三井不動産と日鉄興和不動産 都内最大の物流施設にスマートロックを導入し、運営省人化
ドローン実験場など豊富な共用施設の予約・入室動線を利用者属性ごとに整備
株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:寳槻 昌則、以下「ビットキー」)は、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊、以下「三井不動産」)と、日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下「日鉄興和不動産」)が開発し、2024年10月に竣工した都内最大※1街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋(以下:本施設)」敷地内のドローン実証実験場「板橋ドローンフィールド」(以下、ドローンフィールド)やワーキングブースに、ビットキーのコネクトプラットフォーム「workhub」とスマートロックが導入され、デジタル上での施設予約や決済、鍵の解錠に対応したことをお知らせします。
本施設に入居するテナント企業のワーカーや、ドローンフィールド会員、ドローンフィールドを夕方にフットサルコートとして利用する市民など、幅広い利用者へ利便性を提供しながらも、運営省人化により管理者の負担を軽減することで、物流施設の効率的な運営を実現しました。
※1:(株)日本ロジスティクスフィールド総合研究所調べ
■MFLP・LOGIFRONT東京板橋について
本施設は都心へのアクセスが良好な23区内にて、希少な工業専用地域に位置し、敷地面積約91,000㎡、延床面積は約250,000㎡超、ワンフロア約36,000㎡、地上6階建ての大空間を実現した、都内最大の物流施設です。本施設は「街づくり型物流施設」として、敷地内に東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験の場「板橋ドローンフィールド」を会員向けに提供し、夕方などドローン飛行の予定がない時間はフットサルコートとして市民に開放しています。また、館内はワーカーやドライバーの働きやすさを実現するため、ラウンジや休憩室、Web会議等が可能なワーキングブースなど、様々な施設が設けられている点が特長です。
■「workhub」とスマートロックの導入によって実現した内容
「workhub」は、スマートロックと連携し、施設予約から決済、入退室までを一元管理できるシステムです。本施設では、ドローンフィールド内の施設やワーキングブースに、それぞれの鍵の形態に対応するスマートロックを設置しました。利用者は「workhub」の専用サイトにログインすると、利用可能施設が表示※2され、空室確認から予約・決済まで完了し、利用当日は施設ごとに指定された方法※3で解錠・入室します。予約受付から鍵の受け渡しまで全て利用者のスマホやパソコン上の操作で完結するため、管理スタッフは受付対応や、鍵の解錠などの手間が省けます。利用者による鍵の解錠は予約した時間のみ可能なため、セキュリティも安心です。
※2:テナントワーカーはワーキングブース、ドローンフィールド会員はドローンラウンジとネットフィールド、市民の方はネットフィールドなど利用可能施設が異なります
※3:屋内施設はタブレット端末を設置し、二次元コードで解錠。屋外施設は読み取り機を設置し、ワンタイムパスコードで解錠します。
<workhubを取り巻く利用者と施設の関係図>
■「workhub」導入の背景
物流業界では2024年問題により不足する労働力を補うために、労働環境改善や働きがいの向上が重要視されており、良好なアクセスに加えて「充実した共用施設」のニーズも高まっています。加えて、本施設はまちづくり型物流施設としての役割も担っており、様々な共用施設を有しています。しかし、各施設を予約者へ貸し出す場合、物理鍵の受け渡し業務が1日20~30回発生すると予想され、管理者の負担の大きさが課題でした。
このような課題に対して、利用者ごとに最適な利用方法を提供しながらも、システムの一元化など施設運営業務の負担を軽減できることが評価され、この度の「workhub」とスマートロックの導入に至りました。
■MFLP・LOGIFRONT東京板橋 事業担当者コメント
従来の物流施設の枠を超えて、産業発展への貢献を目的にドローン実験場を設けた本施設では、複数の属性を持つ利用者が入居・利用するため、管理や運用については新たな挑戦でした。また、昨今の働き方改革や人手不足の背景を踏まえると、物流施設の運営における管理者の負荷軽減や省人化は解決すべき課題だと認識していました。
この度「workhub」とスマートロックを導入したことで、これらの課題を解決し、様々な方に利用いただける大型物流施設を実現することができました。今後も、テナント企業の従業員のみならず、物流施設を利用するあらゆる方の利便性向上と、管理負荷の軽減を両立し、物流業界および地域社会の様々な課題解決に貢献できる次世代の街づくりを推進してまいります。
■workhub(ワークハブ)について
人と仕事の間の体験の分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。ワーカーの働く場所の検索・予約、スマートロックなどを活用したスマートアクセス化や、来訪者受付、ホテリングなど、workhub一つでシームレスなワークプレイス体験を実現します。
公式サイト:https://www.workhub.site/
【株式会社ビットキー 概要】
社名 :株式会社ビットキー
所在地 :東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
代表者 :代表取締役社長 CEO 寳槻昌則
設立 :2018年5月16日
資本金 :20,312,720,300円(2024年12月31日時点 資本準備金を含む)
事業概要:ID認証・認可のためのプラットフォーム「bitkey platform」の企画・開発・運用
コネクトプラットフォーム「homehub」「workhub」の企画・開発・販売
スマートロック等のハードウェア製品の企画・開発・販売
※「ビットキー」「workhub」は株式会社ビットキーの登録商標です。
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