SPACECOOL、JCLP主催「脱炭素ソリューションピッチ」で審査員特別賞を受賞
SPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:末光真大)は、一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)が主催する、1.5℃目標の実現に向けた解決策を共創する「脱炭素ソリューションピッチ」において、ファイナリストとして最終プレゼンテーションを行い、審査員特別賞を受賞しました。

本ピッチでは、事前審査を勝ち抜いた10社のファイナリスト企業が登壇し、気候変動に挑む実践的かつ革新的ソリューションをプレゼンしました。当社は、建物や空調室外機に放射冷却素材「SPACECOOL(スペースクール)」を導入した際の、空調エネルギー消費量およびCO2排出量の削減効果について解説しました。併せて、国際的に1.5℃目標の達成に向け、UNEPを中心にPassive Cooling(電力に依存しない冷却システム)の検討が進められている背景を踏まえ、SPACECOOLが気候変動に対する「適応策」かつ「緩和策」となる有望なアプローチであることを紹介しました。
―放射冷却素材「SPACECOOL」について
直射日光下において、太陽光からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけでなく、熱を「大気の窓⁽*⁾」の波長域の赤外線として宇宙に逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした世界最高レベルの放射冷却性能を持つ新素材です。建物、屋外インフラ、人や動植物に適応することで、空調エネルギー削減、機器の安定性向上、労働環境や生産性の改善など、地球温暖化の適応策かつ緩和策の両面に貢献します。

―SPACECOOL株式会社について
2021年4月に設立した国内発クライメートテックスタートアップ。自然界の放射冷却現象を技術化し、従来技術では実現できなかった日中のゼロエネルギー冷却を可能にする放射冷却素材、「SPACECOOL(スペースクール)」の研究開発・販売を行う。建物や屋外インフラ、人や動植物にSPACECOOLを適用することで、エネルギー負荷やCO2排出量の削減、ヒートストレス改善や生産性の向上などを実現し、地球温暖化対策のゲームチェンジャーを目指す。
SPACECOOL公式ウェブサイト:https://stg.spacecool.jp/
(*)光には、大気を通過しやすい(透過率が高い)波長と大気に吸収されやすい(透過率が低い)波長が存在しています。光エネルギーの形で熱を宇宙空間に輸送するには大気の透過率が高い波長が優れており、特に透過性が高い波長8-13μmの波長範囲を「大気の窓」と呼びます。
※「SPACECOOL」は登録商標です。
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