【学会発表報告】12月2日開催、日本性感染症学会 第36回学術大会にて性感染症検査キット「スマルナチェック」を用いた検証結果が発表されました
■日本性感染症学会 第35回学術大会について
日時:2023年12月2日(土)~3日(日)
会場:国立情報学研究所(学術総合センター)
会長:四柳 宏(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター感染症分野 教授)
■性感染症検査キットを用いた検証と発表の経緯
西條先生は、長年にわたり産婦人科診療に携わってきた中で、性感染症に関する正確な知識を持つことの重要性や予防・治療の必要性を臨床経験を通じて強く認識されています。そのため、性感染症に対する正しい理解を促進し、患者への受検勧奨を推進する一環として、ネクイノとの性感染症検査に関する実証トライアル(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000021661.html)に参加され、昨年の性感染症学会において『オンライン診療による性感染症検査の意義』を発表されました(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000021661.html)。
今回の発表では、昨年の発表にあった“オンライン診療は性感染症の早期発見、治療開始のきっかけになり得る”を背景に、新たに検証した結果について発表いただきました。
■「オンライン診療による性感染症検査の意義 第二報」発表について
今回の発表では「スマルナチェック」を用いて“全国規模で場所を選ばず検査できる機会を提供した際の検証結果”について発表いただきました。検証結果から、前回調査に比べて検査者数が約2倍に増加し、世の中の性感染症検査へのニーズが高まっていること、そして検査者には病院に行けない理由があり、オンライン検査を“きっかけ”として受診の機会にしたいと考える需要が高い傾向にあることが明らかになりました。また、全国規模、広い年齢層での400人規模の比較により、性器クラミジアに感染している人たちには、性器がかゆいまたは痛い、オリモノの増加といった自覚症状が統計的にも関連していることが分かりました。つまり、これらの自覚症状が現れている場合、性器クラミジアに感染している可能性が高いと考えられることが明らかになりました。
新型コロナ感染症の影響下で性感染症が増加している現状に対し、オンライン診療×性感染症検査への参加者の関心は高く、発表後も活発な質疑応答がなされていました。西條先生に個別に質疑に行く医師もいたりなど、関心度の高い発表となっていた様子でした。
ネクイノでは今後も医師との連携を図りながら、オンライン診療に関わる検証結果等を広く共有し、医療へのアクセス改善に邁進してまいります。
■西條良香先生 プロフィール
西條婦人科往診クリニック 院長
1994年より産婦人科専門医として婦人科医療に携わり、婦人科専門の往診とネット診療専門のクリニックを開設。
<経歴>
1994年 愛知医科大学医学部卒業
徳島大学医学部付属病院、高知市立市民病院、徳島県立海部病院勤務を経て、2001年〜2015年さいじょう産婦人科院長。同時に内科系病院、一次救急、二次救急病院で研鑽を積む。
<資格>
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本性感染症学会認定医、日本法医学会死体検案認定医、日本スポーツ協会認定スポーツドクターほか、徳島県警察嘱託医、徳島大学医学部法医学教室非常勤講師
(※1)スマルナについて
スマルナはオンライン診察のプラットフォームサービスです。診察は提携先医療機関が行っています。
スマルナは、2018年6月にリリースされた、スマホでどこからでも医師に相談・診察・処方までできるオンライン・ピル処方サービスです。オンライン上で医師があなたに合ったピルを提案します。ピルの処方以外にも、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。10代〜30代の方々を中心にご利用いただいており、スマルナアプリのダウンロード数は累計100万件を超えています。
※医師の判断により対面受診を促す場合は医師の指示に従ってください。
※下記に該当する方は、ピルの処方が難しい場合がございます。
■スマルナチェックについて
スマルナチェックは、専用キットに尿を採取し、検体をポストに投函するだけで、性器クラミジア・性器淋菌の検査ができるサービスです。購入サイトでキットを購入後、最短翌日にお届けします。スマルナに提携する助産師・薬剤師によるオンライン相談もご利用いただくことができ、購入前の不安から検査後のご相談まで、人に言いづらいお悩みに寄り添い、専門家による適切なアドバイスを行います。また、検査の結果が陽性だった場合は協力医療機関でのオンライン診察をご紹介させていただきます。
■株式会社ネクイノ 会社概要
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年には企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」、2023年よりアスリートを支援する「スマルナ for Sports」の提供を開始。オフラインの医療体験の場として大阪・心斎橋のユース世代向け相談施設「スマルナステーション」の運営や婦人科クリニックのプロデュースも行う。
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
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