群馬県みなかみ町、福島県只見町、神奈川県秦野市が新たにネイチャーポジティブ自治体認証を取得!

3つの市町村には自治体認証書授与式の予定

NACS-J

日本自然保護協会(NACS-J)は、ネイチャーポジティブ実現のための施策を推進する市町村を「ネイチャーポジティブ認証自治体」として認証

今回、第一号の埼玉県所沢市に続き、群馬県みなかみ町、福島県只見町、神奈川県秦野市が認証を取得

今後、市町村と企業・NPO等とともに、地域を基盤とする生物多様性保全の取組を推進

公益財団法人日本自然保護協会(理事長:土屋俊幸、以下NACS-J)は、生物多様性の損失を止め、自然を回復させる「ネイチャーポジティブ」の実現に取り組んでいます。生物多様性は、地域の自然的・社会的条件によって異なります。ネイチャーポジティブは、地域の生物多様性の特性と、保全のための行政施策の必要性の二つの側面から、地域(市町村)ごとに進めていくランドスケープアプローチが重要です。

ネイチャーポジティブ自治体認証制度は、市町村が、生物多様性の重要地域と保全上の課題を特定した上で、保全・再生に向けた計画等を策定し、ネイチャーポジティブを実現するための施策を適切に推進していることをNACS-Jが認証する制度です。

この度、第一号の埼玉県所沢市に続いて、神奈川県秦野市、群馬県みなかみ町、福島県只見町が新たにネイチャーポジティブ自治体認証を取得しました。

今後NACS-Jは、これらの市町村において、自治体と企業、地元NPO等とのパートナーシップを構築し、ランドスケープアプローチ(※)によるネイチャーポジティブに向けた取組を進めていきます。

※ランドスケープアプローチとは

一定の広がりのある地域において、土地・空間計画をベースに多様な人間活動と自然環境を総合的に取り扱い、課題解決を導き出す手法。

認証審査の結果、3つの市町村は以下の認証基準を全て満たすことが確認され、ネイチャーポジティブ認証自治体として認められました。

ネイチャーポジティブ自治体認証の4つの認証基準

基準Ⅰ

首長がネイチャーポジティブ宣言を行っている。

基準Ⅱ

生物多様性保全上の重要地域と課題が適切な手法で特定されている。

基準Ⅲ

特定された重要地域において、生物多様性の維持回復に資する実効性と持続性がある保全担保措置が計画されている。

基準Ⅳ

①保全と両立する土地利用、②生態系サービスの発揮に資する取組、③保全に資する教育・人材育成の機会につながる取組がそれぞれ増加する見込みがある。

各市町村の評価ポイントは以下の通りです。

群馬県みなかみ町

ネイチャーポジティブの実現にむけて企業や専門家とも連携しながら、利根川源流域の水資源保全や一次産業振興にもつながるような「自然に根ざした解決策」として自然再生に取り組んでいることなどが高く評価されました。

福島県只見町

只見町ブナセンターを中心に地域の自然環境の保全活用の様々な取組や、自然・文化を活かしたESD(持続可能な開発のための教育)を推進していること、独自の学術調査研究助成制度を通じて地域の価値向上と交流人口増加を両立させていることなどが高く評価されました。

神奈川県秦野市

独自の条例や計画に基づいて30社以上の企業と協定を結んで地下水資源を保全するための取組を進めていること、約40の市民団体と協定を結んで市内の里山の生物多様性の保全に長年取り組んでいることなどが高く評価されました。

★自治体認証書授与式の予定

3つの市町村には、以下の予定で認証書をお渡しします。

・みなかみ町:2025年4月9日(水)10:30から みなかみ町役場 3階第2会議室にて

・只見町:2025年4月24日(木)13:30から 只見町役場 町下庁舎2階中会会議室にて

・秦野市:2025年5月1日(木)11:30から 秦野市役所 市長応接室にて

※各授与式は、メディア取材可能です。取材ご希望の方は、会場まで直接お越しください。

ご不明点ありましたら下記連絡先までお問い合わせください。

NACS-Jでは、ネイチャーポジティブ自治体認証の取得を目指したい市町村の皆様と、自治体やNGOと一緒に生物多様性保全に取り組みたい企業の皆様を募集しています。

現在、市町村では、認証を取得した埼玉県所沢市、神奈川県秦野市、群馬県みなかみ町、福島県只見町の他、滋賀県甲賀市、三重県尾鷲市、佐賀県唐津市、神奈川県横須賀市の計8市町村がネイチャーポジティブに向けた活動にNACS-Jと取り組んでいます。

参考

<参考>

公益財団法人 日本自然保護協会について

自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。

http://www.nacsj.or.jp/

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会社概要

URL
http://www.nacsj.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F
電話番号
03-3553-4101
代表者名
土屋 俊幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1951年10月