ハイブリッド・ワーク・モデルにおける競争上の優位性と企業の回復力を構築するにはスキルアップが必須
キャップジェミニの季刊誌(第2版):リモート環境では、生産性が向上し、運用コストが削減されていますが、従業員の福利を犠牲に利益が得られている可能性があります。
【2021年12月7日、東京発】
キャップジェミ二株式会社は、本日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが7月7日にリリースした「Conversations for Tomorrow」の第2版「The Future of Work Starts Now」[*1] の日本語版レポート『未来の働き方が今始まる』[*2] をリリースしました。このレポートでは、ハイブリッド・ワーク・モデルにおいて競争上の優位性と回復力を構築するにはスキルアップと新しい技能の習得が必須となる話題について特集しています。「Conversations for Tomorrow」には、主な世界的企業からの寄稿者の意見が掲載されており、ハイブリッドワーキングの正確な定義は多様であるかもしれないが、近い将来あるいは中期的な将来において100%社内モデルに戻ることはないという見解で一致しています。また、新しいワーキングモデルの課題と、テクノロジーによって働き方が見直されている中でスキルアップが必須となる理由についても説明されています。
キャップジェミ二株式会社は、本日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが7月7日にリリースした「Conversations for Tomorrow」の第2版「The Future of Work Starts Now」[*1] の日本語版レポート『未来の働き方が今始まる』[*2] をリリースしました。このレポートでは、ハイブリッド・ワーク・モデルにおいて競争上の優位性と回復力を構築するにはスキルアップと新しい技能の習得が必須となる話題について特集しています。「Conversations for Tomorrow」には、主な世界的企業からの寄稿者の意見が掲載されており、ハイブリッドワーキングの正確な定義は多様であるかもしれないが、近い将来あるいは中期的な将来において100%社内モデルに戻ることはないという見解で一致しています。また、新しいワーキングモデルの課題と、テクノロジーによって働き方が見直されている中でスキルアップが必須となる理由についても説明されています。
この第2版でキャップジェミニは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックをきっかけとして、組織の働き方、協業、人材の調達、従業員のモチベーションの向上に関して考えが大きく見直されている点について調査しています。また、失業率の増加やデジタル・スキル・ギャップの拡大[*3]に直面している女性や過小評価を受けている少数派、若年層など、特定の従業員層がどのような影響を受けるかについても考察しています。さらに、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)危機の失業への影響は、若年層では総人口の2倍にも達しており、2020年末時点では、OECD諸国で失業している若年層は2,340万人に達していることが報告されています。そして、あらゆるビジネスの進化に伴い、大きなチャンスと重要な人材問題の管理とのバランスを見出す必要があると結論づけています。
「Conversations for Tomorrow」には、Lynda Gratton氏(ロンドン・ビジネス・スクール実践経営学教授 )、Thierry Baril氏(Airbus、最高人事責任者)、Gloria Chen氏(Adobe、エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高人材責任者)、Kelly Palmer氏(Degreed、最高人材育成責任者)、Rémi Lugagne Delpon氏(L’Oréal、アジア太平洋地域担当Human Relations 部門シニア ・ バイス ・ プレジデント)、Peter Cappelli氏(ウォートン校、George W. Taylor経営学教授兼人事センター所長)をはじめとするリーダーからの寄稿やインサイトが掲載されています。
キャップジェミニ・インベント、人材および組織部門、専務取締役 Claudia Crummenerl氏のコメント:「未来の働き方によって多くの新たな機会がもたらされますが、その機会を利用するだけの十分な資質がないグループもいます。今日のビジネスは、生き残ることから、現在および将来の人材のためにハイブリッドモデルを最適化することに移行する必要があります。世界の労働力の若い従業員は、スキルギャップの拡大と自動化の向上の影響を受けやすく、特に弱い立場に置かれています。競争上の優位性と回復力を構築して維持するために、企業ではスキルアップと新しい技能の習得を、新たな社会契約における必須課題とする必要があります。これは、従業員の学習と養成において生涯にわたるパートナーの役割を果たすことになります。」
ANZ銀行最高経営責任者Shayne Elliott氏のコメント:「ビジネスリーダーは、ハイブリッド・ワーク・モデルを受け入れ、このモデルを競争上の優位性の根源として捉える必要があります。ハイブリッドモデルには、地理的な多様性の拡大から、従業員の家庭やワーク・ライフ・バランスの最適化に至るまで、無限の可能性があります。今日、ハイブリッドワーキングの活用に成功している企業が、次の20年にわたって未来への道を切り拓くことになるでしょう。」
「Conversations for Tomorrow」には、ハイブリッドモデルにおける長期的な持続可能性の確保を目的として、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートによる『未来の働き方が今始まる:リモートからハイブリッドへ』[*4]および『流動的な労働力の革命:AIと自動化の時代において成功の鍵となる融合型労働戦略とは』[*5]からのインサイトも掲載されています。
「Conversations for Tomorrow」第2版の電子版をダウンロードするには、以下をクリックしてください。
http://ow.ly/GIHc50H4TPo
キャップジェミニについて
キャップジェミニは、テクノロジーの力を活用して企業ビジネスの変革・管理を支援するパートナーシップにおけるグローバルリーダーです。キャップジェミニ・グループは、テクノロジーを通して人々が持つエネルギーを解き放つことで、包摂的で持続可能な未来を目指し、日々まい進しています。私たちは、世界約50ケ国の30万人に及ぶチームメンバーから成る、極めて多様的で責任感の強い組織です。キャップジェミニは、50年にわたって積み上げてきた経験と実績そして豊かな専門知識を活かし、クラウド、データ、AI、コネクティビティ、ソフトウェア、デジタルエンジニアリング、プラットフォームなど、急速に進化するイノベーティブなテクノロジーを原動力として、戦略から設計、オペレーションに至るまで、お客様の幅広いビジネスニーズすべてに対応して、お客様から厚い信頼をいただいています。グループ全体の2020年度の売上は、160億ユーロです。
Get The Future You Want – 望む未来を手に入れよう | www.capgemini.com
キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートについて
キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートは、デジタル全般に関するキャップジェミニの社内シンクタンクです。この組織は、大規模な従来型/既存のビジネスに対するデジタル技術の影響について調査し、その結果を公開しています。ここでは、チームがキャップジェミニのエキスパートたちによる世界規模でのネットワークを活用し、教育機関や技術パートナーたちと緊密に連携しています。キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートは、インド、シンガポール、イギリスおよびアメリカに専用のリサーチセンターを開設しています。独立系アナリスト企業からリサーチの品質を認められ、世界ナンバーワンの格付けを得ています。
詳細は、以下をご覧ください。 https://www.capgemini.com/jp-jp/capgemini-research-institute/
- 「Conversations for Tomorrow」の第2版「The Future of Work Starts Now」
http://ow.ly/z5G850H4TZv - 「Conversations for Tomorrow」の第2版『未来の働き方が今始まる』
http://ow.ly/GIHc50H4TPo - デジタル・スキル・ギャップの拡大
http://ow.ly/aA3V50H4U0a - 『未来の働き方が今始まる:リモートからハイブリッドへ』
https://www.capgemini.com/jp-jp/research/the-future-of-work/ - 『流動的な労働力の革命:AIと自動化の時代において成功の鍵となる融合型労働戦略とは』
https://www.capgemini.com/gb-en/research/fluid-workforce/
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