プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

赤ちゃんの子育て真っ最中のママ・パパ 1,000名の調査結果を発表、4割以上のママ・パパは外出時に周囲の人から微笑みかけられることや、見守ってくれることが嬉しい

「赤ちゃんにやさしい未来」の実現に向け、「赤ちゃんを知る授業」を国内の中学校にて展開中

ピジョン株式会社

ピジョン株式会社(本社:東京、社長:北澤 憲政)は、「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するために社会全体で育児を考え、赤ちゃんにやさしい行動につなげる取り組みとして、日本全国の中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―(以下略:赤ちゃんを知る授業)」を2021年9月より実施しています。

この度、ママ・パパが日常で体験しているリアルな困りごとや、あったら嬉しい周囲のサポートなどを明らかにするため、現在0~3歳のお子さまをお持ちの日本全国のママ・パパ、合計1,000名を対象に調査を行いました。

今回の調査の結果を受けて当社では「赤ちゃんを知る授業」の提供を継続することで、中学生に育児について理解を深めてもらい、赤ちゃんにやさしい社会を実現してまいりたいと考えています。

主要トピックス

■ 育児中の苦労

  • 育児中の多くのママ・パパが最も負担に感じるのは「夜泣きなどによる睡眠不足(46.0%)」や「自分の時間の確保ができない(44.4%)」。肉体的な苦労と時間のやりくりの悩みが多い結果に。

  • 85%以上のママ・パパがお出かけ時に苦労している。「荷物が多い(46.3%)」などの物理的・身体的苦労や「飲食店や公共の場で赤ちゃんがじっとできない(41.4%)」などの公共の場で周囲の目を気にする回答が多い。

■ 周囲の配慮・協力の重要性

  • 64.4%のママ・パパが育児について周囲のサポートを嬉しいと感じた経験がある。ただし、そのうち「よくあった」と回答した人は、16.2%に留まる。

  • ママ・パパが一番嬉しかったのは「赤ちゃんが泣いたときなどに微笑みかけてくれた、静かに見守ってくれた (24.6%)」などのやさしい心遣いのほか、「赤ちゃんを抱えているときなどにドアを開けてくれた(23.6%)」などの具体的な手助けが多い。

  • 今後、周囲からあったら嬉しいサポートとしても「赤ちゃんが泣いたときなどに微笑みかけてくれる、静かに見守ってくれる(42.5%)」が最も多く、「赤ちゃんを抱えているときなどにドアを開けてくれる (37.2%)」、「飲食店などでベビーカーが通れるように道を譲ってくれる(36.1%)」が高い結果に。

■ 育児に関する理解の重要性

  • 88.4%のママ・パパが育児をすることについて地域や社会で更なる理解が必要だと感じている。

  • 61.0%のママ・パパが赤ちゃんが生まれる前と後で育児に対するイメージにギャップがあった。

中学生に対する育児の早期教育をピジョンが提供

ピジョンは、「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するために社会全体で育児を考え、赤ちゃんにやさしい行動につなげる取り組みの一環として、 2021年9月より日本全国の中学生を対象に「赤ちゃんを知る授業」を提供しています。赤ちゃんの特徴について学べるほか、育児中のママ・パパのリアルな困りごとやそのサポートのために生徒たち自身ができることを考え、気づきを得てもらう授業です。


<育児の苦労と周囲の理解の重要性に関する意識調査>

■ ママ、パパの育児における苦労が明らかに

2024年7月、ピジョンが全国のママ・パパに対して行った調査によると、90%以上のママ・パパが育児において何らかの苦労を経験しており、最も苦労しているのは「夜泣きなどによる睡眠不足(46.0%)」や「自分の時間の確保ができない(44.4%)」でした。その後は「体調管理(38.2%)」、「抱っこによる腕や肩や腰の疲労(36.6%)」、「家事と育児の両立(34.5%)」と続き、大きく分けると時間のやりくりと肉体的な苦労が上位を占めていることがわかりました。

育児中のお出かけ時においては、85.4%のママ・パパが不便さや苦労を感じており、「荷物が多い(46.3%)」という物理・身体的な苦労が最も多く、「飲食店や公共の場で赤ちゃんがじっとできない(41.4%)」や「飲食店や公共の場で赤ちゃんがぐずる・泣き止まない(39.9%)」などの公共の場で周囲の目を気にしていることがわかりました。その他、「ベビーカーで電車やバスなどの公共交通機関に乗りづらい(24.9%)」も約5人に1人が苦労を感じていました。

※お出かけとは、宿泊を伴う長期の旅行ではなく、買い物や日帰りの外出など日常でのシーンについて質問

■ 周囲の配慮や協力の重要性も

お出かけ時に64.4%のママ・パパが周囲からのサポートで嬉しかった経験があると回答しました。内訳を見ると「赤ちゃんが泣いたときなどに微笑みかけてくれた、静かに見守ってくれた(24.6%)」「親切な声掛け、あやしてくれる、遊び相手になってくれた(24.0%)」などのやさしい心遣いが多く、「赤ちゃんを抱えているときなどにドアを開けてくれた(23.6%)」、「電車やバスに赤ちゃんと乗るときに席を譲ってくれた(22.7%)」、「赤ちゃんが落としたものを拾ってくれた(21.6%)」などの具体的な手助けが続きました。

しかし、一方で、「よくあった」と回答した人は、16.2%に留まり、周囲からの配慮や協力が限定的であることもわかりました。

今後、周囲の人からあったら嬉しいサポートについては、「赤ちゃんが泣いたときなどに微笑みかけてくれる、静かに見守ってくれる(42.5%)」と、Q5と同様の結果となりました。また、「赤ちゃんを抱えているときなどにドアを開けてくれる(37.2%)」「飲食店などでベビーカーが通れるように道を譲ってくれる(36.1%)」「電車やバスに赤ちゃんと乗るときに席を譲ってくれる(35.6%)」などはより上位に来ており、ママ・パパが外出時に周囲からの具体的なサポートがあると嬉しいと感じていることが分かりました。

■ 育児に対して更なる理解が必要

88.4%のママ・パパが育児について地域や社会で更なる理解が必要と回答し、そのうち「必要だと思う」が51.0%で全体の半数を超えていることも明らかになりました。また、赤ちゃんが生まれる前後で育児に対するイメージにギャップがあったと回答したママ・パパが61.0%に上ることから、ママ・パパ自身も赤ちゃんが生まれる前は育児をイメージしきれていなかったと感じており、社会全体で育児に対する理解を深めていく必要性も示唆されました。

<調査概要>

育児の苦労と周囲の理解の重要性に関する意識調査

調査対象:20~49歳で乳児(0~3歳)の子育てに携わっている全国の女性500名、男性 500名 合計1,000名

実施期間:2024年6月26日~29日実施

調査主体:ピジョン(株) 調査方法:Webアンケート形式


◇ 出産・育児に関する「早期教育」をピジョンが提供

調査の結果が示すように、育児において精神的・肉体的に苦労を感じることが多い中で、育児に対する周囲の理解や配慮、協力を嬉しいと感じるママ・パパが多くいます。また、ママ・パパ自身も育児をする前と後で育児に対する理解にギャップがあったと回答する人が多い状況です。これらの背景には赤ちゃんや子育て中のママ・パパが身近にいない環境下で大人になる子どもが増えているという課題があり、少子化が加速することにより、さらにこの状況に拍車がかかることが予想されます。厚生労働省※1によると、日本における2023年の出生数は758,631 人で過去最少となり8年連続で減少しており、国立社会保障・人口問題研究所※2の調査においては、一人っ子の割合も増加し続け約2割を占めています。

※1)人口動態統計速報(令和5年12月分) ※2)第16回(2021年)出生動向基本調査

このような状況を受け、当社は、子どもたちへの「早期教育」こそが「育児に対する周囲の理解不足」の解決につながると考え、赤ちゃんについて学び、興味・関心をもち、自分にできることを考え行動につなげる機会を提供するべく、中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業」を2021年9月から実施しています。「赤ちゃんを知る授業」では、赤ちゃんが1日に何回母乳を飲むか、1日に何時間くらい眠るのかなど、赤ちゃんの特徴について学べるほか、上記の調査でも明らかになった育児中のママ・パパのリアルな困りごとやそのサポートのために生徒たち自身ができることを自ら考えることができます。一部の中学校では、ピジョン社員が出向いて授業(出前授業)を行い、妊婦ジャケットを装着しての妊婦体験、ベビーカーの走行体験なども行っており、育児中のママ・パパをサポートするために自分に何ができるのかを生徒たちが体験を通して学習します。

【出前授業の実施風景】

◇「赤ちゃんを知る授業」の主な内容

  • 赤ちゃんだった頃を振り返る:赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては生徒自身も赤ちゃんだったことを改めて認識する。

  • 赤ちゃんが生まれるということ:赤ちゃんは、さまざまな状態や環境で生まれてくるが、みんなかけがえのない存在であること、たくさんの人たちに支えられて成長することを知る。

  • 赤ちゃんの行動について、その意味や特徴を理解する:赤ちゃんはなぜ泣くのか? なぜよく寝るのか? など、その行動について特徴や意味を理解し、赤ちゃんとのコミュニケーションに不可欠な知識を身につける。

  • 今、自分にできることを考える:一過性の授業で終わらせるのではなく、社会の一員として、生徒が主体的にできることを考え行動に移すきっかけを与える。

【授業テキスト(抜粋)】

◇ 約400校、約32,000名に授業を提供、子どもたちの変化に確かな手ごたえ

取り組みを開始した2021年9月から2024年6月30日までで合計約400校、約32,000名(うち出前授業は9校)の生徒に授業を提供いたしました。2024年度は約150校での実施を予定しております。

授業を受けた生徒へのアンケートでは、赤ちゃんに対する興味・関心があると答えた生徒の割合を授業の前と授業の後で比較すると約17ポイント上昇し、授業を受けたほぼすべて(95.9%)の生徒が、赤ちゃんを育てるためには周りの人の協力が必要だと認識したことがわかりました。また、「赤ちゃんを見かけたときに、あなたが赤ちゃんにできることがあると思いましたか?」という問いに対しては、多数(90.1%)の生徒が自分にもできることがあると答え、生徒自身にもできる手助けがあると知るきっかけづくりになったことがわかりました。

生徒からは「子育ては大変だとあらためて思った。私たちにも助けられる場面があるとわかった。」「この授業のことを活かしながら妊婦さんや子ども連れの方に接していきたい。」「自分に子どもが生まれたら、奥さんを手伝ってあげる。」「赤ちゃんのいのちは尊い。妊婦さんは頑張っている。」といった声が聞かれるなど、子どもたちが赤ちゃんの特徴やママ・パパたちの悩みを理解し、自身にできる手助けを考えるきっかけづくりに貢献しております。 


ピジョン株式会社

ピジョン株式会社

ピジョンは、育児用品をはじめ、マタニティ用品・介護用品・保育サービスなどを手掛けるブランドです。
70年以上に亘る研究に基づき、製品やサービスを提供することによって、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしたいと考えています。
ピジョンは、赤ちゃんが生まれながらに持つ素晴らしい力を育み、すべての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指していきます。

https://www.pigeon.co.jp/

「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するために社会全体で育児を考え、赤ちゃんにやさしい行動につなげる取り組みとして、日本全国の中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業」を2021年9月より実施しています。受講した生徒からの満足度は高く、毎年度多くのご応募をいただき、2024年6月30日までで合計約400校、約32,000名(うち出前授業は9校)の生徒に授業を提供いたしました。2024年度は約150校での実施を予定しております。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
出産・育児
関連リンク
https://www.pigeon.co.jp/vision-of-a-baby-friendly-future/
ダウンロード
プレスリリース添付資料.pdf
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ピジョン株式会社

28フォロワー

RSS
URL
https://www.pigeon.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋久松町4-4
電話番号
03-3661-4188
代表者名
北澤 憲政
上場
東証1部
資本金
51億9959万円
設立
1957年08月