ユーフォリア、ONE TAP SPORTSにVivoo(大塚製薬)の尿を使った栄養モニタリングデータを連携開始

水分摂取の傾向を可視化し、作業員の熱中症への意識変容を支援!奥村組の建設現場において作業員の水分補給意識が向上。

株式会社ユーフォリア

アスリート向けデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を開発する株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮田 誠・橋口 寛、以下 ユーフォリア)は、大塚製薬株式会社が展開する、尿を使って測定できる栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」と「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」を連携し、熱中症対策ソリューションの一環として、Vivooの「水分レベル」の測定を通じた「日常生活における水分摂取の傾向」を可視化するサービスを提供開始したことをお知らせいたします。

ユーフォリアは本取り組みを通じて、スポーツ現場で10年以上にわたり磨いてきたコンディション管理の方法論を、建設業をはじめとする産業現場の作業員の安全衛生に応用し職場における熱中症による事故予防を推進してまいります。本連携により、計測指標の高度化と現場運用の両輪で熱中症対策の実効性を高めてまいります。

本連携の有効性は、株式会社奥村組の建設現場における実証ユースケース(2024年9月実施)で確認されました。Vivooを使用した作業員16名を対象とした2日間の調査では、始業前(出勤時点)に水分レベルが低い傾向にある作業員が16名中6名(37.5%)存在することが判明。「脱水を感じない」と回答した作業員は16名中13名(81.25%)だったため、「本人の自覚に頼らない水分摂取傾向の可視化」の重要性が浮かび上がりました。

■ 背景

厚生労働省「職場における熱中症による死傷災害発生状況」によれば、職場における熱中症による死傷者数は毎年増加傾向が続いています。特に建設業・製造業をはじめとする屋外・高温環境下での作業現場では、対策の実効性向上が経営課題となっています。

熱中症は、高温多湿な環境下で発汗による水分喪失が進み、体温調節機能が破綻することで発症・重症化します。そのため、作業前から作業中にかけて脱水状態を回避することは、熱中症の予防および重症化防止における基本的なアプローチのひとつとされています。

一方で現場では、「のどの渇き」や「だるさ」といった自覚症状や教育的な呼びかけに頼らざるを得ず、すでに脱水傾向にある作業員を客観的な指標で把握する手段が乏しいという声がありました。

ユーフォリアはスポーツ現場でアスリートのコンディションを支えてきた知見を、産業現場で働く方々──シフトワーカー、ドライバー、建設現場作業員といった、過酷な環境下でも安全に高いパフォーマンスを発揮することが求められる方々(以下「産業アスリート」)──の安全衛生に応用したいと考え、体重減少率から水分喪失の状態を把握する熱中症対策ソリューションを開発。

その過程で、本来は栄養状態をモニタリングするサービスである「Vivoo」(大塚製薬)を活用し、熱中症リスクの早期検知が可能になるのではないかと検討を開始。この度、VivooとのAPI連携を実現し、測定データがONE TAP SPORTSへ自動連携されるようになりました。これにより、日常的な水分摂取の傾向を客観的に確認でき、水分補給の意識向上につながるサービスの提供が可能となりました。

■ 連携の内容

(1)尿測定による「水分摂取の傾向」を可視化

大塚製薬が展開する栄養モニタリングサービス「Vivoo」を、ユーフォリアの熱中症対策プログラムの入力指標として位置づけます。Vivooは尿を使って、利用者の日々の食生活に関わる6つの項目(水分レベル、肉/野菜 バランス、ビタミンC、食塩摂取量、骨の健康にかかわるミネラル、酸化ストレス)を可視化するサービスです。

(2)ONE TAP SPORTSとのデータ連携

Vivooで測定された水分レベルデータを、ユーフォリアのデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」上で他のコンディション情報と統合管理します。これにより、現場管理者・産業医・健康管理担当者が、作業員全体の状態を一元的に把握できる運用基盤を整えます。

(3)熱中症対策ソリューションの計測精度向上

ユーフォリアはこれまで、奥村組と継続的に熱中症対策の高度化に取り組んできました。本連携により、Vivooの「水分レベル」の測定が新たに追加され、過去に実装してきた「AIによるアドバイス(出力側)」と両輪で対策の実効性を高めることが可能になります。

■ 奥村組での実証ユースケース(2024年9月実施)

【調査設計】

参加者:16名(建設現場作業員)

期間:2日間

1日目:普段の飲水量を記録(出勤時/昼食休憩前)

2日目:出勤時にVivooで「水分レベル」を測定 → 昼食休憩前および退勤前に飲水量を記録、終了後にアンケート実施

【主要な発見】

  • 始業前(出勤時点)に水分レベルが低い状態にある作業員が16名中6名(37.5%)存在することが確認された。水分レベルが低い作業員のうち、事前アンケートで『脱水を感じない』と回答した作業員が16名中13名(81.25%)だったため、本人の自覚に頼らない可視化の重要性が浮かび上がった

  • Vivoo使用後のアンケートでは、80%の作業員が「水分補給への意識が向上した」と回答し、客観的な可視化が現場の意識喚起に寄与することが示された

  • Vivoo使用後のアンケートでは、「業務前に自身の水分レベルを知ることは熱中症対策として有効」と回答した作業員が16名中15名(93.75%/有効+やや有効の合計)にのぼり、客観的指標による水分レベル把握への現場ニーズの高さが確認された

  • 客観的指標による可視化を起点に、現場運用の設計(目標摂取量の事前設定、声かけタイミングの設計、データの継続記録による振り返りなど)へつなげていく重要性が確認された

■ 実証ユースケース:株式会社奥村組 山口 治様(事業創生本部 事業開発1部 官民連携事業課)よりコメント

「実証では、始業前の時点で水分レベルの低い作業員が一定数存在し、その大半が自覚していないという重要な気づきが得られました。本人の自覚に頼らずに体の状態を可視化する有効性を確認できたことから、現在も本取り組みを継続しています。今後もユーフォリアと協働し、建設作業員の安全と健康を支える仕組みづくりを進めてまいります。」

■ 今後の展望

ユーフォリアは本連携によって得られるVivoo「水分レベル」のデータを、ONE TAP SPORTS上で既存の体重変動・自覚症状・AIアドバイスと統合し、現場運用にきめ細かく組み込んでまいります。また、本取り組みを建設業以外の作業現場(運輸・物流・農業・自治体、屋外スポーツイベント運営など)へ広げ、産業アスリートの安全衛生をデータの力で支える基盤として展開してまいります。

■ 出展のお知らせ:「第7回 九州 猛暑対策展」

本連携サービスを含む、ユーフォリアの熱中症対策ソリューションを直接ご紹介する場として、以下の展示会に出展いたします。九州地域の建設業・製造業・物流業をはじめとした事業者の皆様のご来訪をお待ちしております。

  • 展示会名:第7回 九州 猛暑対策展

  • 会期:2026年6月24日(水)・25日(木)

  • 会場:マリンメッセ福岡

  • ブース番号:AR-20

  • 公式サイト:https://hs-osh.jma.or.jp/kyusyu/exhibition

■ 栄養モニタリングサービス「Vivoo」について:https://www.otsuka-plus1.com/vivoo

「Vivoo」は、ヘルステック先進国アメリカで2020年に誕生し、2024年9月から大塚製薬が日本での展開をはじめた、尿を用いた栄養モニタリングサービスです。「Vivoo」は、専用の試験紙(ストリップ)に尿をかけ、アプリで読み取ることで、手軽に食生活の傾向に関わる6項目を測定でき、その結果はすぐにアプリ上で確認できます。測定結果に応じて、管理栄養士が監修したアドバイスが提供され、健康的な生活習慣をサポートします。 

(※栄養状態のモニタリングを目的に設計されており、特定成分の慢性的な過剰・欠乏状態を評価するものではなく、疾病等の診断・治療・予防をすることはできません。)

■ ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)について:https://one-tap.jp

「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・トレーニング機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータマネジメントシステムです。

アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートしています。現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1,700チーム以上に導入されています。

■ 株式会社ユーフォリア について

ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。スポーツ選手のコンディション管理・ケガ予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」、スクール・部活動のための運営管理アプリ「Sgrum(スグラム)」、各種団体のためのグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+(プラス)」などを開発・提供しています。さらに、これまでスポーツ界で培ってきたノウハウを生かし、一般企業のビジネス課題を解決する事業も推進中です。

本社  :東京都千代田区麹町4-8-1 麹町クリスタルシティ東館10階

設立  :2008年8月18日

代表者 :代表取締役 宮田 誠・橋口 寛

事業内容:スポーツ領域における ITソリューション提供(コンディショニング管理・各種データベース開発・コンサルティング)、スポーツマーケティング(戦略構築・商品企画・実行支援)、スポーツデータサイエンス、臨床研究支援、健康経営支援

URL  :https://eu-phoria.jp

関連URL:ONE TAP SPORTS: https://one-tap.jp

  Sgrum: https://service.sgrum.com

  らくらく連絡網+: https://www.ra9plus.jp

【本件に関するメディア関係者お問合わせ先】

株式会社ユーフォリア 広報担当 E-mail:pr@eu-phoria.jp

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会社概要

株式会社ユーフォリア

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URL
https://eu-phoria.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区麹町4丁目8-1 麹町クリスタルシティ10階
電話番号
-
代表者名
橋口 寛
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年08月