【インボイス制度導入後、初の確定申告!】フリーランスの74.2%が「負担増加」を実感 負担を感じた業務、第2位「消費税の計算」、第1位は?
〜インボイス制度導入後、約8割が、導入前と比較して「確定申告にかかる時間が増加した」と回答〜
株式会社日本デザイン(本社:東京都豊島区、代表:大坪拓摩(おおつぼ・たくま))が運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」(https://japan-design.jp/design-school)は、インボイス制度を受けて課税対象になったフリーランス109名を対象に、2023年度の確定申告に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査概要
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調査概要:2023年度の確定申告に関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2024年3月18日〜同年3月19日
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有効回答:インボイス制度を受けて課税対象になったフリーランス109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社日本デザイン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■インボイス制度導入前に確定申告にかけていた時間、「10時間未満」が36.7%で最多
「Q1.あなたがインボイス制度導入前に、確定申告にかけていた時間を教えてください。」(n=109)と質問したところ、「10時間未満」が36.7%、「20時間以上」が16.5%、という回答となりました。
・10時間未満:36.7%
・10~12時間未満:9.2%
・12~14時間未満:10.1%
・14~16時間未満:9.2%
・16~18時間未満:2.8%
・18~20時間未満:3.7%
・20時間以上:16.5%
・わからない/答えられない:11.9%
■インボイス制度導入後、以前と比較して確定申告のためにかける時間の変化、「0~1時間未満増加した」が30.3%で最多
「Q2.インボイス制度導入後、初めて確定申告を行い、以前と比較して確定申告のためにかける時間はどの程度変化しましたか。」(n=109)と質問したところ、「0~1時間未満増加した」が30.3%、「1~3時間未満増加した」が22.9%という回答となりました。
・減少した:8.3%
・0~1時間未満増加した:30.3%
・1~3時間未満増加した:22.9%
・3~5時間未満増加した:7.3%
・5時間以上増加した:14.7%
・わからない/答えられない:16.5%
■インボイス制度が導入されたことで、74.2%が、確定申告の業務が「煩雑になったと感じる」と回答
「Q3.インボイス制度が導入されたことで、確定申告の業務が煩雑になったと感じますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう感じる」が42.1%、「ややそう感じる」が32.1%という回答となりました。
・非常にそう感じる:42.1%
・ややそう感じる:32.1%
・あまりそう感じない:15.6%
・全くそう感じない:4.6%
・わからない/答えられない:5.5%
■インボイス制度によって煩雑になった確定申告の業務、「確定申告に関する情報収集」や「消費税の計算」など
Q3で「非常に感じた」「やや感じた」と回答した方に、「Q4.インボイス制度によって煩雑になった確定申告の業務を教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「確定申告に関する情報収集」が63.0%、「消費税の計算」が61.7%、「提出書類の作成」が49.4%という回答となりました。
・確定申告に関する情報収集:63.0%
・消費税の計算:61.7%
・提出書類の作成:49.4%
・領収書や請求書の保管:48.1%
・適格請求書発行事業者の選定:28.4%
・所得控除額の計算:25.9%
・その他:3.7%
・わからない/答えられない:1.2%
■「適格請求書の収集」や「領収書の消費税の仕分け」などの業務も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、インボイス制度によって煩雑になった確定申告の業務があれば教えてください。(自由回答)」(n=80)と質問したところ、「適格請求書の収集」や「領収書の消費税の仕分け」など50の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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57歳:消費税の計算がとにかくややこしい。
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55歳:領収書がもらいにくくなった。
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63歳:領収書の整理と消費税の計算。
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60歳:とにかく事務作業の負担が増した。
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54歳:領収書の消費税の仕分け。
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59歳:申告ソフトウェアの操作。
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64歳:適格請求書の収集。
■今後、確定申告をする際の対応、「会計ソフトやツールを使用して対応したい」や「一人で対応したい」が上位に
「Q6.今後、確定申告をする際にどのように行いたいと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「会計ソフトやツールを使用して対応したい」が37.6%、「一人で対応したい」が26.6%、「税理士に依頼したい」が20.2%という回答となりました。
・会計ソフトやツールを使用して対応したい:37.6%
・一人で対応したい:26.6%
・税理士に依頼したい:20.2%
・税務署・税理士会・商工会議所などに相談して対応したい:7.3%
・確定申告の代行サービスで対応したい:2.8%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:4.6%
■確定申告を実施するにあたり、インボイス制度に関する情報収集の方法、「インターネット」が78.0%で最多
「Q7.確定申告を実施するにあたって、インボイス制度に関する情報収集をどのように行ったかを教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「インターネット」が78.0%、「税務署・税理士会・商工会議所など」が28.4%、「SNS」が17.4%という回答となりました。
・インターネット:78.0%
・税務署・税理士会・商工会議所など:28.4%
・SNS:17.4%
・テレビ:15.6%
・本/新聞/雑誌:12.8%
・友人/家族:11.0%
・その他:3.7%
・わからない/答えられない:1.8%
■インボイス制度に関連する確定申告を行う際に、事前に知っておくと役立ったと思うこと、「インボイス(適格請求書)の登録方法」や「インボイス制度の詳しい内容」など
「Q8.インボイス制度に関連する確定申告を行う際に、事前に知っておくと役立ったと思うことを教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「インボイス(適格請求書)の登録方法」が48.6%、「インボイス制度の詳しい内容」が45.0%、「書類作成方法」が38.5%という回答となりました。
・インボイス(適格請求書)の登録方法:48.6%
・インボイス制度の詳しい内容:45.0%
・書類作成方法:38.5%
・消費税・所得控除額の計算方法:36.7%
・課税事業者の条件:23.9%
・その他:0.9%
・特にない:15.6%
・わからない/答えられない:3.7%
■「消費税申告のページの使い方」や「2割特例」などの回答も
Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、インボイス制度に関連する確定申告を行う際に、事前に知っておくと役立ったと思うことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=88)と質問したところ、「消費税申告のページの使い方」や「2割特例」など53の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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57歳:消費税申告のページの使い方。ものすごくわかりにくい。
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61歳:番号の取得までの時間がこんなにかかるとは思わなかった。
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63歳:インボイス制度全体の仕組み。
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58歳:詳しい制度内容と対応法。
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51歳:インボイス事業者の申請方法。
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58歳:2割特例。
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64歳:適格請求書発行事業者の取引先。
■まとめ
今回は、インボイス制度を受けて課税対象になったフリーランス109名を対象に、2023年度の確定申告に関する実態調査を実施しました。
まず、インボイス制度導入前と比較して、確定申告にかける時間が増加したと感じるフリーランスが多く、74.2%が業務の負担増加を実感しています。特に、「確定申告に関する情報収集」(63.0%)や「消費税の計算」(61.7%)などが煩雑になった業務として挙げられました。また、インボイス制度に関する確定申告を行うにあたり、情報収集の主な方法として「インターネット」が78.0%で最多となり、事前に知っておくと役立ったことには、「インボイス(適格請求書)の登録方法」(48.6%)や「インボイス制度の詳しい内容」(45.0%)が挙げられました。
今回の調査では、インボイス制度導入後のフリーランスの確定申告に関する実態が明らかになりました。多くのフリーランスが確定申告の業務負担の増加を感じており、特に消費税の計算や情報収集の難易度が上がっていることが判明しました。このような背景を踏まえ、インボイス制度に関する正確かつ具体的な情報提供がより一層求められています。
■ゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」
未経験から最短45日でプロレベルのWEBデザイナーになれる「デザスク」では、WEBデザイナーの基礎知識を知りたい方のためのセミナーをご用意しています。他にも未経験からプロレベルのデザインスキルが身につく講座、人脈ゼロからの集客術、SNSを使った受注方法、卒業後もフリーランスに向けて実績を積みたい方のために勉強会や交流会、デザインコンペなどをご用意しています。
無料動画レッスン開催中:https://japan-design.jp/design-school/
■株式会社日本デザインについて
株式会社日本デザインは、「生き方・働き方を幸せにし、より良い日本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013年に創業いたしました。2015年にリリースした、メイン事業「ゼロイチ」では、未経験から45日という短期間で即戦力レベルのITスキル習得を完全オンラインで実現し、ノマドワーク・在宅ワークができる副業・フリーランスの方を輩出するオンラインスクールの先駆けとなっています。個人が手に職と言えるスキルを身につけ、職業選択の自由を手に入れることで、より良い日本の実現に貢献しています。
■代表 大坪拓摩について
武蔵野美術大学、大手ゼネコンの現場監督を経て、クリエイターとして独立。大手ゼネコンでは地図に残る仕事として、東京ミッドタウンの現場監督・法務・積算・営業などの総合職に従事。
大企業の一員として働くことで、アンラーンやリスキリングなど個でも生きる力が求められる時代の到来に気づき、PC一台、一人でできる仕事を独学で習得し独立。プロの暗黙知が一般的とされるクリエイティブ業界で、デザインやライティングなどのスキルの言語化と体系化に注力してきた。
フリーランス時代の挫折や無為に過ごした負け組からの成功体験を基に、才能や個性に影響されずに新しい働き方を手に入れ、個人が自分らしく輝けるようになるアンラーンやリスキリングの教育法を編み出す。現在は教育者として、オンラインスクールや大学での講義や講演などを通じて、50,000人以上の生き方と働き方の支援に取り組んでいる。
■会社概要
会社名 :株式会社日本デザイン
パーパス :日本人の生き方・働き方をより幸せに変え、より良い日本をデザインする
所在地 :東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F
設立 :2013年2月18日
代表取締役:大坪拓摩
従業員数 :17名
事業内容 :WEBマーケティング、WEBプロデュース、コンサルティング
URL :会社HP https://japan-design.jp/
WEBデザインスクール https://design-school.jp/
WEBライティングスクール https://writer-college.jp/
動画編集スクール https://movie-academy.jp/
就活生向けメディア https://wanabi.me/
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