AI inside、オンプレミスで全文OCRを利用できる新製品を提供開始、セキュアな環境で高速に精度高くデータ化することで文書データ管理が可能に
AI inside は、オンプレミス環境で全文OCRを利用可能な新製品「全文OCR for Cube」を、2024年11月1日より提供開始することをお知らせいたします。本サービスは、AI-OCRサービス「DX Suite」の技術を活用し、APIを呼び出すことで、エッジコンピュータ「AI inside Cube」上で全文OCRをご利用いただけます。「全文OCR for Cube」により、契約書や各種技術文書、図面内のテキストなどを高速に精度高くデータ化することで、強固なセキュリティのもとでの文書データ管理が可能になります。
サービス紹介サイト:https://lp.dx-suite.com/full-page-ocr-for-cube
主な特長
1.高精度に高速データ化、大規模処理が可能
AI inside の文字認識AIエンジンは、手書き文字や活字を高精度に認識、デジタルデータ化することができます。また、最適化されたオンプレミスで運用することで、高速に大規模な処理が可能です。
2.高い要件を満たすセキュリティ
AI inside が独自開発したエッジコンピュータ「AI inside Cube」によるオンプレミスでの運用により、機密情報を外部に流出させるリスクを低減し、企業のデータセキュリティをより一層強化します。
3.諸表から図面まで多様な帳票に対応
定型・非定型に関わらず、さまざまな帳票フォーマットに対応しています。図面などの読み取り箇所が多く、規則性のない記載であっても、帳票内の全ての文字列を一括で読み取ることができます。
対象帳票とユースケース例
1.技術文書(主に製造業界向け)
技術文書やマニュアル、仕様書のデジタルデータ化において全文OCRを用いることで、これらの文書を迅速にデジタルアーカイブ作成を行い、サーチャブルPDFとして保存することで、必要な情報を容易に検索・抽出できるようになり、過去の資産を再利用することが可能になります。また、図面の差分比較にも活用できます。さらに、他のシステムと連携することで、デジタル化したデータをリアルタイムで分析・活用でき、製品の設計変更や製品開発のスピード向上が期待できます。
2.契約書
あらゆる業界で発生する契約書を、全文OCRを活用してデジタルデータ化することで、電子帳簿保存法に基づいた適切な管理が可能になります。APIを通じて、デジタル化した契約書の情報を他の業務システムと連携させることで、契約内容の検索や確認が容易になり、法的なリスクを低減しつつ、業務の効率化を図ることができます。
3.建築図面(主に建設/建築業界向け)
建築図面や設計図に全文OCRを用いることで、手書きの注釈や図面内のテキスト・記号を高精度に認識し、デジタルデータとして管理できます。さらに、他の資材管理システムやプロジェクト管理ツールと連携することで、設計変更や施工管理の際に必要な情報を迅速に取得でき、プロジェクトの進行がスムーズになります。
これらのユースケースは、全文OCRが特に効果を発揮する領域であり、この他にも金融・自治体・BPOなどのあらゆる業界における業務効率化とデータ管理の向上に寄与します。
「全文OCR」とは
全文OCRとは、帳票内の全ての文字列を一括で読み取るAIエンジンです。読取範囲の指定を手動で行う必要はなく、ページ全体を自動的に読み取ります。これにより、複雑なレイアウトや多様な形式の文書でも簡単にデジタル化が可能です。APIを通じて他のシステムと容易に連携させることができます。オンプレミスでのご利用は「AI inside Cube」上で、クラウドでのご利用は「DX Suite」にて提供しています。
セキュアなAI運用を実現するエッジコンピュータ「AI inside Cube」の詳細はこちら。
AI-OCRにより非構造化データを構造化する「DX Suite」の詳細はこちら。
社名:AI inside 株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表者:代表取締役社長CEO 渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。
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