点検ロボット「ugo mini」、ISOクラス4クリーンルームでの運用適合を確認
フィジカルAIの社会実装を推進するugo株式会社(ユーゴー、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松井 健、以下 ugo)は、点検ロボット「ugo mini」と「ugo Ex」の発塵量を定量評価し、ugo miniがISOクリーンルーム規格Class 4、ugo ExがClass 6相当環境での運用に適した水準であることを確認しましたのでお知らせいたします。
本評価は、クリーンルームへの点検ロボット導入を検討する施設に対し、客観的な運用可否の判断基準を提示することを目的として実施したものです。

■ 背景
クリーンルームの点検業務では、クリーンウェア着用に伴う入退場の負荷、環境特有の身体的負担、紙媒体持ち込み禁止に起因する記録作業の煩雑さが課題となっており、遠隔操作・AI 制御による点検ロボットの導入ニーズが高まっています。
一方、クリーンルームの清浄度は ISO 14644-1 で規定されており、持ち込む機器の発塵量が規格に適合することを事前に確認する必要があります。点検ロボットについては、走行時の発塵量に関する定量データが十分に蓄積されておらず、導入検討における判断材料が不足していました。
ugoは、この度、クリーンルームを有する施設における点検ロボットの導入検討を支援するため、JIS B 9926:1991に準拠した手法を用い、「ugo mini」および「ugo Ex」の発塵量を定量的に評価し、各 ISO クラスへの適合性を確認いたしました。
■評価方法
JIS B 9926:1991(クリーンルーム用機器の発塵量測定方法)を参考にし、クリーンルームに設置された風速可変FFUを活用して発塵量測定用の簡易ブースを構築し、各ロボットの運動時に発生する粒子量を測定しました。*
※測定条件の詳細:風速0.37m/s、吹出し面1.2m×1.2m、風量32m³/min。発塵量はP=(C−C_b)×Q(C:運動時粒子濃度、C_b:バックグラウンド濃度、Q:風量)により算出。
■測定結果

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製品名 |
発塵量 |
適合クラス |
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ugo mini |
67,845 個/min |
ISO Class 4* |
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ugo Ex |
1,020,000 個/min |
ISO Class 6* |
※ISO Class 4は半導体製造ラインなどで求められる高い清浄度水準です。Class 6は製薬・食品工場などで一般的な基準にあたります。
両製品の発塵量の差異は、主に本体重量や駆動構造の違いによるものと考えられ、いずれもクリーンルーム内での運用を検討し得る水準であることが確認されました。
ugoはこの度の測定結果を通じて、クリーンルームにおける ugo mini 及び ugo Exの実用性を評価するとともに、クリーンルームでの導入を見据えた製品販売体制の強化を進めてまいります。
●「ugo mini(ユーゴーミニ)」とは
「ugo mini」は、人手不足が深刻な設備点検現場の自動化・省人化を支援するAI点検ロボット。伸縮・チルト機構の4Kカメラと3D LiDARを搭載し、自律走行とAIによるメーター読み取りに対応。データセンターや精密機器工場など、静粛性と清潔さが求められる環境でも活躍します。
2025年の発売以来、2026年3月に累計出荷台数100台を突破し、点検業務の自動化を通じて人手不足という社会課題の解決に取り組んでいきます。
■ugo株式会社 会社概要
所在地: 東京都千代田区東神田1−7−8
設 立: 2018年
代 表:松井 健
URL: https://ugo.plus/
事業内容:ugoソリューションの提供・運用、RaaSフレームワークの開発・提供・運用
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