株式会社みんがく、地域を支えるDX人材育成エコシステム「N-E.X.T.ハイスクール 支援パッケージ」を始動
〜高校教育改革を、真の成果へ。教育と採用が循環する「地域共創モデル」をワンストップで提供〜
株式会社みんがく(本社:東京都中央区、代表取締役:佐藤雄太)は、文部科学省が推進する「N-E.X.T.ハイスクール構想」に対応し、「令和7年度 産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」の活用を見据えた自治体向け「N-E.X.T.ハイスクール支援パッケージ」の提案を開始しました。
本パッケージでは、教育向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」と伴走型支援を組み合わせることで、地域産業と教育を接続し、教育と採用が循環する“地域共創型DX人材育成エコシステム”の構築を目指します。

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https://mingaku-lp.web.app/lp/next-high-school
■ 2040年に向けた高校教育の課題
「N-E.X.T.ハイスクール構想」では、特に以下の2つの社会課題への対応が重要とされています。
【1.地域社会と産業を支える人材不足への対応】
2040年に向けて、産業構造や社会システムの変化に伴う労働力需給のギャップが拡大し、地域経済を支えるエッセンシャルワーカーや理系・DX人材の不足が懸念されています。
そのため、地域社会や産業を支える高度な専門性と実践力を備えた人材、ならびにイノベーションを創出できる人材の育成が重要な政策テーマとなっています。
【2.少子化・地域格差の進行と学びの機会確保】
少子高齢化や生産年齢人口の減少、地方の過疎化が進む中、2040年には高校1年生の数が現在より大幅に減少する見込みです。
また、現状でも多くの自治体において高校の選択肢が限られており、地域による教育格差が課題となっています。
こうした状況を踏まえ、地理的条件や多様な背景に左右されない学びの提供や、遠隔・個別最適な教育の充実が求められています。
改革先導校の3つの類型
「N-E.X.T.ハイスクール構想」では、高校教育改革を先導する拠点校を設け、その成果を域内の高校へ展開していくことが想定されています。改革先導校は、主に以下の3つの方向性に基づき教育改革を進めることが求められています。
【1.アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援】
地域産業や社会基盤を支える分野において、新技術を活用しながら生産性向上や高付加価値化を担う人材の育成が重視されています。単なる技能習得にとどまらず、課題解決能力や探究心、実践力を備えた人材の育成を通じて、地域を支えると同時に変革を担う人材の育成が期待されています。
【2.理数系人材育成支援】
AIやデータサイエンスなど新たな成長分野の拡大を背景に、理数系分野の基礎力に加え、自ら問いを立て、仮説検証を行う探究力や研究力の育成が重要とされています。文理横断型の学びやSTEAM教育、実社会と接続した探究活動の充実が求められています。
【3.多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保】
少子化や地域の過疎化が進む中、地理的条件に左右されない学びの機会の確保が重要な課題となっています。地域の教育資源の活用や遠隔授業の活用などにより、多様な背景を持つ生徒一人ひとりに応じた学習環境の整備が期待されています。
■ 教育DXを“社会実装”へ ― 本提案の位置づけ
本提案の特徴は、単なるAIツールの提供にとどまらず、自治体の教育戦略と連動した形で、構想設計から現場定着までを一体で支援する点にあります。
これまでの教育DXでは、ICT環境の整備やツール導入が進む一方で、活用の定着や教育効果の可視化が課題として指摘されてきました。こうした課題への対応が、今後の教育DXの重要なテーマとされています。
株式会社みんがくは、これまで全国の学校現場においてオンライン学習室の運営や個別最適な学習支援を提供してきました。こうした実践を通じて蓄積してきた学習データや指導ノウハウを基盤とし、AIと人的支援を組み合わせた教育モデルの構築を進めています。
本取り組みでは、政策・学校現場・地域社会を接続する伴走型の支援モデルを通じて、教育改革を学校内の取り組みにとどめず、地域人材育成や産業振興と連動させることを目指しています。
さらに、教育と産業が地域内で循環する「地産地消型人財育成モデル」の確立を視野に入れ、地域で学び、地域で働き、地域を支える人材を継続的に生み出す仕組みづくりを推進してまいります。
■ 人財の「共創」と「循環」を生む地域共創モデル
本提案では、地域企業・学校・自治体が連携し、人財の育成と地域産業の発展が循環する仕組みの構築を目指しています。
具体的には、地域企業が持つ技術や知見を教育コンテンツとして整理し、AIアプリとして学校現場で活用できる形で提供することを想定しています。
これにより、生徒は地域産業のリアルな課題や技術に触れながら学びを深めることができ、地域におけるキャリア意識の醸成や人材定着につながります。
さらに、学習ログや探究活動の履歴をもとに、生徒の興味・関心や適性の可視化を図り、地域産業との接続や高度人材育成につながる仕組みづくりを提供します。

■ 教育のあり方を支える基盤としてのAI活用
AI時代の教育においては、知識伝達を中心とした学びから、主体的・探究的な学びへの転換が求められています。
「教育OS」としてのスクールAIは、学習・指導・教育運営を横断的に支える基盤として機能し、個々の状況に応じた教育の最適化を実現することを目指しています。
学習者には理解度や興味関心に応じた学習支援を、教員には指導の可視化や授業設計支援を、さらに学校・自治体には教育データの分析基盤を提供することで、教育活動全体の質の向上につなげます。
これにより、教育を「標準化された一律の仕組み」から、「個別最適に進化し続けるシステム」へと転換していくことを構想しています。
こうした取り組みを通じて、AIを「教育OS」として位置づけ、教育のあり方そのものを段階的にアップデートしていくことを目指しています。
■ 「スクールAI」を基盤とした3つの方向性への対応
みんがくでは、「N-E.X.T.ハイスクール構想」が示す方向性を踏まえ、教育現場における生成AI活用の具体像について検討を進めています。
現時点では、以下の3つの観点から教育DXの実装イメージを整理しています。
【1.エッセンシャルワーカー型】
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地域産業の知見を継承する学習モデル
製造・農業・医療など地域産業における熟練者のノウハウや暗黙知をデジタル化し、学習コンテンツとして活用する仕組みを構築します。
これにより、生徒が地域の実社会に即した知識や判断基準に触れながら学ぶ環境づくりを目指します。
また、専門的な観点からのフィードバックや実践的な課題提示を通じて、キャリア教育の高度化や地域産業の担い手育成につながる可能性があります。
【2.理数・イノベーション型】
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思考プロセスを支援するAI活用
理数学習や探究学習の文脈において、AIを思考支援ツールとして活用し、生徒が問いを立て、仮説検証を繰り返す学習プロセスを支援しています。
データ分析や技術計算、課題解決型学習などを通じて、論理的思考力や創造力の育成につながる学習環境の実現を目指します。
これにより、STEAM教育や文理横断型学習の深化に寄与します。
【3.多様な学習 ニーズ型】
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すべての学習者にアクセス可能な学び
不登校経験のある生徒や山間地域・離島の生徒、日本語指導が必要な生徒など、多様な背景を持つ学習者に対し、個別最適な学習支援を提供します。
AIによる学習サポートを通じて、自分のペースで学びを進められる環境を提供し、また、株式会社みんがくが提供するオンライン学習室など既存の学習支援サービスとの連携も視野に入れ、対面・オンライン双方の学習機会を組み合わせた支援モデルの構築を行います。
さらに、アクセシビリティ機能の活用により、言語や学習環境の違いに左右されにくい教育環境の整備につながります。
■ 導入と定着を支える万全の伴走支援体制
教育DXの成否は、ツールそのものではなく、現場での活用定着に大きく左右されます。そのため、技術提供だけでなく、教育実践・運用・校内体制までを一体で支援する伴走モデルが重要とされています。
実際に、ツール導入だけでは活用が広がらず、現場の負担感や運用不安が障壁となるケースも少なくありません。こうした課題に対し、みんがくは全国の学校・自治体との協働を通じて培ってきた知見を基に、教育とテクノロジーの両面から現場に寄り添う支援体制を構築してきました。
本取り組みでは、以下の3層による支援体制を通じて、導入から運用定着までを継続的に支援します。
・DXアドバイザー
年間ロードマップと実施計画の策定を通じて、AI活用を学校全体の実践へと展開し、次世代の学習体験を創造
・認定ティーチャー
出前授業や教員研修、事業案作成授業を通じて、組織のICT活用力を高め、教員の主体的な実践を支援
・AIに強いICT支援員(教育AI資格保有)(※)
日常運用のサポートやトラブル対応により、現場の心理的・技術的負担を軽減
「従来のICT支援員スキル」に加え「AI認定資格」を備えた専門スタッフを派遣することが、本パッケージの最大の特徴です。
日常的な運用支援に加え、AI活用時のトラブルや現場の困りごとにもその場で対応することで、教職員の心理的・技術的負担の軽減を図ります。
2040年に向けた労働力不足という社会課題の中で、AIを使いこなし社会を支える人材の育成は不可欠です。教育DXを一時的な施策で終わらせず、持続的に定着させていくためには、現場を支える人的基盤が重要になります。
本取り組みは、その基盤づくりを担うことを目指すものです。
※人材派遣については、豊富な実績を持つグループ会社の株式会社サクシードとの連携により提供致します。(派遣元株式会社サクシード)
■ 今後の展望
教育DXを「導入」から「社会実装」のフェーズへ。
みんがくは、自治体の教育戦略を支える基盤として、
構想設計から現場への定着までを一体的に支援してまいります。
今後は地域連携モデルの展開を進め、自治体と共に、
2040年に向けた持続可能な教育インフラの実現を目指します。
【参考】
・文部科学省:「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)」〜2040年に向けた『N-E.X.T.ハイスクール構想』〜」
・文部科学省:令和7年度 産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業
「スクールAI」について

全国の先生が開発したアプリを今すぐ使えて、自分でもつくれる教育プラットフォーム「スクールAI」。AIと教育現場をつなぐ実践的なソリューションの提供を通じて、教育現場の業務支援や個別最適な学びの実現を支えています。文科省ガイドラインに準拠し、Microsoft Azure環境を基盤とすることでプライバシーも安心。英作文や英会話、小論文対策など多彩な学習アプリを先生自身が手軽に作成できる仕組みを備え、子どもたちの可能性を引き出す学びを全国の学校で広げています。
URL:https://school-ai.mingaku.net/
株式会社みんがく

株式会社みんがくは、「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、教育現場の課題にテクノロジーの力で応えることを使命とするEdTechカンパニーです。全国の教育者が協力して運営していた合同オンライン自習室サービスを母体に2021年に法人化しました。以来、教育サービスの開発、教育機関向けのコンサルティング・研修、教育メディアの運営など「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開しています。現在は、生成AIを活用したプラットフォーム「スクールAI」の開発に注力。AIと教育現場をつなぐ実践的なソリューションの提供を通じて、教育現場の業務支援や個別最適な学びの実現を支えています。2025年1月には、さらなる開発推進・全国展開の本格化に向けて、株式会社サクシード(証券コード:東証グロース9256)との資本提携を発表しました。
URL:https://school-ai.mingaku.net/company/
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■本件に関するお問い合わせ
株式会社みんがく
担当 広報担当
MAIL: info@mingaku.net
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