【GW前の皮膚治療ニーズ調査】「連休前にできものや肌の気になる症状を治したい」と思う人が69.7%、実際に受診行動に移せる人はわずか28.3%〜「3つの受診障壁」を皮膚外科医が解説〜

連休を回復期間に活用したい需要が高まる一方、「仕事の調整」「費用」「情報不足」が受診の壁に

医療法人社団鉄結会

【結論】本調査のポイント

結論から言うと、GW前に粉瘤・脂肪腫・ほくろなどの皮膚腫瘍を日帰り手術で治療することは十分可能であり、連休を回復期間に充てることで仕事への影響を最小限に抑えられます。ただし、手術の種類や部位によって適切なタイミングは異なるため、遅くとも連休2週間前までの受診が推奨されます。

・69.7%が「GW前にできものや肌の症状を治したい」と回答するも、実際に受診行動に移せるのは28.3%にとどまる

・受診を躊躇する最大の理由は「仕事の調整が難しい」が42.7%で最多

・78.3%が「連休を回復期間に使えるなら治療を前向きに検討したい」と回答

用語解説

■ 日帰り手術とは

日帰り手術とは、入院を必要とせず、手術当日に帰宅できる外科的治療のことである。皮膚科・形成外科領域では粉瘤、脂肪腫、ほくろ除去などが該当し、局所麻酔下で30分〜1時間程度で完了することが多い。

■ 粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂が溜まって徐々に大きくなる良性腫瘍である。アテロームとも呼ばれ、自然治癒することはなく、根治には手術による袋ごとの摘出が必要となる。

■ 脂肪腫とは

脂肪腫とは、皮下の脂肪細胞が増殖してできる良性の軟部腫瘍である。痛みを伴うことは少ないが、放置すると徐々に大きくなる傾向があり、5cm以上になると手術の傷も大きくなるため早期治療が推奨される。

GW前に治療可能な皮膚疾患と回復期間の目安

疾患・治療

手術時間

抜糸までの期間

GW中の過ごし方

連休前受診の推奨時期

粉瘤摘出術

15〜30分

7〜14日

軽い運動から可能

2週間前まで

脂肪腫摘出術

30分〜1時間

7〜14日

安静推奨、軽作業可

2週間前まで

ほくろ除去(切除)

15〜30分

7〜10日

患部保護で外出可

10日前まで

ほくろ除去(レーザー)

5〜15分

不要

翌日から通常生活可

直前でも可

いぼ・できもの除去

10〜30分

5〜10日

患部保護で外出可

1週間前まで

※当院監修医師の30,000件以上の手術実績に基づく目安です。部位や大きさにより個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、ゴールデンウィーク前の皮膚治療ニーズに関する意識調査を実施いたしました。本調査は、長期連休を控えた時期における皮膚科・形成外科受診の実態と課題を明らかにし、適切な治療機会の提供につなげることを目的としています。

調査背景

ゴールデンウィークなどの大型連休は、手術後の回復期間を確保しやすい貴重な機会です。当院監修医師の30,000件を超える手術実績においても、連休前に治療を希望される患者様は例年増加傾向にあります。しかし、「治療を受けたい」という潜在ニーズと、実際の受診行動との間には大きなギャップが存在すると考えられます。そこで本調査では、GW前の治療ニーズの実態と、受診を妨げる要因を明らかにするため、全国の20〜60代の男女300名を対象にアンケート調査を実施いたしました。

調査概要

調査対象:皮膚のできもの・症状に悩みを持つ全国の20〜60代の男女

調査期間:2026年3月16日〜3月25日

調査方法:インターネット調査

調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】約7割が「GW前に治したい」と回答するも、行動に移せるのは3割未満

設問:ゴールデンウィーク前に、できものや肌の気になる症状を治療したいと思いますか?

「ぜひ治したい」「できれば治したい」を合わせると69.7%に達し、GW前の治療ニーズは非常に高いことが判明した。しかし、後の設問で実際に予約・受診行動に移す予定があるのは28.3%にとどまり、約4割は「治したいが行動に移せない」状態であることが示された。

【調査結果】「仕事の調整が難しい」が42.7%で受診障壁の第1位

設問:GW前に皮膚科・形成外科を受診することを躊躇する最も大きな理由は何ですか?

受診を妨げる「3つの障壁」として、仕事の調整(42.7%)、費用面の不安(24.3%)、情報不足(18.0%)が上位を占めた。これらの障壁を解消する適切な情報提供が、潜在的な治療ニーズの顕在化につながると考えられる。

【調査結果】78.3%が「連休を回復期間に使えるなら治療を検討したい」

設問:ゴールデンウィークを手術後の回復期間として活用できるなら、治療を前向きに検討しますか?

「積極的に検討したい」「前向きに検討したい」を合わせると78.3%となり、連休を回復期間として活用できる認識が広まれば、受診行動につながる可能性が高いことが示された。連休前に日帰り手術が可能であることの周知が重要である。

【調査結果】62.0%が「治療について詳しく知らない」と回答

設問:皮膚のできもの(粉瘤・脂肪腫・ほくろなど)の治療について、どの程度の情報を持っていますか?

「あまり知らない」「まったく知らない」を合わせると62.0%となり、日帰り手術の存在や保険適用の有無など、基本的な治療情報が十分に浸透していない実態が明らかになった。情報不足が受診を妨げる一因となっている可能性がある。

【調査結果】半数以上が1年以上症状を放置、5年以上も18.7%

設問:皮膚のできものや気になる症状を放置している期間はどのくらいですか?

1年以上放置している人が61.7%、5年以上も18.7%に達し、長期間にわたり症状を抱えたまま過ごしている実態が判明した。粉瘤や脂肪腫は放置により大きくなる傾向があり、早期治療により傷跡も小さく抑えられることの周知が必要である。

調査まとめ

本調査により、GW前に「できものや肌の症状を治したい」と考える人は69.7%と高い割合である一方、実際に受診行動に移せる人は28.3%にとどまることが明らかになりました。受診を妨げる「3つの障壁」として、仕事の調整困難(42.7%)、費用への不安(24.3%)、情報不足(18.0%)が挙げられました。しかし、連休を回復期間として活用できる認識があれば78.3%が治療を前向きに検討すると回答しており、適切な情報提供によって受診行動を促進できる可能性が示されました。また、62.0%が治療について「詳しく知らない」と回答し、61.7%が1年以上症状を放置している実態も判明。日帰り手術の存在や連休前治療のメリットなど、正確な情報の発信が求められています。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師

当院監修医師として30,000件以上の皮膚腫瘍手術を経験してきた立場から申し上げると、ゴールデンウィーク前は日帰り手術を受けるのに非常に適したタイミングです。連休を回復期間に充てることで、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えながら、長年気になっていた症状を解消できます。

第一の障壁である「仕事の調整が難しい」については、多くの方が手術=入院・長期休暇というイメージをお持ちです。しかし、粉瘤や脂肪腫、ほくろなどの皮膚腫瘍の多くは、局所麻酔下での日帰り手術が可能です。手術時間は15分〜1時間程度で、当日は通常通り帰宅でき、デスクワークであれば翌日から復帰可能なケースがほとんどです。

第二の障壁である「費用が心配」については、粉瘤や脂肪腫の摘出手術は健康保険が適用されます。3割負担の場合、粉瘤で約10,000〜15,000円、脂肪腫で約15,000〜30,000円程度が目安です。良性腫瘍であっても保険診療で治療できることをご存じない方が多いのが実情です。

第三の障壁である「情報不足」については、調査結果でも62.0%が治療について詳しく知らないと回答しており、ここに大きな改善の余地があります。特に、GW前に治療を受けることで連休中に傷が落ち着き、連休明けには抜糸も完了できるスケジュールが組めることは、もっと知られるべきです。

【エビデンス】

当院監修医師の30,000件以上の手術実績に基づくと、粉瘤や脂肪腫は放置期間が長いほど大きくなり、手術の傷も大きくなる傾向があります。直径2cm以下であれば傷跡も目立ちにくく、回復も早いため、「気になったら早めに相談」が基本です。日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、皮膚良性腫瘍は悪性との鑑別のため、適切な時期に専門的な診断を受けることが推奨されています。

GW前治療を成功させる3つのポイント

・連休2週間前までに初診を受け、手術日を確保する

・顔や関節部など動きの多い部位は、連休初日〜2日目の手術がベスト

・連休明けに抜糸予約を入れておくと安心

すぐに受診すべき症状のサイン

・できものが急に大きくなってきた

・赤み・痛み・熱感がある(感染の兆候)

・形がいびつ、色にムラがある(悪性の可能性)

連休中の過ごし方の注意点

・激しい運動や長時間の入浴は避ける

・患部を清潔に保ち、処方された軟膏を塗布

・異常を感じたら連休中でも連絡できる医療機関を確認

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. GW前に形成外科・皮膚科で治療できることは何がありますか?

A. 粉瘤、脂肪腫、ほくろ、いぼ、皮膚腫瘍全般の日帰り手術が可能です。

形成外科・皮膚科では、粉瘤(アテローム)、脂肪腫、ほくろ、いぼ、老人性イボ、皮膚線維腫、ガングリオンなど、多くの皮膚のできものを日帰り手術で治療できます。今回の調査では69.7%が「GW前に治したい」と回答しており、ニーズは非常に高い状況です。多くの良性腫瘍は健康保険が適用され、手術時間も15分〜1時間程度で完了します。

Q2. 日帰り手術は連休前に受けられますか?間に合いますか?

A. 連休2週間前までの受診であれば、十分に間に合います。

日帰り手術は初診当日に実施できる場合もありますが、事前の検査や準備が必要なケースもあります。調査結果では78.3%が「連休を回復期間に使えるなら治療を検討したい」と回答しています。連休の7〜10日前に手術を受ければ、連休中に傷が落ち着き、連休明けに抜糸というスケジュールが可能です。混雑が予想されるため、早めの予約をお勧めします。

Q3. 粉瘤・脂肪腫を連休前に治療するメリットは何ですか?

A. 仕事を休まず回復期間を確保でき、傷跡のケアにも時間をかけられます。

連休前治療の最大のメリットは、仕事への影響を最小限に抑えられることです。調査では受診を躊躇する理由として「仕事の調整が難しい」が42.7%で最多でしたが、連休を活用すれば この障壁を克服できます。また、61.7%が1年以上症状を放置しており、粉瘤や脂肪腫は時間とともに大きくなるため、早期治療により傷跡も小さく済みます。

Q4. 手術後にGWを回復期間として使うのは効果的ですか?

A. 非常に効果的です。安静を保ちやすく、傷の経過観察にも十分な時間が取れます。

GWは回復期間として理想的なタイミングです。調査では78.3%が「連休を回復期間に使えるなら治療を検討したい」と回答しています。連休中は激しい運動を避け、患部を清潔に保つことで、傷の治りも順調に進みます。抜糸が必要な場合も連休明けに設定でき、社会生活への影響を最小限にできます。

Q5. GW前の皮膚科は混雑しますか?予約はいつ頃すべきですか?

A. 例年混雑するため、4月上旬までの予約をお勧めします。

GW前は例年、日帰り手術の予約が集中する傾向があります。今回の調査でも69.7%が「GW前に治したい」と回答しており、特に連休2週間前〜1週間前は予約が取りにくくなることが予想されます。治療を検討されている方は、遅くとも4月中旬までには初診を受け、手術日を確保されることをお勧めします。

放置のリスク

・粉瘤は放置により炎症・感染を起こし、緊急手術が必要になることがある

・脂肪腫は放置により大きくなり、手術の傷跡も大きくなる

・まれに良性と思っていたものが悪性腫瘍(皮膚がん)である可能性がある

・感染を起こした状態では手術ができず、連休前の治療機会を逃す可能性がある

こんな方はご相談ください|受診の目安

・できものが徐々に大きくなってきた

・赤み・痛み・腫れ・熱感がある

・触ると固い、または急速に大きくなった

・形がいびつ、色にムラがある

・1年以上前から気になっているが放置している

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・土日祝日も診療、平日は夜19時まで受付で仕事帰りにも通院可能

・監修医師の30,000件以上の手術実績に基づく安心の診療体制

・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で、通いやすい立地

・初診当日の手術にも対応可能(予約状況・症状による)

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階

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電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月