早稲田大学大学院で寄附講座「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」開講
家族の資産に対するソリューション提供が出来るアドバイザー能力を向上~今年度の初回授業は6月4日(土)~
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:港区白金台 代表:濱村聖一 以下、ハイアス)は、ファミリー・ファイナンスのアドバイザーやコンサルタントとしての基礎知識を習得する「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」の早稲田大学大学院での寄附講座を、昨年度に引き続き本年度も6月4日(土)より開講いたします。
早稲田大学大学院にて開講する寄付講座「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」は、家族と資産の最適な組み合わせをソリューションとして顧客に提供する能力を向上することを目的とした講座です。日本人の家計資産では住宅・宅地資産といった不動産が高い割合を占めるため、運用資産は主に不動産に着目し、ケーススタディを中心に講義を行ないます。
ハイアスでは、住宅・不動産事業の現場から蓄積したソリューションノウハウを早稲田大学との共同研究を通じて整理、体系化を目指します。家計資産の形成や資産マネジメントを行う「ファミリー・ファイナンス」におけるアドバイスニーズに対して、法律の専門家や銀行など従来の相談先だけでは十分なソリューションが提供できない場合があると考えられますが、本講座を通じて領域をまたがる専門家の育成に資するものにしていきたいと考えており、担当教員の一員として講義も行なう予定です。
ハイアスは、住宅消費者にとって効果的な資産形成や資産マネジメントを提供するための住宅・不動産事業者の能力向上支援組織として、ソリューションを可視化するアプリケーションの提供と、その活用ノウハウの蓄積・共有、研修の提供を行う「ハイアークラブ」の運営を行なっております。現在は会員数も300社を超え、住宅・不動産事業に関わる事業者、従業者の資質向上を先導、推進しております。
これからも住宅・不動産業のコンサルティング企業として、業界で求められる人材育成の一助となる活動を今後も拡大していきます。
【早稲田大学大学院ファイナンス研究科川口有一郎教授コメント】
最近、ファミリー・ファイナンスのアドバイザーやコンサルタントへのニーズが高まっています。背景として、例えば、子や孫までのことを考えた対策は税理士、会計士、弁護士といった従来の専門家だけでは、ファミリー・ファイナンスに関する顧客の問題解決ニーズに必ずしも応えられず、コンシリエントな能力が必要とされるからです。コンシリエントとは、様々な専門分野の知識を統合することです。よりよいアドバイザーであろうとする人は、専門家をコーディネートする能力、また、これらの知識を統合して、家族に関わるビジネスとファイナンスの問題を多角的に解決する能力が求められます。
【寄附講座の概要】
○名称:「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」
○授業概要:アドバイザーやコンサルタントの視点から「ファミリー・ファイナンス」とそのプランニングを学習するものである。ファミリー・ファイナンスは家族単位の複数世代の財務と投資の意思決定問題を扱う。
この問題を扱うためにここでは複数世代の家計を企業と考える。家族単位の複数世代の資産の保有に法人の器を利用したものが「ファミリー・オフィス」である。この最大の資産は不動産である。
そのため、本講義では運用資産は「主に不動産」に着目する。また、ファミリー・オフィスは「ファミリー・ビジネス」の一形態とみなすことができる。これが大規模な事業を行うケースはファミリー・ビジネスそのものである。ファミリー・ファイナンスは、ファミリー・ビジネス(家族の事業活動と戦略)も含んでいる。(本科目の名称が「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」となっているのはこのためである。)
以上の意思決定を統合的に支援するものが「ファミリー・ファイナンシャル・プランニング」である。担当教員は、講義統括を務める川口教授のほか、オムニバス形式で早稲田大学および、他大学の教授、民間シンクタンクの研究者、および、民間企業の専門家(ハイアス、取締役常務執行役員の川瀬、ハイアス総研 客員上級研究員の山本も講師として参加)10名が担当。
○期間:2016年6月4日(土)~7月30日(土) ※全15コマ
○設置機関:早稲田大学大学院ファイナンス研究科
○講座統括責任者:川口有一郎教授
ハイアスでは、住宅・不動産事業の現場から蓄積したソリューションノウハウを早稲田大学との共同研究を通じて整理、体系化を目指します。家計資産の形成や資産マネジメントを行う「ファミリー・ファイナンス」におけるアドバイスニーズに対して、法律の専門家や銀行など従来の相談先だけでは十分なソリューションが提供できない場合があると考えられますが、本講座を通じて領域をまたがる専門家の育成に資するものにしていきたいと考えており、担当教員の一員として講義も行なう予定です。
ハイアスは、住宅消費者にとって効果的な資産形成や資産マネジメントを提供するための住宅・不動産事業者の能力向上支援組織として、ソリューションを可視化するアプリケーションの提供と、その活用ノウハウの蓄積・共有、研修の提供を行う「ハイアークラブ」の運営を行なっております。現在は会員数も300社を超え、住宅・不動産事業に関わる事業者、従業者の資質向上を先導、推進しております。
これからも住宅・不動産業のコンサルティング企業として、業界で求められる人材育成の一助となる活動を今後も拡大していきます。
【早稲田大学大学院ファイナンス研究科川口有一郎教授コメント】
最近、ファミリー・ファイナンスのアドバイザーやコンサルタントへのニーズが高まっています。背景として、例えば、子や孫までのことを考えた対策は税理士、会計士、弁護士といった従来の専門家だけでは、ファミリー・ファイナンスに関する顧客の問題解決ニーズに必ずしも応えられず、コンシリエントな能力が必要とされるからです。コンシリエントとは、様々な専門分野の知識を統合することです。よりよいアドバイザーであろうとする人は、専門家をコーディネートする能力、また、これらの知識を統合して、家族に関わるビジネスとファイナンスの問題を多角的に解決する能力が求められます。
【寄附講座の概要】
○名称:「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」
○授業概要:アドバイザーやコンサルタントの視点から「ファミリー・ファイナンス」とそのプランニングを学習するものである。ファミリー・ファイナンスは家族単位の複数世代の財務と投資の意思決定問題を扱う。
この問題を扱うためにここでは複数世代の家計を企業と考える。家族単位の複数世代の資産の保有に法人の器を利用したものが「ファミリー・オフィス」である。この最大の資産は不動産である。
そのため、本講義では運用資産は「主に不動産」に着目する。また、ファミリー・オフィスは「ファミリー・ビジネス」の一形態とみなすことができる。これが大規模な事業を行うケースはファミリー・ビジネスそのものである。ファミリー・ファイナンスは、ファミリー・ビジネス(家族の事業活動と戦略)も含んでいる。(本科目の名称が「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」となっているのはこのためである。)
以上の意思決定を統合的に支援するものが「ファミリー・ファイナンシャル・プランニング」である。担当教員は、講義統括を務める川口教授のほか、オムニバス形式で早稲田大学および、他大学の教授、民間シンクタンクの研究者、および、民間企業の専門家(ハイアス、取締役常務執行役員の川瀬、ハイアス総研 客員上級研究員の山本も講師として参加)10名が担当。
○期間:2016年6月4日(土)~7月30日(土) ※全15コマ
○設置機関:早稲田大学大学院ファイナンス研究科
○講座統括責任者:川口有一郎教授
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