東京シティ競馬2024年度事業計画を発表。「3歳ダート三冠競走」がいよいよ幕開け！

ハイレベルなレースをオンラインでも競馬場でもお楽しみいただけるようトラッキングシステムの導入や競馬場施設の改修を実施！

特別区競馬組合

2024年3月21日 18時01分

2024年度の東京シティ競馬（TCK）は、全99日間開催、重賞は全27レースを実施します。

新たなダート競走体系のもと創設される「３歳ダート三冠競走」は、4月24日（水）の「羽田盃（JpnⅠ）」から始まり、6月5日（水）の頂点レースたる「東京ダービー（JpnⅠ）」、10月2日（水）のジャパンダートダービーから改称して実施する「ジャパンダートクラシック（JpnⅠ）」と3競走すべてをTCKで開催、芝クラシック三冠と並ぶ“ダート三冠”がいよいよスタートします！

このハイレベルなレースを多くの方にお楽しみいただけるよう、オンラインや競馬場での観戦環境をさらに充実させます。レース中の競走馬の位置情報をリアルタイムに表示する先進技術「トラッキングシステム」を新たに導入し、より分かりやすいレース映像を提供します。これらの映像は、TCK公式YouTubeライブ番組「ウマきゅん」をはじめとする各種インターネット中継や地上波テレビ（TOKYO MX）、BS中継などでご覧いただける予定です。また、競馬場での観戦をより便利で快適なものとするため、スタンドL-WING4階指定席におけるグループ席の拡大や昨年一部投票所に導入し好評を得ているキャッシュレス決済対応投票端末の導入エリア拡大、観戦エリアのインターロッキング舗装など、オンラインでも競馬場でもお客様の多様なニーズに対応してまいります。

新イメージキャラクターやイメージソングは4月上旬に発表予定ですので、そちらもぜひご注目ください。

【東京シティ競馬2024年度TOPICS】

日本のダート競馬が変わる！「3歳ダート三冠競走」がスタート！

2024年度より新たに創設される「3歳ダート三冠競走」。TCKでは、羽田盃（JpnⅠ）、東京ダービー（JpnⅠ）、ジャパンダートクラシック（JpnⅠ）の3競走すべてを実施します。3歳ダートチャンピオンが決まるハイレベルなレースにぜひご注目ください。

より分かりやすいレース映像へ！トラッキングシステムの導入！

一部重賞競走において、レース中の競走馬の位置情報をリアルタイムに表示する先進技術「トラッキングシステム」を用いたレース映像を提供します。これらの映像は、各種インターネット中継や地上波テレビ、BS中継などでご覧いただける予定です。

より便利で快適な競馬場へ！レース観戦環境を整備！

スタンドL-WING4階指定席におけるグループ席を拡大するほか、キャッシュレス決済（PayPay）対応投票端末の導入エリア拡大や、観戦エリアのインターロッキング舗装などを行います。

日本ダート界の3歳チャンピオンを決める「3歳ダート三冠競走」を実施！

2023年で最後となった南関東3歳クラシックでは、TCK所属のミックファイア号が22年ぶり2頭目となる無敗の三冠馬となり、ファンを大いに沸かせました。2024年からは、日本ダート界の世代チャンピオンを決める「3歳ダート三冠競走」へと生まれ変わり、「羽田盃（JpnⅠ）」と「東京ダービー（JpnⅠ）」は新たにダートグレード競走として実施、ジャパンダートダービーは「ジャパンダートクラシック（JpnⅠ）」へ改称のうえ施行時期を10月に移行し開催します。

■３歳ダート三冠競走

＜羽田盃（JpnⅠ）＞　日程：4/24（水）１着賞金　5,000万円

3歳ダート三冠競走の初戦で、新たにダートグレード競走（JpnⅠ）として実施します。スピードだけでなく持久力も重要となる1,800mの一戦で、三冠への挑戦権を獲得し東京ダービーの主役候補となるのはどの馬か、注目が集まります。

＜東京ダービー（JpnⅠ）＞　日程：6/5（水）１着賞金　10,000万円

今年で70回を数えるTCKでもっとも歴史あるレースのひとつで、新たにダートグレード競走（JpnⅠ）として実施します。3歳ダート三冠競走のなかでも頂点に位置付けられるレースで、芝の日本ダービーに比肩する「砂のダービー」として、3歳世代のダートチャンピオンを決めるレースです。

＜ジャパンダートクラシック（JpnⅠ）＞　日程：10/2（水）１着賞金　7,000万円

3歳ダート三冠競走の最終決戦として、昨年までのジャパンダートダービーから施行時期とレース名称を変更して実施します。春のクラシック戦線で活躍した実績馬に加え、夏以降に急成長した新勢力が最後の一冠を懸けて戦うレースで、三冠馬誕生の期待がかかるレースです。三冠すべての競走に勝利すると8,000万円のボーナスが与えられます。

昨年南関東3歳クラシックを制したミックファイア号左から羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー

■重賞新設・その他重賞の条件変更等

昨年のジェムストーン賞（準重賞）の様子

2歳馬による短距離重賞「ジェムストーン賞（SⅢ）」を新設するほか、一部重賞競走の賞金の増額、レース体系の変更に伴う格付けの見直し等を行います。

＜ジェムストーン賞（SⅢ）＞　日程：12/5（木）

１着賞金　1,300万円

2020年から準重賞として実施していた「ジェムストーン賞」を新たに重賞（SⅢ）として実施します。短距離を得意とする若駒が集まる1,200ｍのレースで、年明けからの３歳短距離路線がさらに充実することになりました。

レース観戦をより便利で快適に！レース映像の進化や施設リニューアルを実施！

3歳ダート三冠競走や帝王賞（JpnⅠ）、東京大賞典（GⅠ）といったハイレベルなレースをより多くのお客様にお楽しみいただけるよう、トラッキングシステムを用いたレース映像の提供や競馬場における施設リニューアルを実施します。

■トラッキングシステムの導入

トラッキングシステムを用いたレース映像イメージ

レース中における競走馬の位置情報をリアルタイムに提供できる先進技術「トラッキングシステム」を導入します。トラッキングシステムを用いたレース映像の提供は東京ダービー（JpnⅠ）当日（6/5）からを予定しており、以降はJpnⅠ・GⅠ競走当日などに実施予定です。これらの映像は、競馬場・場外発売所の各モニターや、各種インターネット中継、地上波テレビ（TOKYO MX）、BS中継などでご覧いただけますので、ぜひご注目ください。

■スタンドL-WING4階におけるグループ席の導入

ウイングボックスRイメージ

　グループでの観戦時において指定席へのニーズが増えていることから、スタンドL-WING 4階指定席エリアをすべてグループ席（半個室タイプ）に改修します。4名・6名・12名定員の指定席を新設し、ご利用される人数に応じて様々な席種からお選びいただけます。

＊第4回開催分（6/3～6/7）より販売開始予定

＜スタンドL-WING4階指定席＞

■PayPay対応投票端末の導入エリア拡大

昨年12月から一部投票所に導入し好評を得ているキャッシュレス決済（PayPay）対応投票端末の導入エリアを拡大します。実施時期・導入エリアにつきましては、改めてお知らせします。

■観戦エリアのインターロッキング舗装等

インターロッキング舗装の様子

競馬場内のたたきエリア（コース至近の場所）をインターロッキング舗装し、清潔感があり温かみのあるデザインへとリニューアルします。その他、たたきエリアのフェンス柵更新など、より快適にレース観戦をお楽しみいただけるよう、競馬場内の施設整備の取り組みを加速させます。

※バス業界における人手不足の影響により、TCK開催日に実施中の無料送迎バス・大井町線の運行は令和6年3月22日（金）をもって終了いたします。ご来場の際は、東京モノレール｢大井競馬場前｣駅や京浜急行｢立会川｣駅、路線バス等のご利用をお願いいたします。お客様にはご不便をお掛けし申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

◆2024年度　東京シティ競馬開催日程