＜3R推進月間・水の宅配で地球環境に優しい世の中を＞株式会社ナックが展開する宅配水「クリクラ」、10年間で累計45億本のペットボトル廃棄を抑制

株式会社ナック

2024年9月26日 14時00分

株式会社ナック（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉村寛）が提供する宅配水サービス「クリクラ」は、10月の「3R推進月間」（※）に合わせ、環境保護への取り組みと実績を発表しました。

※環境省など関係省庁が10月に制定した「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」の略称です。

■環境保護への貢献と実績

クリクラは、環境に配慮した"リターナブル"方式を採用することで、使い捨てペットボトルの廃棄量を大幅に削減する取り組みを続けています。この方式では、使用済みボトルを回収し、衛生基準に基づいて洗浄・殺菌した後、再利用しています。

過去10年間にクリクラは、累計1億9050万本のクリクラボトル（12L）を出荷しました。これを500mlペットボトルに換算すると、累計45億本相当の廃棄を抑制したことになります。この取り組みにより、以下の点で環境保護に寄与しています。

《ペットボトル廃棄抑制による環境保護への貢献例》

・原油由来の資源消費抑制

・製造過程のCO2排出削減

・廃棄物処理に関わる環境負荷軽減

・海洋プラスチック問題の軽減　

■リターナブル方式で実現する3R

1.リユース：繰り返し使用可能なシステム

クリクラが採用しているリターナブル方式では、使用済みボトルを回収後、徹底した洗浄・殺菌処理を経て再利用します。この効率的なシステムにより、一般的な使い捨てボトル（1way）と比較して廃棄率をわずか1.9%に抑制し、資源の有効活用と廃棄物削減を同時に実現しています。（※ 2021年自社調べ、リサイクル等に活用されたボトルは除く）

2.リデュース：環境負荷の大幅な低減

ボトルを繰り返し使用することで、新たなボトル製造に必要な原料やエネルギーを節約し、CO2排出量を大幅に削減しています。さらに、全国44か所のプラントネットワークを活用し、輸送距離を最小限に抑えることで配送時のCO2排出量も削減しています。

3.リサイクル：資源の有効活用と社会貢献

使用できなくなったボトルは原材料として再利用しています。オリジナル定規、ボールペン、マイボトルを作製し、教育支援施設等に寄贈しています。この取り組みは、資源の有効活用だけでなく、環境教育や社会貢献にもつながっています。

クリクラは2009年に宅配水業界で初めて「エコマーク」を取得し、20年以上にわたり環境に配慮したビジネスモデルを継続しています。さらに、ボトルのリサイクルや廃棄が発生しない浄水型ウォーターサーバーの展開も始めており、カーボンニュートラルな社会の実現に向けて取り組みを進めています。

＜クリクラビジネスカンパニー代表　川上裕也より＞

クリクラでは事業開始以来、安心・安全なお水をお届けすることを第一に考えるとともに、サービス全体を通して環境負荷軽減に取り組んできました。業界で初めて「エコマーク」を取得した“捨てない、繰り返し使える”「サステナブルなボトル」の採用や、地産地消による配送時のCO2削減などは事業開始当時から継続している取り組みです。近年ではサーバーの冷媒機能の変更や廃棄ボトルのマテリアルリサイクルも新たな取り組みとして積極的に行っております。

また、工場見学や教育支援施設を通じて「水の教育」を実施することで、水や環境に対する知識を広める取り組みも行っています。クリクラは今後も「水」を通じて、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

–　補足資料　–

■株式会社ナックについて　https://www.nacoo.com/

当社は、1971年に株式会社ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業して以来、「暮らしのお役立ち」を軸として、積極的な事業領域の拡大を行ってまいりました。2021年には創業50周年を迎え、現在ではダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業を展開するクリクラ事業、地場工務店の経営支援を行う建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業と、「暮らし」と「住まい」に関わる幅広い領域において全国のお客様とダイレクトにつながりを持ち、さらなる成長を続けております。

■クリクラについて　https://www.crecla.jp/

13年連続お客様満足度No.1※ の「クリクラ」は、2002年の事業開始以来、「安心・安全」を理念に、現在約500拠点の配送ネットワークでご家庭やオフィスに直接製品を配送しています。環境に配慮したサステナブルなボトルの採用や輸送によるCO2削減、サーバーの100%リサイクルなどの循環型社会を目指した取り組みを行うとともに、今後もクリクラに携わる研究員、メンテスタッフ、配送員などすべてのプロフェッショナルが協力のもと、お客様へ安心・安全なお水をお届けしてまいります。

※2023年12月ニフティ株式会社調べ「宅配水に関する調査」