コロナ禍で打撃を受けた婚礼業界に回復の兆し 流通が広がる”染め花”を使ったウェディングの新ブランド「+couleur(プラスクルール)」を販売開始
カラフルに染色した花をプラス、オリジナル性のある装飾で結婚式を彩る
- 染め花をプラスしたウェディングの新ブランド「+couleur(プラスクルール)」
新型コロナウイルス感染拡大の影響により婚礼業界は大打撃を受けましたが、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、2022年の結婚式場が扱った取扱件数は73,070件と、コロナ前である2019年水準の約9割まで回復しています。
このたび第一園芸では、ウェディング事業をさらに拡大すべく、近年流通が広がっている人工的に染色した染め花を使った新ブランド「プラスクルール」を販売します。
「プラスクルール」は英語と仏語を組み合わせた造語で、「人工的な色を加えて特別感を演出する」という意味を込めています。自然界の植物が持つナチュラルな色に、あえて人工的に染色した染め花を加えることで、お二人こだわりのウェディングを色鮮やかに、特別感を演出します。
ブランドの特徴の一つは、ロケーション(場所)を花々と色で表現できることです。コロナ禍で結婚式を挙げることが当たり前ではなくなった中、「自分たちらしい結婚式がしたい」というニーズも増えています。新ブランドでは、コーディネーターがお二人の思い出の場所、お好みの色などを丁寧にカウンセリングして世界で一つだけのプラスクルールをご用意します。
第一園芸では今後も、花を通してお二人にとって特別な日である結婚式の思い出に彩りを添え、華やかで洗練された演出を提案してまいります。
- ロケーションから染め花で物語を紡ぐ「+couleur(プラスクルール)」の一例
タイトル【日比谷リュクス】ロケーション:日比谷 カラー:ゴールド&ブラウン
映画・演劇の街として煌びやかなイメージを持つ日比谷を自然の植物には存在しない特別な色「ゴールド」に染色したアスパラガスで表現。ブラウンやパープルなど濃厚な色合わせで、ラグジュアリーでリュクスな印象に。
タイトル【横浜ブリリアントブルー】ロケーション:横浜 カラー:ブルー
横浜の海や青空、夜景を感じるモダンでスタイリッシュな印象の花々。
港町横浜の風景をブルーのグラデーションで表現しました。自然界の花色で青は希少ですが、染め花ならではのラインナップを活かした鮮やかな発色の美しい色合わせです。
タイトル【軽井沢ブリーズ】ロケーション:軽井沢 カラー:グリーン
春から初夏にかけての緑美しい爽やかな風が吹く、軽井沢の草原をイメージしました。
草原の向こうに見える広大な森や山、軽井沢の美しい自然がみせる様々な緑を、みずみずしい花やグリーンで表現。高原のまぶしい太陽や爽やかな風も感じることができるような、ナチュラルで軽やかなデザインです。
- 染め花はトレンドアイテム。日本一の花市場も染め花でいっぱいに
1月21日の「スイートピーの日」にあわせて、全国の産地からこだわりのスイートピーが日本一の花市場、大田市場にある花卉卸大手の大田花きに集められました。
110品種のうち60%以上が染めたスイートピーという注目度の高さで、農家や産地も染め花に注目していることがわかります。
スイートピーには存在しない色合いの青系や黒・グレー、ブラウン、黄色やオレンジなど、モノトーンに近いシックなものからカラフルでポップな色合いまでトレンドの色を具現化したような品揃えで、花のプロたちも興味深そうにチェックしていました。
- 新ブランドに込めた想い
染め花は人工の色を吸着させた花のため、日本ではイミテーションなどネガティブな印象を持つ方もいらっしゃいますが、新井はパリの超一流ホテルのレセプションで大胆にあしらわれた染め花を見て、もっと自由に素材のひとつとして使うべきだと考え、プラスクルールの構想をスタートさせました。
染め花は既存の植物に染料を使って染色させるため、品種改良に頼ることなくトレンドの色をすぐに作り出すことができます。生産者もトレンドの色をリサーチし、消費者や花屋が求める色合いをスピーディーに提供しています。
また、生産者の染めの技術も向上。花に負担が少ない染料を使用し、浸す時間や温度等をきめ細かく管理しながら美しい色合いを持った染め花を作り出しています。自然の植物と比べても違和感のない染め花を入手できることから、染め花に特化した新たなブランドをスタートさせることとしました。
- 新井 光史コメント
ナチュラルとケミカルが織りなす微妙なニュアンスも楽しいもの。
私がパリで感じたように、もっと自由な発想でウェディングを花や色で表現し、お二人やゲストの方々にストーリーを共感していただき、感動を与えられたらうれしいです。
- 新井 光史プロフィール
1960 年 神戸生まれ。花の生産者としてブラジルへ移住。その後、サンパウロの花屋で働いた経験から、花で表現することの喜びに目覚める。フローリスト日本一を決めるジャパンカップで内閣総理大臣賞を受賞し
た第一園芸のトップデザイナー。また近年では、ウェディングやパーティー装飾、オーダーメイドアレンジメントの依頼のほか、さまざまなイベントに招致される機会も多く、国内外におけるデモンストレーション
やワークショップなど、日本を代表するフラワーデザイナーの一人として、幅広く活動している。著書に『TheEternalFlower』(Stichting Kunstboek)、『花の辞典』『花の本』(雷鳥社)『季節の言葉を表現するフラワーデザイン』(誠文堂新光社)などがある。
- プラスクルール概要
第一園芸のコーディネーターがお二人の思い出の場所、お好みの色などを丁寧にカウンセリングして世界で一つだけのプラスクルールをご予算に応じてご用意します。お気軽にご相談ください。
販売開始日:2023年3月20日(月)
価格:ゲストテーブルアレンジメント22,000円~、ブーケ44,000円~
フライヤーURL:https://www.daiichi-engei.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/64cddfbbc77e30457216402b9d626b27.pdf
- お取り扱いフラワースタジオ
神奈川:ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
千葉:浦安ブライトンホテル東京ベイ、グランドニッコー東京ベイ舞浜、ザ・クレストホテル柏
東海地方:オークラアクトシティホテル浜松
北陸地方:ANAクラウンプラザホテル金沢店、ホテル日航金沢店
関西地方:帝国ホテル 大阪、ホテル日航姫路、アニヴェルセル大阪、アニヴェルセル江坂
東北地方:ウェスティンホテル仙台
ケータリングでも承ります。詳しくはお電話かメールでお問合せください。
電話:03-6404-1541
フォーム: https://www.daiichi-engei.jp/contact/
【ウェディング・イベント装花、レンタルグリーンに関するお問い合わせ】からお願いします
- 第一園芸株式会社 概要
所在地:東京都品川区勝島1丁目5番21号 三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
代表者:代表取締役社長 伊藤昇
創業:1898年(設立1951年)
資本金:4億8千万円
株主:三井不動産株式会社(100%)
URL: https://www.daiichi-engei.jp/
- 三井不動産グループの SDGs への貢献について
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、つまりESG 経営を推進しております。当社グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
《本件に関する報道関係からのお問い合わせ》
第一園芸株式会社 ブランド推進部 谷中
Tel:03-6404-1501 / Mail:info_pr@daiichi-engei.co.jp
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