子育て世帯の8割が自宅のワークスペースに「困りごと」あり、でも9割が「引き続きテレワークを続けたい」企業のオフィス回帰&国のリモートワーク推進でより多様な働き方へ
夏休み直前!都内在住の子育て中の方に意識調査コロナ直後比で、ワークスペースは「固定化」&「個室化」が進行
背景
2023年に入り各地で路線価や地価が回復傾向にありますが、その一つの要因として、新型コロナの感染症法上の分類が5月に「5類」へ移行したことを受けた企業の「オフィス回帰」の動きが言及されています。一方で、総務省や厚生労働省、東京都なども、子育て世帯を中心としたテレワークの有効な活用を推進するなど、コロナ禍を経て出社とテレワークを組み合わせる多様な働き方が定着し、住まいにも多様な機能が必要となりました。
また、7月といえば子ども達が夏休みを迎える期間に突入します。テレワークを実践する子育て中の方にとっては子ども達の居場所と仕事をする場所の兼ね合いに、頭を悩ませるシーズンとも言えるでしょう。
そこで今回は、都内在住の子育て世帯に対してテレワークに対する希望を聞くとともに、コロナ禍を乗り越えた今、住まいのワークスペースの状況を2020年と比較する調査を行いました。
調査サマリ
■現在テレワークをしている子育て層は、9割が今後もテレワークを続けたい
■在宅時に仕事をする場所は、2020年が2~3か所と分散的であったのに対し、2023年は8割が1か所となり、ワークスペースが固定化し、さらに個室化が進んだ。
■一方で、8割以上がワークスペースの困りごとを抱えており、設備の困りごとよりも子どもが関係することが多いことが判明。
調査結果
■現在テレワークをしている子育て層は、9割が今後もテレワークを続けたい
子育て世帯にとっても、コロナ禍は苦難の連続でした。突然のテレワークのスタート、子どもの学校でもリモートスタディや学習のICT化が急速に広がりを見せ、仕事や勉強するためのスペースやインターネット環境を整えるのに必死な方も多かったのではないでしょうか?そんな風に始まったテレワークですが、現在もテレワークを行っている方に聞いたところ、実に9割が「今後も続けたい」と回答しており、多くのメリットを感じていることが判明しました。オフィス回帰の流れもありますが、テレワークは多様な働き方を実現する手段として、出社と組み合わせることで継続され、定着していくでしょう。
■在宅時に仕事をする場所は、2020年が2~3か所と分散的であったのに対し、2023年は8割が1か所となり、ワークスペースが固定化し、さらに個室化が進んだ。
コロナ禍当初は、家の中のどこで仕事をするのが効率的か試行錯誤を繰り返していた期間と言えるでしょう。一人当たりが仕事場として使用している数は、2020年は2~3か所と複数だったのに対し、2023年は1か所に固定される方が8割に上り落ち着いた様子が見られました。
では実際に働く場所はどこになったのでしょうか?2020年の調査では、1位「ローテーブル」(37%)、2位「ダイニングテーブル」(36%)、3位「ソファ」(30%)でした。なお、床の上(27%)、ベッドの上(19%)、ベランダ(9%)なども一定の方が仕事スペースとして活用されていました。2023年は、1位が「ダイニングテーブル」(36%)、2位「個室の専用ワークスペース」(30%)、「寝室などの個室」(22%)という結果となり、個室化が進んでいることが分かりました。
■一方で、8割以上がワークスペースの困りごとを抱えており、設備の困りごとよりも、子ども関連が多いことが判明。
今後もリモートワークを続けたい方が9割を占めながらも、現在のワークスペースに関しては8割以上が困りごとを抱えていることが分かりました。特に困りごととして上位に挙がったのは、子ども関連の事象でした。困りごと1位は「子供が家にいるとWEB会議に参加するとき気を遣う」(43%)、2位「子供が話かけてきたり、生活音が気になり仕事の効率がさがる」(37%)、「子供の勉強(遊ぶ)スペースと、在宅ワークスペースがバッティングする」(30%)となり、ワークスペースでの困りごととして上位に上がることの多い「オンオフの切り替えができない」や「仕事に適した環境が整っていない」を上回る回答数となりました。
ちなみに、子どもが中学、高校、大学生の子育て層に同様の質問を行ったところ、「オンオフの切り替えができない」(39%)「WEB会議等の声により子どもの集中を妨げていそう」(20%)の割合が全体と比較して高くなり、年齢によっても悩みの種は変わることがわかりました。
リノベーション事例で見る「ワークスペース、それぞれの最適解」
今回の調査により、多く方がテレワークは続けたいが、未だお困りごとを抱えている様子が見られました。一方で、ワークスペースへの困りごとはご家族の年代や状況によって違い、解決策はひとつではないことも分かりました。そこで、本調査の締めくくりとして「リノベる。」の事例を通じて、ワークスペースの「それぞれの最適解」をご紹介いたします。
▽完全個室!でも家族と繋がりたい!を叶える室内窓付きワークスペース
https://www.renoveru.jp/renovation/188
間取りの中でひときわ目を惹くのは、広々としたリビンクの一角に設置されたネイビーカラーの小部屋。ご主人専用のワークスペースのこの部屋は、独立した空間でありながら大きな室内窓でつながっているので、家族の様子をいつでも窺うことができます。「家族それぞれが別々のことをしていても、お互いの気配を感じられるような家にしたかった」と話すご主人の想いを象徴する空間です。
▽靴をはくことで仕事モードをONにできる、土間×ワークスペース
https://note.renoveru.co.jp/n/ne6bc52267477
靴を脱ぎ履きすることで、仕事のオンオフを切り替えられ、在宅勤務が多い夫婦二人がそれぞれ快適に仕事できる仕様にしたこちらのワークスペース。目の前の窓は位置が低かったため、格子をはめて転落防止とデザイン性を両立しました。スマート照明を採用することで、集中するときは白色に、リラックスしたときには電球色に照明の色味や光量も調整しているそう。
▽趣味も仕事も叶う、混在ワークスペース
https://www.renoveru.jp/renovation/295
玄関横のストレージとワークスペースは、このおうちを象徴する「アウトドア」な場所。キャンプ用品や登山のギアが収納されているストレージの棚板と床材には足場板が使われ、土足もOKです。
「はなれの小屋をイメージしています」と旦那様。
ワークスペースでは旦那様がDIYや靴磨きをしたり、奥様がお仕事をすることも。こもって作業ができる空間なので、集中するのにぴったりです。
▽あえて扉をつけないことで、家族を感じられるワークスペースに。
https://www.renoveru.jp/renovation/301
リビングから寝室へ向かう廊下の脇には、扉のない秘密基地のような小さな書斎が。旦那様が一級建築士ということもあり、デザインや建築の専門書がズラリ。一人で集中したい時に、この書斎を活用されているそうです。
実はこの書斎、「リノベる。東京 銀座ショールーム」のクローゼットからアイデアを得たそう。廊下のくぼみにつくられた隠れ家風のクローゼットを見て、書斎にすることを思いつかれたとか。
調査概要
調査方法:webアンケート方式
調査機関:Freeasy
調査対象:東京にお住まいの子育てをされている方
有効サンプル数:265名
調査実施日:2023年6月22日(木)/6月27日(火)
調査主体:リノベる株式会社
※ 本リリース内容を掲載いただく際は、出典「リノベる調べ」と明記をお願いいたします。
ワークスペースを体感できるセミナーのご案内
●首都圏:リノベる。東京 銀座・有楽町ショールーム
仕事も趣味も充実させる、LDKとワークスペースが魅力の間取りを体感!
『中古マンション購入+リノベーション』基礎講座&見学会
https://www.renoveru.jp/events/sr01_ginza-yurakucho/showroom-ginza-yurakucho
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『中古マンション購入+リノベーション』基礎講座&見学会
https://www.renoveru.jp/events/sr01_utsubokoen_off/showroom-utsubokoen
●名古屋:リノベる。愛知 名古屋 久屋大通ショールーム
70㎡、4人家族を想定したおうちを体感!
『中古を買って、リノベーションのはじめ方』相談会&見学会
https://www.renoveru.jp/events/sr01_hisayaodori_off/showroom-hisaya-odori
会社概要
リノベる株式会社
リノベるは、ミッション「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」の実現に向け、リノベーションプラットフォームを構築し、事業を展開しています。
展開する事業は、国内No.1の実績を有する中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」や、法人向けにCRE戦略推進や有効活用ソリューションを提供する「都市創造事業」、そして、日本全国のパートナーへリノベーションに最適化されたノウハウやテクノロジーツールを提供するリノベDXプラットフォームです。
リノベーションは、建替え新築に比べCO2排出量や廃棄物排出量を大幅に削減することが可能です(※2)。リノベるは、リノベーションを推進することで、循環型社会の実現、カーボンニュートラル社会の実現に寄与してまいります。
会社名:リノべる株式会社
代 表:代表取締役 山下 智弘
資本金および資本準備金 6.69億円
設 立:2010年4月
所在地:本社 東京都港区南青山5丁目4-35 たつむら青山ビル
事業内容:テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォーム事業(個人向けマンション・戸建てのワンストップリノベーション、法人向け一棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の企画・設計施工及び運営、パートナー企業向けリノベDXプラットフォーム)
コーポレートサイトURL:https://renoveru.co.jp/
リノベる。URL:https://www.renoveru.jp/
都市創造事業サービスサイトURL: https://renoveru.co.jp/citycreate/
※1 ワンストップ型リノベーション売上高(リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2022』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位)
※2 2021年11月30日「リノベーションでCO2排出量を76%、廃棄物排出量を96%削減(※1) 脱炭素社会実現に向け、産学共同研究を実施」(リノベる株式会社)https://renoveru.co.jp/news/5273
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