リーバー、教育機関向け「こころの健康観察 メンタルヘルスチェック(β版)」の無償提供を開始
株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)は、2023年2月1日より「こころの健康観察 メンタルヘルスチェック(β版)」の無償提供を開始したことをお知らせします。
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【募集概要】
内容:こころの健康観察 メンタルヘルスチェック(β版)の利用
提供期間:2023年2月1日〜3月31日まで
募集期間:2023年2月1日〜2月15日まで
対象:教育機関
費用:無料
申し込みフォーム:https://forms.gle/n53rNnMuMKq2fcUUA
お問い合わせ:株式会社リーバー info@leber.jp 029-896-6263
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■ 不登校児童・生徒9年連続増加、相談せずに抱え込んでしまう児童が多数
2022年10月27日、文部科学省の「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、不登校児童生徒数は、9年連続で増加していることがわかりました。校種別に見ると、小学生8万人超(1.3%)、中学生18万人超(5%)、合計24万人超(2.5%)が不登校で、学年が上がるごとに不登校児童生徒数が増加しており、中学3年生が5万8924人で最多となっています。(*1)
こうした背景から、文部科学省は児童生徒が抱える課題の予兆把握と早期対応を方針として掲げており(*2)、2023年1月31日の永岡文部科学大臣会見(*3)でも全児童生徒が安心して学べる体制を整備するために、不登校に対処する新たなガイドラインを取りまとめていくと回答しています。
さらに、国立成育医療研究センターがコロナ禍におけるこどもと保護者の生活と健康の現状を明らかにし、問題の早期発見や予防・対策 に役立てることを目的とした「コロナ×こどもアンケート」によると、小学5~6年生の9~13%、中学生の13~22%に、中等度以上の抑うつ症状がみられました。また、典型的な抑うつ症状を呈しているこどもの描写を読んでもらったところ、小学5年生~中学3年生の94~95%が「助けが必要な状態である」と回答したにも関わらず、「もしあなたが同じような状態になったら誰かに相談しますか」という質問に対しては、小学5~6年生の25~29%、中学生の35~51%が「相談しないで自分で様子をみる」と回答しました。
自分が鬱になってしまっても周りに相談することができず、抱え込んでしまうことを示唆しています。
保護者について「自分のこどもが同じ状況でだった場合どのような考えが思い浮かぶか」という質問に対して、「どこの病院を受診したらよいのか分からない」は 36%、「受診が必要なのか分からない(様子をみてもいいのではないかと思う)」は 31%、「こども本人が受診したがらないだろう」は 17%であることがわかりました。(*4)
リーバーは、これらの背景を受け、子ども達のメンタル不調を早期に発見し、いじめや不登校等の予兆を把握するための仕組みを整えることが有効と考え、「こころの健康観察 メンタルヘルスチェック」を開発しました。リーバーの既存機能を活用している学校へアナウンスをした結果、現在は63校で試験運用をしています。
(*1)文部科学省:令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf
(*2)文部科学省:不登校に関する調査研究協力者会議報告について
https://www.mext.go.jp/content/20220725-mxt_syoto02-000023936_13.pdf
(*3)永岡文部科学大臣会見(2023年1月31日)
https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00338.html
(*4)国立成育医療研究センター:コロナ×こどもアンケート 第7回調査 報告書
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/report/CxC7_repo.pdf
- 健康観察アプリを活用した予兆把握 ーこころの健康観察 メンタルヘルスチェックー
保護者:
・子どもの気持ちの変化や行動特性に気づく手段を提供
・正しい情報収集や不安軽減の選択肢を提示
教育現場:
・保護者から見た子どもの気持ちや情報を得る手段の一つに
・学校内で子ども達の情報を共有する手段を提供
【利点】
・子どものメンタル不調の予兆を把握しやすくなる
■遠隔医療プラットフォーム「リーバー」について
24時間365⽇スマホで医師に相談ができる「遠隔健康医療相談」と、日々の体温・体調等を記録する「健康観察」のサービスを提供しているプラットフォームです。登録医師は約400名、サービスの利用者は100万人に上ります。
その他にも、コロナワクチンの接種歴を登録できる「デジタルワクチン手帳」や、周囲の感染状況を把握できる「健康予報」、法定ストレスチェックに対応した「ストレスチェック」などの機能を搭載しており、個人向け、企業・自治体向け、学校向けにサービスを展開しています。
■株式会社リーバーについて
株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔健康医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念に掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。
〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:医療相談アプリの企画・開発・運営
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