福岡の大型複合ビル「ワンビル」、ワーカーの入退館に顔認証を導入

ワーカーズアプリでビル内の付帯施設予約等も可能に

株式会社ビットキー

株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:寳槻 昌則、以下「ビットキー」)は、西日本鉄道株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員:林田 浩一、以下「西鉄」)が「天神ビッグバン」エリア内で4月に開業する大型複合ビル 『ONE FUKUOKA BLDG.(以下、ワンビル)』にビットキーのオフィス向けコネクトプラットフォーム「workhub」が導入されたことをお知らせします。「workhub」はワーカーの利便性や生産性向上を目的に、ビル内の顔認証入退館システムやオフィスエリア勤務者向けのアプリとして導入されます。

■取り組みの内容

ワンビルでは、オフィスエリアの勤務者を対象に、「workhub」を活用して以下の体験を提供します。


「workhub」を活用したワンビルの取り組み

「workhub」は入退室管理システム、混雑状況の可視化、座席や会議室の予約、来訪者受付など、一般的に個別に提供されているシステムやアプリを、一つのアプリ・プラットフォームで提供しています。ソフトウェアとハードウェアの連携により、情報のデジタル化だけでなく、予約に応じたセキュリティの解錠や、ビーコン※1によるワーカーの位置情報検知と同僚への共有など、オフィスでの行動をよりスムーズかつ快適にすることができます。

この度ワンビルは、ワーカーの利便性や生産性向上を目的に、ビットキーの「workhub」を導入しました。

※1:ビーコンとは低消費電力かつ、近距離での無線通信ができる技術であり、数秒に1回、無線で半径数メートルから数十メートルの範囲に信号を発信する技術です。

【ワーカーとゲストの利用イメージ動画】https://bitkey.link/4pJrGM

■取り組みの特長

1, 顔認証入館システムにより、ワーカーは手ぶらで入館可能

ワンビルのワーカーはセキュリティゲートの認証端末に顔をかざすだけで、オフィスフロアや、7階のジムやシャワー室などの共用施設にも入ることができます。ICカードの携帯が不要なため、出勤時や両手に荷物を抱えている際にカードをかざす煩わしさから開放されるほか、ICカードの複製や盗難紛失によるセキュリティリスクもありません。

顔認証で入館する様子(7階)

2, あらゆるサービスを一本化したワーカーズアプリを提供

昨今の新築オフィスビルでは、ビル内の混雑情報確認システムやビル内飲食店からのクーポン配信アプリなど様々なシステムが導入されています。ワンビルでは、このような複数のシステム・サービスを個々に提供することで、ユーザーの使い勝手が悪くなることを見据え、複数のサービスの動線を一本化できるアプリを必要としていました。この度、「workhub」を導入したことで、ワーカーは以下のような複数のサービスに、ビットキーの「workhub」アプリを介して簡単にアクセス可能となります。

ワンビルにおけるワーカーズアプリの機能

①共用施設(7F共用会議室・ジム・シャワー室等)の予約・決済

②来訪者登録・受付

③空調の操作

④飲食店舗・ワーカーズラウンジ・喫煙室等の混雑状況の確認

⑤イベント情報の受信

⑥ビル内飲食店のモバイルオーダー※一部飲食店のみ

3, テナントは必要な機能を追加可能

「workhub」はテナントのニーズに応じて、後から必要な機能を追加することができます。例えば、専有区画内に顔認証を導入することで、テナントフロア内もICカードを持ち歩く手間を省けるほか、セキュリティレベルを向上できます。また、「workhub」アプリにて、オフィス内の座席予約機能を追加することで、フリーアドレスでも安心して、働く場所を確保することができます。機能は今後も追加されるため、働き方の変化や従業員の要望に応じて、常に最適なオフィス環境を構築できます。複数のアプリを使い分ける必要もなくなり、業務効率化にも貢献します。

<標準機能と追加可能な機能>
<専有区画内に顔認証を追加する場合のイメージ>

4,ゲストは事前登録により受付手続きなし・訪問先へ直行

ゲストは、オフィステナントから事前に発行を受けた二次元コードをセキュリティゲートにかざすだけで、入館することができます。ICカードの貸し借りや受付手続きの手間がなくなるほか、カードの紛失や持ち帰りなどのセキュリティリスクもありません。オフィステナントの担当者にはメールや「workhub」アプリ、ビジネスチャットツールで通知が届くため、内線電話等を受け取る必要もなく、フリーアドレスオフィスでもゲストの到着を把握することができます。

ゲストが二次元コードをかざして入館する様子

■取り組みの背景

アジアに最も近い都市・福岡市の天神エリアに位置するワンビルのオフィスは、ワンフロア約1,400坪を誇る西日本最大規模のオフィスビルです。BCP対策、セキュリティ対応、環境への配慮といった先進的な機能を備え、大規模無柱空間は大きな面積を必要とするテナントがワンフロアで納まり、効率的な利用が可能です。

このような中ワンビルは、昨今の働き方の多様化や、天神ビッグバンによるオフィス供給の増加を背景に、オフィスフロアに勤務するワーカーの満足度向上が重要テーマとなっていました。

「workhub」は一つのアプリで複数のビルサービスを利用可能な点や、オフィステナントがニーズに合わせて後から機能を追加できることから、竣工後もワーカーの利便性を向上できる点が評価され、導入に至りました。この取り組みにより、ワーカーはもちろん、ビルの管理者も複数のシステムを使い分ける必要がなくなり、利便性が向上します。

■今後の展開

今後はワンビル内で「workhub」を採用する場所や・空間の拡大、ビル管理会社、商業施設等の従業員を対象にしたサービス展開などを検討することで、「竣工後もアップデートするビル」を実現してまいります。

■ONE FUKUOKA BLDG.について

西日本鉄道株式会社が2025年4月24日に開業する、商業・ビジネス・カンファレンス・ホテルなど多様な機能を備えた、九州屈指の規模を誇る大型複合ビルです。

所在地 :福岡市中央区天神一丁目11番1号

敷地面積:約8,600㎡(約2,600坪)

延床面積:約147,000㎡(約44,000坪)

階数  :地上19階、塔屋1階、地下4階

建物高さ:約97m

設計者 :基本設計/株式会社日建設計

     実施設計/鹿島建設株式会社

外装デザイン   :Kohn Pedersen Fox Associates(KPF) 

          ※グランドロビー、スカイロビー、オフィス共用部等内装デザインも担当

商業内装デザイン :株式会社乃村工藝社

ホテル内装デザイン:中村拓志&NAP建築設計事務所

施工者      :鹿島・安藤ハザマ・松本・西鉄建設 特定建設工事共同企業体

用途       :オフィス、商業、ホテル、カンファレンス

竣工時期     :2024年12月27日

開業時期     :2025年4月24日 (予定)

ONE FUKUOKA BLDG. WEBサイト 
https://onefukuoka-building.jp/

【ビットキー 概要】

社名  :株式会社ビットキー

所在地 :東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン9F

代表者 :代表取締役社長 CEO 寳槻昌則

創業  :2018年8月1日

資本金 :20,312,720,300円(2024年12月31日時点 資本準備金を含む)

事業概要:ID認証・認可のためのプラットフォーム「bitkey Platform」の企画・開発・運用

     コネクトプラットフォーム「homehub」「workhub」の企画・開発・販売

     スマートロック等のハードウェア製品の企画・開発・販売

      ※「ビットキー」「workhub」は当社の登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ビットキー

62フォロワー

RSS
URL
https://bitkey.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋3丁目1−1 東京スクエアガーデン 9F
電話番号
-
代表者名
寳槻 昌則
上場
未上場
資本金
203億1272万円
設立
2018年05月