高い水準で両立させている点が評価できる。AIアルゴリズムによる型紙最適化により、生地廃棄を大幅に削減するとともに縫製工程の負荷も軽減しており、製造プロセス自体から持続可能性を追求する革新性を示している。加えて軽量で動きやすいショートコート型のデザインは、シルエットの美しさと快適性を実現しており、医療現場での実用性を維持している。環境配慮、デザイン性、機能性の三要素を高度に融合させた先進的な製品である。」

デザインのポイント

AI型紙設計により生地廃棄率を低減
クラシコ史上最高の伸縮性と動きやすさを誇るショートコート
機能性とスマートなデザインを両立

医療ユニフォームからサステナビリティへ ― クラシコの新たな一歩

クラシコは、Synflux株式会社の独自システム「Algorithmic Couture」を活用し、白衣の3D設計データから生地廃棄を最小限に抑えた型紙を生成しました。従来、人の手で多くの時間を要していた型紙配置をAIで最適化することで、生地廃棄量は従来比36.6％削減、廃棄率も約9〜10ポイント低減。さらに縫製箇所を過度に増やさない設計により、工数や電力消費の削減にもつながりました。

完成した白衣は、スマートなシルエットと高い伸縮性を兼ね備え、軽やかで動きやすく、長時間の現場でも快適に着用可能。環境配慮・デザイン性・機能性を融合した、新しいアプローチの医療用白衣です。

クラシコはこれまで「デザイン性のある白衣」を通じて医療従事者の心を支えるユニフォームを追求してきました。今後もAIや最先端技術を取り入れ、生産過程における環境課題に正面から向き合いながら、持続可能で美しい医療アパレルを世界に発信してまいります。

尚、受賞に至るまでの開発ストーリーや、デザイナーの声をまとめた記事はこちらからご覧いただけます。
ぜひご覧ください。
note記事：https://note.com/classico/n/n9842694c5c07

製品概要

製品名：メンズ白衣：ショートコート・MOVE

発売日：2025年1月16日／発売中

販売価格：32,890円（税込）

詳しくはこちら：https://www.clasic.jp/products/B19

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として国内外問わず、広く親しまれています。

https://www.g-mark.org/