スパイダープラス、働き方改革関連法適用後の建設業界定点調査結果を発表
2024年4月と10月の2度調査、現在仕事をしていて「働きやすい」と感じる従事者、「10年後の建設業は良くなる」と考える従事者が増加
建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社(以下「当社」)は、2024年の4月と10月の2度にわたり、建設業従事者を対象にしたアンケート調査を行い、働きやすさや働きがいの実感について分析いたしました。
4月と10月の半年の間で、現在仕事をしていて「働きやすい」と感じる従事者や、10年後の建設業は働き方の制度やデジタル化の推進により作業の手間が省けて「良くなる」と考える従事者が増加傾向にあり、2024年4月の働き方改革関連法適用を契機とする働き方改革の実感が従事者個人の間に広がっていることと、新規入職者増のための情報発信とデジタル化による効率化を重要視していることが明らかになりました。
調査概要
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実施時期:2024年4月、10月
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対象業種:建築、土木、設備、設計の建設業従事者
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対象地域:日本全国
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対象年代:20-60代
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対象人数:2,500名
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調査方法:インターネット調査
調査ダイジェスト
「現在仕事をしていて働きやすい」と感じる従事者が半年間で増加
働き方改革の取り組みが継続したことにより、2024年10月時点で働きやすさを感じる人が増加し、2024年4月から10月の半年間で「現在仕事をしていて働きやすい」と感じる割合が5.4pt増加しました。
10年後の建設業は「今よりも良くなっている」と想像する従事者が半年間で増加
「10年後の建設業は今よりも良くなっていると思うか」に対し、「はい」を選択した回答者は3.8pt増加しています。
現在従事者たちが感じている「働きやすさ」の向上が今後も続くことへの期待の現れであると考えられます。
「10年後の建設業は今よりも良くなっていると思うか」に対し、「いいえ」を選択した回答者は3.8pt減少している一方、割合そのものは4月、10月とも60%を上回っています。
「情報発信」と「デジタル活用」が新規入職者増のために重要
「新規入職者を増やすために取り組んだほうが良いと思うこと」について、「待遇の改善」と「長時間労働の改善」の2つが半年間で減少しており、2024年4月の法適用に向けた各社の働き方対策の影響と考えられます。
一方で「仕事の仕方に関する情報発信」「デジタル化による効率化」「施工実績の発信」の3つは増加しており、建設業に対する認知向上にはデジタル化と実績などの情報発信が重要であり、それらの取り組みが新規入職者を増やすことにつながると考えます。
スパイダープラスでは、オウンドメディア「SpiderClass」では本調査レポートの全データを公開しています。以下のURLからご覧ください。
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