カナダVoyis社製 水中3Dモデリングカメラ「Discovery Stereo」によるデモンストレーションを実施
~水中構造物のリアルタイム点群表示および3Dモデル作成を紹介~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、2月5日から2日間にわたりカナダVoyis(ボイス)社製水中3Dモデリングカメラ「Discovery Stereo(ディスカバリー ステレオ)」を使ったフィールドデモンストレーションを神奈川県横須賀市にて実施いたしました。
【 概要 】
「Discovery Stereo」は高画質な画像を撮影でき、3Dモデルが作成できるステレオカメラシステムです。第三者検査機関であるBureau Veritas(ビューロー ベリタス)社の認定を取得しており(※1)、カメラの局所精度の高さ(±0.5ミリ)が評価されています。ミリオーダーの精度で3Dモデリングを行うことができ、水中で構造物の状態やサンゴ礁をはじめとした生物などの育成過程の確認といった点検・調査が可能です。
このたび、本カメラを使ったデモンストレーションを、海洋関係の建設工事や洋上風力の点検などに携わる方々に向けて実施しました。ROV(※2)に搭載した状態で水中に投入し、水中構造物のリアルタイム点群表示および3Dモデル作成について紹介しました。本カメラが水中で対象物を捉えた鮮明な画像について、参加者からは、リアルタイムでの解像度の高さや洋上風力における係留(※3)チェーンの監視活用への可能性などに対して評価をいただきました。
今後も、本カメラについて、デモンストレーションを積極的に実施し、水中映像における3Dモデリング技術の認知を拡げ、環境保全や洋上風力における海洋調査など用途の拡大につなげてまいります。
※1 Bureau Veritas North America Inc.による。(検査証明書No.COIN2134USA24)
※2マリメックス・ジャパン株式会社取り扱いの小型電動ROV「Falcon」(SAAB Seaeye社製)
※3 浮体式洋上風力発電の風車を海底につなぎとめること
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【 製品特長 】
・高解像度な画像を取得
・ROVの操縦用カメラとして運用が可能
・高いデータ処理技術とモーションセンサー内蔵によりリアルタイムで高精度な点群データを確認
・収録されたデータは動画や静止画として取得し3Dモデリング、点群データとして利用可能
◆製品紹介ページ:https://www.toyo.co.jp/kaiyo/products/detail/TGR_Discovery
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC(電磁環境両立性)、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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