Textile Exchange Conference 2025にて「ORGANIC FIELD®」の取り組みを訴求

〜オーガニック農法転換における課題「コットン・イン・コンバージョン」の普及を進める〜

スタイレム瀧定大阪株式会社

スタイレム瀧定大阪株式会社(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:瀧隆太 以下、スタイレム)は、2025年10月13日(月)~17日(金)にポルトガル・リスボンで開催された「Textile Exchange Conference 2025」(※1)に参加し、当社のインドのコットン農家のオーガニック農法への転換を支援し、環境負荷の低減と労働環境の改善を目指す取り組み「ORGANIC FIELD」を訴求しました。

※1「Textile Exchange Conference 2025」:Textile Exchange(ファッション、繊維、アパレル業界全体における気候と自然にプラスの影響を与える活動を推進する国際的な非営利団体)が主催する年次会議で、アパレルブランド、サプライチェーンのパートナー、イノベーター、農家、そして学識者が一堂に会し、気候変動に関連する課題と解決策を共同で検討します。 (https://textileexchange.org/conference-2025/

スタイレムは、2025年4月よりTextile Exchangeに加盟しており、今回は「ORGANIC FIELD」のブース出展を通じて、オーガニックコットンの普及を阻む課題や、解決策となる取り組みについて、以下の通り訴求しました。

ORGANIC FIELD(オーガニックフィールド):https://www.stylem.co.jp/sustainability/initiative/organicfield/

■「コットン・イン・コンバージョン」を買い取ることで農家の挑戦を後押し

世界で生産される綿花のうち、オーガニックコットンはわずか1.4%(※2)です。その背景には、オーガニックの認証が得られない移行期間中(3年間)のコットン(コットン・イン・コンバージョン)の存在があります。オーガニックと同じ栽培方法でも、この期間のコットンは市場での認知や評価がされにくく、さらに畑のオーガニック化に多くの手間と時間がかかるため、農家にとって大きな経済的負担となり、普及を妨げる要因となっています。ORGANIC FIELDは、オーガニック農法の指導だけでなく、コットン・イン・コンバージョンをプレミアムを加えて買い取ることで農家の挑戦を後押しし、オーガニック化以降も継続的にサポートしています。

※2 出典:Textile Exchange. Organic Cotton Market Report 2022.

■オーガニック農法への転換とトレーサビリティの担保

従来の化学肥料・農薬に頼る栽培方法が引き起こす土壌・水・大気汚染は、無数の生物への悪影響を及ぼし、生態系のバランスを崩します。オーガニック農法への転換は、環境負荷を軽減し、農家の人々の健康を守り、労働環境の改善にもつながっています。

また、収穫されたコットンは、種の選定から栽培、糸の生産に至るまでオーガニックのプロセスで徹底的に管理することで、トレーサビリティを担保しています。

スタイレムは、当カンファレンスで得た知識や課題を今後のアクションに生かしながら、引き続きORGANIC FIELDの取り組みを広げていくことで、環境や社会に配慮した持続可能なものづくりをさらに推進していきます。

【スタイレム瀧定大阪株式会社】 https://www.stylem.co.jp/

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会社概要

スタイレム瀧定大阪株式会社

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URL
https://www.stylem.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
大阪府大阪市浪速区湊町1-2-3 マルイト難波ビル11階
電話番号
-
代表者名
瀧 隆太
上場
未上場
資本金
15億円
設立
2001年08月