自治体向けにオンラインでの子育て支援サービス「Co育てプログラム」の提供を開始

~オンライン体験型講座で、ニューノーマル時代の新たな子育て支援を実現~

江崎グリコ株式会社は、家族で共に取り組む育児「Coparenting(コペアレンティング)※1」社会の実現を目指す「Co(こ)育てPROJECT※2」の一環として、このたびオンライン子育て支援サービス「Co育てプログラム」を開発、自治体向けにその提供を開始致します。本プログラムを通じて、新型コロナウイルスの影響で高まっている子育て世代の不安・孤独感軽減を目指します。
  • 背景
男女共同参画社会が進み、女性が仕事と家庭の両立を実現するためにも、パートナーとの育児協同は必要不可欠です。しかし、現状は“ワンオペ育児”に代表される分担差が夫婦間には存在し、また、それに起因するコミュニケーションの悪化が発生しているのも事実です。さらに、現在新型コロナウイルス感染拡大予防における外出自粛などにより、精神的ストレスや孤独感を感じている子育て世代が増加。ニューノーマル時代に対応する子育て支援・課題解決にはリアルな既存サービスとオンラインでの新しい取り組みの並走が必要と考え、「Co育てプログラム」を開発しました。この「Co育てプログラム」の活用により、子育て世代の不安や孤独感を軽減するとともに、子育て環境改善や両親の子育て意識の醸成にむけた支援を行います。
 
  • オンライン子育て支援サービス「Co育てプログラム」について
パパママを中心とする家族を対象に、生まれる前から一緒に「Co育て」ができるように考えられた、妊娠中期・後期・出産後の合計3クラスで構成される体験型講座です。自治体等で実施されている「両親学級」が「妊娠・分娩の経過と過ごし方」「育児技術」など具体的な知識や実技を中心とした内容が多いのに対し、「Co育てプログラム」はお互いの意識のすれ違いを認識し、家族というチーム作りに寄与することを目的に開発。すれ違いが多くなりがちな出産前後の時期に、プログラムを通じて「どうしたらCo育てできるか」を家族で一緒に考えて話し合うことで、子育てへの不安を軽減するとともに、家族で共に取り組む育児「Coparenting」社会の実現を目指します。また、プログラム以外でも、当社のCo育てコミュニケーションアプリ「こぺ」※3の提供により、夫婦のすれ違いを解消し、継続して「Coparenting」のサポートを行います。なお、今後は自治体に限らず、NPOや企業の子育て支援にも取り組んでまいります。

 

◆本プログラム監修者

 


東京学芸大学 総合教育科学系生活科学講座生活科学分野 
倉持清美教授

 


 

◆監修者コメント
結婚したばかりの夫婦の多くは、「パートナーには言わないでも通じ合える」と思っています。しかし子どもが生まれると、夫婦は、父親、母親といった新しい役割を担うことになり、夫婦の間には、さまざまな葛藤が生じてきます。ときには深刻な夫婦喧嘩に発展することもあるでしょう。そして次第に「パートナーには言わないでも通じ合える」ということが、幻想であることがわかってきます。
このプログラムを通じて、「相手にストレスなく自分の気持ちを伝え合える」という新しい夫婦関係を築くことができれば、互いが互いの支援者となり、夫婦は「最強の子育てチーム」になることができるでしょう。パートナーの父親や母親としての意外な側面を発見したり、新鮮な驚きもあるかもしれません。それは夫婦関係の「成長」ということにもつながるでしょう。是非、夫婦で、子育てを楽しめるようになっていただければ、と思います。

◆本プログラム イメージ


(左上)出産前に、どんな子どもに育ってほしいかをパートナー間で伝え合う機会をつくることで、互いの考えを
    認め合い、「Co育て」を促します。
(右上)“ある家族の一幕”を通じて、出産後の「Co育て」を体験することで、親としての自覚・意識の差の軽減を
    図ります。
(左下)出産後はより一層「Co育て」が大事になる一方で、すれ違いが多くなりがちな時期。上手にCo育てする
    ために、今のうちから育児・家事の役割分担について話し合う機会をつくり、よりよい子育て環境作りを
    促します。
(右下)クイズやイラストを取り入れ、楽しみながら「Co育て」について話し合う構成となっています。

◆本プログラムの提供方法と内容について
・提供開始日:2020年9月24日(木)

・提供対象:子育てサービスの拡充に関心のある自治体など
 ※自治体第一号として大阪府寝屋川市への導入が決定。

・運用方法:自治体の保健師様を中心に、継続的にプログラムを自治体で運用できるよう下記をサポート。
①「Co育てプログラム」資料、および運用マニュアルのご提供。
② 自治体の保健師の方へ運用方法に関するレクチャー。
③ オンライン運用時の初期サポート。

・実施方法:ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」等を使用(複数家族で同時実施)。

・主なプログラム内容:
<妊娠中期(妊娠5ヵ月-7ヵ月)>
テーマ:Co育てチーム結成!
「どんな子どもになってほしいか」という具体的なイメージをシェアし、親になるという自覚をはぐくみながら、チーム作りをするきっかけを作ります。また、「パートナーと育児情報や意識に差があり、すれ違ってしまうこと」を体感し、Co育てする上で、今後の育児について共有したり話し合う必要性を感じていただく講座です。

<妊娠後期(妊娠8ヵ月-10ヵ月)>
テーマ:家事育児を考える
「家事・育児の認識に差があり、すれ違ってしまうこと」を夫婦で妊娠期、育児期をイメージしてシミュレーションし、夫婦間で、今後の家事育児シェアについて考えるきっかけをつくります。具体的な家事育児ワークシートを使ってパートナーと話し合いながら、お互いが納得できる方法や考え方をつくっていく講座です。

<出産後>
テーマ:すれ違いをCo育てで解消
赤ちゃんと一緒に暮らす中でパートナーとのすれ違いを感じがちな時期に、Co育ての要素を使って、うまく乗り越える方法をお伝えします。実際の子育ての中で出てくる様々な問題を例にして、子どもとの関係性も伝えながらうまく解決する方法などを行います。
 
  • 江崎グリコ「Co育てPROJECT」について

江崎グリコは“事業を通じ社会に貢献する”をテーマに、栄養菓子「グリコ」や「ビスコ」、乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」を世に送り出し、創業以来、子どものココロとカラダの健やかな成長に寄与する事業に取り組んできました。妊娠からの1000日間を子どもの基礎をつくる大切な時期と捉え、その時期の子育ての課題解決を目指す「Co育てPROJECT」を2019年2月にスタートしました。家族のコミュニケーションや育児協同を促し、良好な関係づくりを促進する取り組みとして展開しています。

※1 Coparenting … 米国で提唱された育児に関する概念。夫婦などの家族間でのコミュニケーションや育児協同
    を推進し、子育て環境を良好にするための研究テーマ。
※2 Co育てPROJECT … 江崎グリコが展開するプロジェクトの名称。Communication(和気あいあいと)・
      Cooperation(上手に協力しながら)・Coparenting(一緒に子どもを育てる)の3つの“Co”を取った造語
      で、赤ちゃんと家族のココロとカラダの健康を実現する子育てスタイル「Co育て」の実践普及を目指す。
※3 Co育てコミュニケーションアプリ「こぺ」について

      「こぺ」は、子育てをするパートナー間において、すれ違いを生む様々な原因を解消す

      るコミュニケーションアプリです。パートナー間専用のメッセンジャーや、パートナー
      間で共有できる育児ログ、妊娠期からのCo 育てノウハウなど、子育てに役立つ様々な
      機能が用意されています。
     (「こぺ」に関する詳細:https://www.copeapp.jp/
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