【ランクアップ×テクノーブル 継続的・発展的共同研究】3つの天然由来美容成分のゾンビ細胞による細胞老化拡大の悪循環を抑制する新知見を日本抗加齢医学会で発表
優れた保湿効果の3つの天然由来美容成分についてさらなる研究を実施。「ゾンビ細胞」として注目される老化細胞に対して、優れたエイジングケア効果を確認し、エイジングの悩みに新たな解決策を提供します。
研究の背景
株式会社ランクアップは、「たった一人の悩みを解決することで 世界中の人たちの幸せに貢献する」ということを企業理念に事業を 行っています。この「たった一人の悩み」とは、代表岩崎の、乾燥に よる肌悩みから会社がスタートしたことが根源になっています。 開発者自身の悩みを解決するための製品づくりは、「自分たちや お客様の悩みに真伨に向き合う」という企業姿勢の礎となり、同じ ように悩むお客様に共感を呼ぶことで、多くの方にご支持をいた だいております。
また、もう一つの行動指針である「挑戦」の下、新たな皮膚のエイ ジングケアに関する研究を行っており、今回新たな知見が得られた ので、学会にて口頭発表を行いました。
研究の概要
今回また新たな発見をもたらした研究対象の美容成分は、次の天然由来機能性素材からそれぞれ開発されたもの でした。各成分には、既に肌への機能性が既に確認されていました。
このように肌の表層にて、主に保湿に関わる新知見について一定の成果が得られましたので、引き続い て肌のエイジングにより深く関わる真皮層に関する研究に着手しました。
真皮の老化モデルについて
近年、真皮の老化モデルにおいて、SASP因子による老化スパイラルという考え方が広まってまいりました。SASP は、細胞老化随伴分泌現象(Senescence-Associated Secretory Phenotype)とも呼ばれ、生体内での細胞老化に 伴って、その老化した細胞から分泌され、他の正常な細胞を老化に導いてしまう現象が知られてきました。
SASP因子を分泌するようになった老化細胞は、他の正常な細胞に影響し、老化させ、仲間を増やす様子から、 「ゾンビ細胞」と表現されることもあります(図1)。 このような老化スパイラルを抑制するために、本研究で用いている3つの天然由来美容成分に関して、SASP因子 の分泌に対する効果を評価いたしました。
研究結果
結果を図2に示しました。SASP因子と考えられているTNF-α、TNF-β、MCP-3について、成人由来線維芽細胞で 分泌が亢進し、3つの天然由来美容成分添加で抑制されていることが確認されました。
つまり、SASP因子を分泌し、他の正常細胞を老化に導く可能性のある、いわゆる「ゾンビ細胞」と表現される状態 となっている細胞に対し、3つの天然由来美容成分添加によってSASP因子の分泌を抑制し、老化スパイラルの悪循 環を食い止めることができる可能性が示唆されました。
また、SASP因子の一つでもあり、細胞外マトリックス(ECM)成分を分解する酵素でもあるコラゲナーゼについ ては、成人由来線維芽細胞でその活性が亢進傾向を示し、3つの天然由来美容成分添加によって、活性抑制効果 が認められました(図3)。
3つの天然由来美容成分は、SASP因子の一つであるコラゲナーゼの活性を抑制することで、肌の老化を抑 制し、また、ハリ・弾力を保つ効果が示唆されました。
まとめ
我々が研究している、アッケシソウエキス、ハトムギ発酵液、グリーンルイボスエキスの3つの天然由来美容成分の 組み合わせは、「ゾンビ細胞」とも表現される、老化した細胞によるSASP因子の分泌を抑制し、このような負の連鎖 反応を抑制し、皮膚を若々しく保つ効果が示唆されました(図4)。
今後の展望
アッケシソウエキス、ハトムギ発酵液、グリーンルイボスエキス、これら3つの天然由来美容成分について引き続き 研究を行い、その成果をお客様へお届けできるよう検討してまいります。
株式会社ランクアップでは「たった一人の悩みを解決することで世界中の人たちの幸せに貢献する」という企業 理念のもと、お客様の悩みに真伨に向き合う姿勢で、さまざまな活動を続けて参ります。
ランクアップ公式サイト: https://rankuphd.jp
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