番組初登場の俳優・木村多江が京都の中でも大好きな場所を案内!
「身も心も浄化される気分になれる…」木村“とっておきの場所”を訪問!クリエイターとの触れ合いやおばんざいに舌鼓!名刹の庭園!美しき趣の中で木村が感動リポート!

「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」
木村多江 私だけの憩いの京都 〜路地・名刹・おばんざい〜
【BS朝日】7月10日(木)よる9時〜9時54分放送
■木村が好きな京都の路地から世界へ!切り絵など若きクリエイターの創作とは?
さまざまな旅人が“いままで知らなかった京都”をより深掘り、単なる“旅”ではなく京都の新たな魅力を発見する「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」(毎週木曜よる9時)。7月10日(木)の放送には、確かな演技力で数々の映画賞を受賞、「薄幸な役がよく似合う」などの評価で男女を問わず幅広い世代から人気の俳優・木村多江が旅人として番組初登場。木村にとって京都は修学旅行で初めて訪れて以来、十代に母親と初めて二人旅をした思い出の地。その後は仕事で何度も来るうちに好きになり、プライベートでも訪ねるようになったとか。そんな京都で大好きとなった選りすぐりの場所を木村が案内する。そして最後は「身も心も浄化されるような気分になる」という“とっておきの場所”を紹介します。
京都の街なかにふっと現れる「路地が好き」という木村は東山区にあるあじき路地へ。大正時代に建てられた築100年以上の町家長屋がそのまま残されているあじき路地ですが、そこには若いクリエイターたちが独創的な作品を生み出す工房が並んでいます。その中の一人、切り絵作家の望月めぐみさんを訪ね、和の美を感じさせる切り絵作品の数々を紹介します。とても一枚の紙を刻んで作り上げられたとは思えない、緻密に美しく作り込まれた作品に感嘆の声をあげる木村でしたが、自身も切り絵に挑戦します。「自信がない」「息が止まっちゃう」と言いつつ、ナイフを動かす木村。その出来栄えは?そしてサプライズで木村も大感激の美しい切り絵がプレゼントされます。そこに描かれていたのは…?
さらにあじき路地を巡りながら木村は、町家長屋を運営する大家さんを取材。若いクリエイターたちに長屋を提供する想いに触れ、古き伝統と文化の地で新しいモノつくりに励んでほしいとの大家さんの願いに共鳴しつつ、この路地で新たに活動を始めた宝飾デザイナー宅を訪問。オーガンジーという透け感と軽さが魅力の新素材を使ったアクセサリーが展示されている工房で、木村は「まるで不思議な空間に迷い込んだよう」とオーガンジーの持つ不思議な魅力を紹介してくれます。
■「とっておきの場所」はお寺にあり!人の心に迫る美しくも心安らぐ庭とは?
続いては食。「前から行きたいと思っていたお店に行きます」と先斗町へやってきた木村は1952年創業というおばんざいの老舗「ますだ」へ。「いろいろなものが食べたい」と“欲張り”を自認する木村は、おすすめのメニューから絶品のおばんざいの数々をゆっくりと味わっていきます。「おいしい」を連発する木村ですが、実は「ますだ」は日本を代表する文豪たちも通っていた名店。今回はある文豪が自らの手で屏風に書き残した歌も紹介します。その文豪とは?

いよいよ木村の「とっておきの場所」、京都を代表する禅寺であり、三門など多くの国宝を有する東福寺へ。臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)と3つの橋がある東福寺ですが、まずは西側にある臥雲橋から美しい青もみじを堪能。そして、1405年に再建、日本の禅宗では最古にして最大の門という三門の内部へと足を踏み入れます。急な階段を登った門の中には十六羅漢、その中央には宝冠釈迦如来坐像が。その荘厳な内部に「はぁ〜」と思わずため息をもらす木村は神妙な面持ちで手を合わせます。
本堂では天井画の蒼龍図、ご本尊の釈迦如来立像を拝観。「背筋が伸びますね」という木村でしたが、その目の先には「気になるもの」が。それは像仏像の巨大な手でした。本堂に堂々と置かれた巨大な手とは?
東福寺は作庭家の重森三玲が手がけた方丈の東西南北を囲う4つのお庭「本坊庭園」が有名。東西南北、それぞれに異なる趣で見る人の心を魅了する「本坊庭園」ですが、実は重森が手がけた別のお庭があり、それこそが木村の「とっておきの場所」でした。
それは偃月橋の近く、室町時代に創建造立された国宝・龍吟庵(りょうぎんあん)方丈にある3つのお庭、「不離の庭」「龍の庭」そして「無の庭」。今回は特別に住職の案内で3つのお庭を巡ります。それぞれに独自の特徴で人々の心に迫るお庭に魅了される木村ですが、中でも「皆さんに見ていただきたかった」というのが「無の庭」でした。そこにあるのは…!?
木村が「とても癒やされて浄化された」という今回の京都旅。日々の喧騒を忘れさせるような“静かな京都”の魅力を番組初登場の旅人・木村の案内でお楽しみください!
木村多江 コメント
Q: 初めて当番組にご出演された感想は?
「自分の好きなところへ行かせていただいたので、お仕事と言いながら楽しませていただきました(笑)。旅行ではその都度違う場所に行くことになりがちですが、行ったことがある場所を再び訪れても新たな経験ができたり、そのときの自分と向き合うことができたので、まったく違う発見ができるものなんだと思いました」
Q: 木村さんは東京のご出身ですが、京都のどういう点に魅力を感じていますか?
「昔からあるものを大切に守り育てつつ、新しいものも取り入れているところですね。東京の進化とは違う形で進化している街だと思います。街の景観も昔のものと新しいものが融合して、景観を壊すことなく居心地の良い空間を生み出している。実際に京都を訪れたからこそ感じられる、東京とは違う魅力がありますね」
Q: 今回の旅で特に印象に残ったというところはありましたか?
「どこも素敵でしたが、あじき路地のような小さな路地からクリエイターさんたちが世界に作品を発信している、ということにワクワクしました。工芸品を手にした時に作っている人の込めた想いを感じて、私たちが私たちなりの工芸品の新しい物語を紡ぎ育てていくものだと感じました」
Q: 切り絵にも挑戦されましたが
「私は器用なことができないんですが(笑)、改めて切り絵の面白さを発見しました。描くにしても切り絵にしてもやっぱり曲線がすごく美しい。花など自然のものは特に曲線が美しいんですが、なぜか私はカクカクとなってしまって(笑)。本物の美しさを形にするというのは本当に難しいと思いました」
Q: お食事はおばんざいでしたが、食リポなど含めていかがでしたか?
「リポートしなくてはならないけれど、自分の好きな味はこういうお味なんだと思うとただ嬉しくて(笑)。リポートよりも自分の『おいしい!』という気持ちが先走る感覚を覚えました(笑)。皆さんに『おいしそう』と思って見ていただけるといいんですが…」
Q: プライベートで何度も来ているという東福寺ですが、改めて感じた魅力とは?
「東福寺のお庭よりも龍吟庵のお庭の方が削ぎ落とされて最後は無になる。全体を流れで見ていくと、作庭の仕方であったり、橋の作り方であったり、だんだん無に近づいて悟りに近づいていくという仏教の教えをいろいろなところに感じ、青もみじの自然などを通しても感じることができました。私自身、役者であり、妻であり、母であり、という肩書がありますが、そういうものをすべて削ぎ落として本当の自分はどうなのか?ということを問われているような気がして。また自分と向き合う時間になったと思いました。順番に見ていくと仏教の教え、人の本来の真理みたいなものを感じやすいかもしれないですね」
Q: 今回の番組で視聴者の皆さんにどのようなところを楽しんで見ていただきたいですか?
「すでに行ったことがある方も、行ったことがない方も実際に行ってみると新しい見方や想像を掻き立てられるものがたくさんあります。やっぱり想像するってすごく大事なことというか、想像をして楽しむ場所が多かったので、そんなところを見て感じていただければと思います」
Q: またご出演いただけるとしたら京都のどこへ行ってみたいですか?
「修学旅行で初めて来たときにお寺さんをたくさんめぐってどういう意味があるの?と思っていたのですが、なぜか年齢を重ねていくとお寺さんに行くと心が洗われたり、新しい発見があったりするので、お寺さんはまた行きたいと思いました。そしておいしいものを食べさせていただきたいです(笑)」
番組概要
【番組名】「あなたの知らない京都旅~1200年の物語~」
木村多江 私だけの憩いの京都 〜路地・名刹・おばんざい〜
【放送日時】 7月10日(木)よる9時~9時54分
※毎週木曜よる9時~9時54分 放送中
【放送局】 BS朝日
【CAST】 旅人 木村多江
【ナレーション】 近藤サト
【制作】BS朝日、E&W
【プロデューサー】小林雄高(BS朝日)、須山亮(BS朝日)、手塚公一(E&W)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「©BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式HP】https://www.bs-asahi.co.jp/kyototabi/
【番組公式X】https://twitter.com/kyoto_burari
【番組公式Instagram】https://www.instagram.com/kyototabi_1200/
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