コロッケ特別防犯支援官が長野県を訪問 善光寺と長野駅前で特殊詐欺被害防止の広報啓発
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
この度、特別防犯支援官のコロッケ氏が長野県を訪れ、善光寺と長野駅前で特殊詐欺被害撲滅を訴えました。
■コロッケ支援官「詐欺被害に遭った方のほとんどは、自分は騙されないと思っていますので、他人事でいては大変危険です。皆さんが働いて一生懸命貯めたお金を取られてしまうのは、非常に辛いことですので、本当に気をつけてください。」
長野県での令和5年9月末時点での被害認知件数は150件、被害額は約4億6,200万円と、前年同時期と比べ被害件数は約11%、被害額は約16%増加しており、手口では架空料金請求詐欺と還付金詐欺が増加しています。
コロッケ支援官は、最初に善光寺で特殊詐欺被害撲滅の祈願を行い、訪れていた参拝客に特殊詐欺被害防止の啓発物配布を行いました。
その後、長野駅前にて機動隊指揮車両の車上マイクから、DJポリス方式で「皆さん特殊詐欺とは何かご存知かと思いますが、実は去年より被害件数と被害額が増えております。手口としては、オレオレ詐欺も多いですが、最近では還付金詐欺と架空料金請求詐欺が増えています。還付金詐欺とは、市役所職員をかたって保険料の還付金があるといってATM操作をさせるもので、架空料金請求詐欺はインターネットの未納料金が発生しているなどの名目で、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が送られたり、法務省や裁判所などの名称で自宅にはがきが送付される
ことにより、実際には使用していない料金を支払わせようとする詐欺です。詐欺被害に遭った方のほとんどは、自分は騙されないと思っていますので、他人事でいては大変危険です。皆さんが働いて一生懸命貯めたお金を取られてしまうのは、非常に辛いことですので、本当に気をつけてください。
そのためには特殊詐欺の手口を知ったり、ご自身で気をつけることも大事ですが、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんと話をしたり電話をしたり、普段から家族や近所の方とコミュニケーションをとることが大事です。また、自宅の電話を常に留守番電話設定にしておくことも効果的です。寂しいことですが、他人を疑うことも時には必要だと思いますので、少しでもおかしいと思ったら家族や警察にすぐ相談してください。」と、県民に向け呼び掛け、続けて特殊詐欺被害防止の啓発物配布を行いました。
最後に、長野県警察本部長を表敬訪問、長野県警察より信州安全安心サポーターを委嘱されている美川憲一氏と共に、長野県における特殊詐欺被害の現状の問題提起を行い、今後も引き続き特殊詐欺被害防止のために尽力していく決意を新たにしました。
【開催概要】
■催事名 :長野県警察本部 広報啓発
■実施日 :2023年10月30日(月)
■実施会場 :長野県 善光寺・長野駅前・長野県庁
■出席者 :警察庁 特別防犯支援官 コロッケ氏
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