インティメート・マージャー、商業不動産領域におけるDX戦略の高度化を支援する「オルタナティブリアルエステートデータ」を提供開始
~確度の高い潜在顧客や好条件の物件をいち早く発掘することが可能に~
国内最大級のパブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニー、株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下、当社)は、商業不動産におけるDX戦略の高度化を支援する新サービス「オルタナティブリアルエステートデータ」の提供を、2025年10月3日(金)より開始したことをお知らせします。
あわせて、次世代金融インフラの提供を通じて組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下、ナウキャスト)が開発した、業界特化型のデータ活用SaaS「DataLensHub」への技術提供も開始しました。

商業不動産領域では、これまで営業担当者の経験や人的ネットワーク、限られた市場データに頼って物件情報の収集や出店戦略を立てるケースが一般的でした。しかし、消費者ニーズの多様化や市場競争の激化、エリア特性の変化が加速する中、勘や経験に依存した判断では、潜在顧客や好条件の物件をタイムリーかつ的確に見極めることが難しいという課題が顕在化しています。さらに、従来の商圏データだけではリアルタイム性や行動データの把握に限界があり、機会損失につながるケースも増えています。
当社は、国内最大級のパブリックDMPを基盤に、Web閲覧履歴や位置情報、IoTデータ、SNS投稿データなど、従来型のビジネスデータにとどまらない多様なデータを統合・分析し、幅広い業界・職種の課題解決につながる「オルタナティブデータセット」の可能性を2024年12月より広げてきました。これら非伝統的なデータソースを活用し、より高度な分析や実践的なソリューションを提供するための「オルタナティブデータセット」構想を金融・小売・物流・製造業をはじめ、さまざまな業界の意思決定やビジネス変革を支援するための基盤整備を進めています。
今回、この「オルタナティブデータセット」を商業不動産領域に応用し、DX戦略の高度化を支援する新たなデータセットとして、「オルタナティブリアルエステートデータ」の提供を開始しました。
これにより、従来の限られた市場データや経験・勘に頼るだけでは見えにくかった潜在顧客の発掘やエリアの将来性評価を、データドリブンかつ多角的に実現することが可能になります。特に、不動産ディベロッパーや店舗ビジネス事業者においては、出店候補地の選定やリーシング営業の精度を高め、より確度の高い意思決定と営業効率の向上が期待されます。
本サービスは、ナウキャストが展開する業界特化型のデータ活用SaaS「DataLensHub」へ技術提供を開始しており、今後も商業不動産領域におけるDXを推進する企業やサービスへの技術提供を通じて、業界全体のデータ活用高度化を支援してまいります。
■「オルタナティブリアルエステートデータ」の特長
・効率的な営業活動・リーシング戦略を実現
エリア単位・法人単位の興味関心や消費動向にもとづき、効率的かつ精度の高い営業活動が可能になります。
・パーソナライズされたエリア提案・物件戦略
潜在的な需要やターゲット層に合わせたエリア選定や物件提案を行い、出店やリーシングの成功率向上に貢献します。
・多様なデータ連携による分析高度化
ナウキャストが保有する決済データ・人流データと、当社のインテントデータを組み合わせることで、多角的な分析が可能になります
当社は今後も「オルタナティブデータセット」の提供領域を拡大し、商業不動産に限らず、さまざまな業界・業種におけるデータドリブンな意思決定と企業のビジネス変革を支援してまいります。
■株式会社ナウキャストについて(https://nowcast.co.jp/)
株式会社ナウキャストは、東京大学経済学研究科渡辺努研究室における「東大日次物価指数(現:日経CPINow)」プロジェクトを前身として2015年に設立された、オルタナティブデータのリーディングカンパニーです。次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループにおいて、ビッグデータ解析事業を担っています。POSデータやクレジットカードの決済データ、求人広告データなどの「オルタナティブデータ」を多数扱い、生成AIを活用した事業者の業務支援に取り組んでいます。また、独自の経済指数を開発し、経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行い、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しています。
■インティメート・マージャーについて(https://corp.intimatemerger.com/)
「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、国内DMP市場導入シェアNo.1(※1)のデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」と「IM-UID」を保有するデータマーケティングカンパニー。約10億のオーディエンスデータ(※2)と高度な分析技術を掛け合わせたデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しています。また、プライバシー保護に関する取り組みとして、一般社団法人 日本経済団体連合会が掲げる「個人データ適正利用経営宣言」に賛同しています。今後はSales TechやFin Tech、Privacy TechなどのX-Tech領域に事業を展開し「データビジネスのプロデューサー集団」を目指します。
※1 出典元:「教えてURL Webサービス調査レポート 2024.3」
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