羽田空港で定時運航率向上のためランプバス配車システム「RBAS(アルバス)」を導入
日本空港ビルデング株式会社は、航空会社や東京空港交通株式会社と連携し、お客さまの利便性向上のため、ランプバス配車システム「RBAS(アルバス)(Ramp Bus Allocation System)」を2024年4月から導入いたしました。本システムの導入により、羽田空港のランプバス遅延によるお客さまの待ち時間を削減し、定時運航率の向上を図ります。
ランプバスの配車については、航空機の搭乗人数や運航状況、また風向きなどのさまざまな情報を把握したうえで行うため、繁忙時間帯や運航ダイヤに乱れが起きた際に遅延が生じておりました。
今般、「RBAS」の導入でこれらの情報データを連携し、アルゴリズムによる自動配車でランプバスの運行効率化を図り、ご利用いただくお客さまの待ち時間の削減、運行バス台数や人員配置の最適化を目指してまいります。
また、「RBAS」の開発を通じ、これまで航空会社毎に異なっていた配車時間やイレギュラー発生時の配車ルールについて明文化し、サービスレベルの標準化にも取り組みました。今後も関係者の皆さまと連携してランプバスの運行実績を分析し、お客さまのさらなる利便性向上と遅延回数・時間の削減、効率的なランプバスの運行に努めてまいります。
■ 概要
導入月:2024年4月~
整備主体:日本空港ビルデング株式会社
開発協力:全日本空輸株式会社、ANAエアポートサービス株式会社、東京空港交通株式会社
運用協力:日本航空株式会社、全日本空輸株式会社、スカイマーク株式会社、株式会社AIRDO、
株式会社ソラシドエア、株式会社スターフライヤー
システム概要:
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