“対話形式”で時事ネタを軽快に説く！ 『皮肉な悟り よしりん辻説法②』3月27日発売

小林よしのりの原点にして真骨頂――社会と共に自分自身すら笑い飛ばす、〝笑えて深い〟新たなる代表作

 

「わしは悟るまいと皮肉な悟りを開いた者である」――
FLASHの人気連載漫画『よしりん辻説法』の単行本シリーズ第2弾。『皮肉な悟り』をタイトルに据え、連載分12話に特別描き下ろし20ページ超を加えた、大ボリュームの１冊が、3月27日に発売されます。

「よしりん辻説法」シリーズ最大の特徴は、二頭身の新キャラクター「説法よしりん」と担当編集者の対話形式で、漫画が展開していく点です。これにより小林さんの緻密な思考力が一層わかりやすく、また原点であるギャグが存分に散りばめられた、新たなる代表作が完成しました。

 

▲【説法五】セクハラ盆に返らず　より

▲【説法十】LGBTは人のためならず 巡り巡って己がため　より
 

▲【説法三】美女を追うものは一兎をも得ず　より

また連載の場が男性週刊誌であることから、小林さんはあえて「女性」を取り巻く社会問題を真摯に取り上げ、「＃MeToo」「セクハラ」等について、いち早く本作で思考を巡らせています。連載時に読めなかった方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

現在3本の漫画連載を抱え、「漫画家人生最も忙しい日々」迎えている小林さんが、平成の終わりにたどり着いた「皮肉な悟り」とは――。

「小林よしのりの漫画は今も進化している。さあ、『皮肉な悟り』、その意味を買って読みたまえ！」（小林よしのり氏ブログより）
https://yoshinori-kobayashi.com/

 

【著者プロフィール】
小林よしのり（こばやしよしのり）
漫画家。1953年、福岡県生まれ。1976年、『東大一直線』でデビュー。1986年に連載開始した『おぼっちゃまくん』が大ヒットし、社会現象を巻き起こす。1992年、『ゴーマニズム宣言』の連載開始。思想エッセイ漫画という新ジャンルを打ち立て、スペシャル版である『戦争論』『沖縄論』『天皇論』なども軒並み話題に。現在は、2017年1月開始の『よしりん辻説法』（「FLASH」光文社※月1回連載）のほか、『ゴーマニズム宣言』（「SPA！」扶桑社）、『おぼっちゃまくん』（「小説幻冬」幻冬舎）を連載中。また、「週刊エコノミスト」にて連載コラム『闘論席』を週１回執筆、ニコニコ動画にてブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信しており、「わしの漫画家人生で最も忙しい日々」（小林よしのり氏ブログより）を迎えている。


【書籍情報】
「皮肉な悟り　よしりん辻説法②」
著者／小林よしのり
発売／2019年3月27日
定価／1,000円（税込）
判型／単行本152ページ・A5版変型（148㎜×200㎜）
ISBN／978-4-334-95086-6

▼第1巻も好評発売中！

【掲載内容】
描き下ろし20ページ超！　全編２色カラー（一部４色）でとことん楽しさを追求！
・［はじめに］迷わぬ者に「皮肉な悟り」なし
※特別描き下ろし４色カラー
・憲法の泣きどころ
・寝耳に＃MeToo
・美女を追うものは一兎をも得ず
・井の中の昭恵、国会も知らず
・セクハラ盆に返らず
・亀の甲よりわしの功
・［特別編］大お菓子論※描き下ろし
・地獄の沙汰も貯金次第
・オウムよく言えどもカルトを離れず
・LGBTは人のためならず　巡り巡って己がため
・ツルツルの一声
・風が吹けば五輪が儲かる
・サンタ隠して嘘隠さず
・［おわりに］迷わぬ者に「皮肉な記憶」なし※描き下ろし



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