【家計の危機を立て直す方法ランキング】男女500人アンケート調査
家計の危機を立て直す方法に関する意識調査
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/31300 )
物価高などの影響で「家計が厳しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、全国の社会人男女500人に「家計の危機を立て直す方法」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:全国の社会人男女
調査期間:2022年12月6日~7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性354人/男性146人)
回答者の年齢:10代 0.6%/20代 18.0%/30代 40.6%/40代 25.4%/50代 12.8%/60代以上 2.6%
調査結果サマリー
・家計に危機感を覚えるとき1位は「貯蓄が増えないとき」
・家計の危機を立て直すために「支出を減らしている」が約5割
・家計の危機を立て直すための具体策1位は「食費を見直す」
家計に危機感を覚えるとき1位は「貯蓄が増えないとき」
全国の社会人男女500人に「家計に危機感を覚えるとき」を聞いたところ、1位は「貯蓄が増えないとき(33.4%)」でした。
2位「出費がかさんだとき(14.8%)」、3位「お金のために我慢するとき(14.4%)」、4位「急な出費があったとき(9.8%)」と続きます。
貯蓄を家計のバロメーターにしている人が多いとわかります。
また「お金のために好きなものを我慢するときや、お金がなくて外食に行けないとき」という声もありました。
実際に「貯蓄が減った」「赤字」などの問題が起きていなくても、「自由にお金を使えない現状」「余裕がない状態」に危機感を覚える人も多いようです。
<1位 貯蓄が増えないとき>
・貯金用に回そうと思ったお金がカードの支払いなどで必要になり、結局貯金ができなかったとき(26歳 女性)
・節約術を使って切り詰めているつもりなのに、貯金がほとんど増えないとき(30歳 女性)
・通帳の残高が徐々に減っていくのを見たとき(55歳 男性)
「予定していたほど貯蓄に回せなかったとき」「貯蓄を取り崩したり、貯蓄額が減っているのを見たりしたとき」などに危機感を覚える人が多数。
「貯蓄したい」という意識が強い人ほど、危機感は強くなりそうですね。
<2位 出費がかさんだとき>
・「車のタイヤ代」「家電の購入」など、大きなお金が出ていくとき(28歳 女性)
・衝動買いしてしまったとき(32歳 女性)
・子どもたちの進学時期(48歳 男性)
「衝動買いしてしまった」「仕事が忙しく、ランチや夕食が外食メインになってしまった」などの場合には、一時的に出費が増えてしまいますよね。
出費がかさんだことにより、カードの引き落としや光熱費の支払いにしわ寄せがあると大変ですね。
また税金や車の維持費など「予め支払いがあるとわかっていた出費」であっても、一気に支払うと家計に危機感を覚える人も多いようです。
<3位 お金のために我慢するとき>
・友達に誘われたりしても、金欠で外食にいけない(26歳 男性)
・牛肉や海老など、好きな食べ物が買えなくて我慢するとき(30歳 女性)
・趣味関連アイテムの購入を躊躇してしまう。高い食材を買い控える(49歳 男性)
「自由に使えるお金が少ないとき」「贅沢できないとき」と言い換えてもいいでしょう。
お金がなかったり収支が心配になったりして「趣味アイテム」「洋服」「外食」などを我慢するとき、危機感を覚える人も多くなりました。
「今まで気軽に購入していたものが買えなくなった」という場合は、とくに強く危機感を抱きそうです。
<4位 急な出費があったとき>
・月の出費にイレギュラーが出てしまったとき(30歳 男性)
・家電が続けて壊れたとき(47歳 女性)
・医療費など、予定外の出費がかさんだときです(57歳 男性)
「冠婚葬祭」「家電の故障」「病気やケガ」などで、予定外の出費が発生したときに「まずい」と感じる人もいます。
急な出費に備えて「予備費」をつくっていても、出費が高額だと対応しきれないこともあるでしょう。
例えば「事故で車を買い替えなくてはいけなくなった」「大型家電が立て続けに壊れた」などの場合です。
そもそも予備費をもてないほど余裕のない家計なら、なおさら急な出費の影響は大きくなります。
<5位 食費・光熱費が高いとき>
・物価上昇。スーパーで食品を買うとき、やはり毎日買うものなので、値段が上がっていると「量を減らしたり質を落としたりしないといけないな」と考えてしまいます(29歳 女性)
・思ったよりもガス代や電気代が高額で、値上げの影響を強く感じたとき(34歳 女性)
・食品や電気料金などが値上がりするというニュースを見たとき(40歳 男性)
光熱費の請求額を見たり、スーパーで食品の値段を見て「高くなった」と感じる人も多いのではないでしょうか。
物価高だと以前と同じものを買っていても生活費が増え、家計は厳しくなります。
「光熱費や食品が値上がりする」というニュースを見て、危機感を覚えた人もいました。
値上げが何度も続くと「どうしよう」と思ってしまいますよね。
<同率5位 赤字になるとき>
・収入より支出が多いときや、赤字が数ヶ月続いたとき(28歳 男性)
・家計簿をつけていてマイナス収支が続いたとき(34歳 女性)
・どんなに頭を捻っても赤字予算で、実際には予算をさらに上回るほどの赤字になるとき(46歳 男性)
一時的な赤字なら「今月は仕方ない」と思えますが、赤字が続くようだと危機感は強くなるでしょう。
赤字続きなら収支のバランスを根本的に見直す必要があります。
<7位 収入が少ないとき>
・夫のボーナスが減ったとき(28歳 女性)
・固定給ではないため、給料が低めの月は家計が厳しくなります(36歳 女性)
時間給や出来高制で働いていると、収入が少ない月は生活が苦しくなりがちです。
また固定給の正社員でも「ボーナスが減った」「残業しなくなった」「降格した」などの理由で、収入が減ることもあります。
予定していた額の収入が入ってこないと、「今月どう乗り切ろう」と悩みますね。
収入減が続いて、転職や副業を考える人もいるでしょう。
家計の危機を立て直すために「支出を減らしている」が約5割
続いて、「家計の危機を立て直すためにしていること」を聞いたところ、もっとも多かったのは「支出を減らす(48.2%)」でした。
次いで「収入を増やす&支出を減らす(26.0%)」、「何もしていない(16.4%)」、「収入を増やす(9.4%)」の結果となりました。
家計に危機を感じたとき、支出を減らそうと取り組む人が多いとわかります。
「お金を使いすぎたので、しばらく節約しよう」と考えるのは、自然な流れでしょう。
しかし「収入が大幅に減った」「慢性的にかなりの赤字」という場合には、少し支出を減らすだけでは、状況は改善しないと考えられます。
相当無駄遣いしている人でない限り、減らせる支出は限られるからです。
「節約しても状況が改善しない場合」「節約できる支出がない場合」には、収入を増やす方法も考えるべきです。
家計の危機を立て直すための具体策1位は「食費を見直す」
最後に、「家計の危機を立て直すために何かしらしている」と回答した418人に具体的に何をしているか聞きました。
その結果、1位になったのは「食費を見直す(170人)」でした。
2位「無駄を削る(127人)」、3位「副業・ポイ活をする(115人)」、4位「光熱費を節約する(50人)」と続きます。
全体的に「支出を減らすための工夫」が多くランクインしています。
また家計の危機を立て直すための前提として「家計簿をつけたりファイナンシャルプランナーに相談したりして、家計を可視化する」と答えた人も22人(8位)いました。
「節約ポイント」を決めるために、まず家計を可視化するのは有効でしょう。
<1位 食費を見直す>
・できるだけ安いスーパーに行く(23歳 女性)
・とにかく外食をしない。最近は自炊に加え、お弁当と水筒を持参し、貯金額を増やせるようにしています(36歳 女性)
・肉を少なくして代わりに卵で栄養バランスをキープしつつ、食費を削る(42歳 男性)
「安い食材をまとめ買い」「外食をせず自炊」「節約レシピを参考にする」などの工夫で食費を減らしているという人が多数。
自炊したりお菓子を控えたりするのは、家計だけではなく身体にもよさそうですね。
外食中心だった人が自炊に切り替えれば、家計改善効果も大きくなるでしょう。
<2位 無駄を削る>
・無駄な買いだめをしない(41歳 女性)
・不要なものは買わない。以前は「マンガ雑誌購入」「スマホゲーム課金」に月1万円程度使っていましたが、半分以下にしました(54歳 男性)
・衝動買いはせず、今すぐ必要なものでなければいくら安くても買わない。新品でなくてはいけないもの以外は中古ですます(63歳 男性)
買いたいものがあっても、「本当に必要か?」「今買わなくてはいけないものか?」と自問自答してみる人も多いようです。
「欲しいものではなく必要なものを買う」と答えた人もいました。
また「欲しいものはまず中古品で探してみる」というコメントも目立ち、新品にこだわらない人が多いこともわかりました。
<3位 副業・ポイ活をする>
・副業で月数万円の収入を得ている(31歳 女性)
・なるべくポイント還元があるクレジットカードやバーコード決済で支払う(44歳 女性)
・アンケートサイトにせっせと応募して少しでもポイントを稼ぎ、灯油代の一部にあてる(66歳 男性)
収入アップのため本業のシフトや残業時間を増やしたくても、自分の都合だけではなかなか増やせません。
そのため副業やポイ活(ポイント活動)で補っている人が多いのでしょう。
本業のルールで「副業禁止」となっている場合でも、ポイ活なら取り組みやすいですね。
<4位 光熱費を節約する>
・電気代を節約するために、早く寝る(23歳 女性)
・待機電力を減らせるようにコンセントの接続を見直した。エアコンを使わず、毛布や着る服の枚数を増やした(36歳 女性)
・無駄な電気は消す(57歳 男性)
「こまめに電気やテレビを消す」「エアコンと断熱アイテムを併用」「お風呂の追い炊きを減らす」「余熱調理」などの方法で光熱費が節約できます。
また光熱費を安くするため、電気・ガスの契約先を変更した人もいました。
昼間は家にいない人なら、「夜間の電気代が安くなる電力プラン」などがお得です。
<5位 固定費を見直す>
・携帯電話代などの固定費を見直し、格安SIMに変えた(35歳 女性)
・保険の見直し(57歳 男性)
具体的には「スマホのプラン変更」「保険の見直し」をした人が多数。
他には「ローンの借り換え」で月々の負担が軽くなることもあります。
固定費を安くしたりなくしたりできれば、節約効果がずっと続きます。
<6位 仕事を増やす>
・仕事のシフトや労働時間を増やす(26歳 男性)
・アルバイトを週2から週3へ増やす(37歳 女性)
・自らの仕事を増やすよう努力し、実行する(50歳 女性)
アルバイトやフリーランスですと、比較的労働時間や仕事量を増やしやすいメリットがあります。
仕事を増やせばもちろん収入が増えますから、家計に余裕が生まれます。
例えば「赤字をカバーできる分だけ」「ちょっとした贅沢を楽しむ分だけ」でも、アルバイトなどを増やしてみてはいかがでしょうか。
<7位 不用品を売る>
・フリマアプリで不用品を売っている(26歳 男性)
・売れそうなモノを売る(47歳 女性)
リサイクルショップよりも、フリマアプリやネットオークションを活用している人が目立ちました。
不用品を売れば、部屋や家がスッキリするので気持ちもいいですね。
ただ不用品の数には限りがあり、売りたいときにすぐに売れるとも限りません。
そのため臨時収入にはなっても、継続的に家計が改善する方法とはいえません。
まとめ
最近は物価高ですから「去年と同じように暮らしているのに、なんだか家計が苦しいな」「全然貯金が増えないな」と感じている人も多いかもしれません。
「苦しいな」「まずいかも」など家計に危機を覚えたときには、食費や光熱費を減らす努力する人が多くなっています。
しかし食費や光熱費を月数万円単位で節約するのはかなり大変。
一方アルバイトや副業で月数万円稼ぐのは意外と簡単です。
家計に強い危機感をもっている方は「支出減」と同時に「収入増」にも取り組んでみてはいかがでしょうか。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/31300
■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
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