【岐阜県飛騨市】自然と伝統を紡ぐ薬草のスイーツ開発プロジェクト~森の健康を飛騨からご家庭へお届け!

飛騨市では、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、新たな地場産品を生み出すプロジェクトを開始。飛騨市の薬草を活用したスイーツ開発プロジェクトが進行中!

岐阜県飛騨市

岐阜県飛騨市(市長:都竹淳也)では、今年度より魅力的な地場産品(ふるさと納税返礼品)の創出に取り組む事業者への支援として「飛騨市地場産品創出支援事業」を開始しました。

この制度を活用して、現在、蕪水亭OHAKO(代表:北平知亜季)では薬草を活用したスイーツ開発を進めています。

あなたの応援が、森と未来をつなぐ力になる

今回のクラウドファンディングでは 500万円を目標に寄附を募ります。

◆寄附受付期間

2026年3月31日(火)まで 

◆ふるさと納税の使い道

・製菓室の設立

・新しい製造設備の導入

・森のめぐみを活かしたスイーツ開発と販促活動

洋菓子2商品(マカロン、メナモミのチョコテリーヌ)の製造販売、段階的に飛騨の森のめぐみを使用したパン、シューやタルトも構想中。

※注意事項

プロジェクトの実施が困難になった場合、寄附金は飛騨市の「地域振興/観光/まちづくり・防災」に充てさせていただきます。

飛騨の豊かな“めぐみ”を、もっと気軽に楽しめる形で広めたい!

飛騨市は9割以上が森林に覆われ、四季折々にさまざまな植物が育つ「森のめぐみの宝庫」です。

古くから飛騨の人々は、森のめぐみを“薬箱”のように暮らしに取り入れ、カラダを整える知恵として大切に受け継いできました。

さらに、市では官民と連携して、「飛騨市薬草ビレッジ構想推進プロジェクト」を立ち上げ、豊かな自然を活かし、地域活性化や観光資源としての活用を目指し、市民への知識普及や体験の場づくりなどを展開しています。

  • 2019年:拠点施設「ひだ森のめぐみ」をオープン
    -お茶やワークショップを通じて森の魅力を体感できる場が整う。

  • 「全国薬草シンポジウム」や「全国薬草フェスティバル in ひだ」などの開催
    -多くの人が集う地域を代表する催しへと成長。

これまでまちを挙げての活動により、山菜や野草などの飛騨の森のめぐみは、地域の魅力を発信する大きな柱へと成長してきました。その流れを受けて、「もっと身近に、もっと気軽に楽しめる形で飛騨の森のめぐみを広めたい」という想いを抱きました。これが今回の挑戦の原点です。

カラダを整える知恵を、現代の暮らしに合う形でよみがえらせる

クロモジやメナモミ、葛…古くから生活の知恵として活かされてきた植物が、飛騨の森には数多く息づいています。飛騨の森のめぐみを、もっと多くの人に楽しんでほしい…その想いで立ち上がったのが「蕪水亭 OHAKO」です。

飛騨市が進める「薬草ビレッジ構想」に共感し、地元食材を最大限に活かす料理哲学のもと、飛騨の森に育つ植物を取り入れた料理やスイーツを通じて、新しい食文化を伝えています。

「地元で受け継がれてきた知恵を、もっと多くの人に楽しんもらうにはどうすればいいか考えた結果、その答えは、誰もが親しめる「スイーツ」でした。

マカロンやテリーヌ、焼き菓子など飛騨の森の山菜や野草を取り入れたスイーツを通じて、自然の恵みを「美味しい!」と笑顔で味わえる瞬間を届けたい。

親しみやすい洋菓子に、飛騨の森で育った山菜や野草などを取り入れることで、自然のめぐみを日常的に楽しめる入口にしたいと考えています。

単なる商品開発ではない、薬草を暮らしに取り入れる知恵を磨き直す挑戦

これは単なる商品開発ではなく、昔から受け継がれた知恵を、現代のライフスタイルに合う形に磨き直し、誰もが楽しめるスイーツとして届ける挑戦です。

飛騨の森に息づく知恵を、暮らしの中で楽しみながら未来へつなぐことがこのプロジェクトの意義です。

「製菓室から広がる、森と人をつなぐ挑戦」

この挑戦はゼロから始まるわけではありません。

すでに地域の人々と積み重ねてきた、小さな一歩一歩の延長線上にあります。

■ 高校生との学び

私たちは、飛騨市内にある吉城高等学校の「地域課題をテーマにした授業」に協力し、店舗に生徒たちを迎え入れました。生徒たちは、森で育つ野草や山菜の話に熱心に耳を傾けてくれました。

そして「もし自分たちがスイーツをつくるなら…」とレシピを考えてくれたのです。

その真剣なまなざしに、飛騨の森の知恵が次の世代へ受け継がれていく確かな手ごたえを感じました。

■ 小学生との体験

店頭や地域のイベントでは、子どもたちに100円スイーツを届けています。

「これ、飛騨の山でとれた植物だよ!」と教えると笑顔で食べる子ども。

自分の住む土地の恵みを「おいしい」と感じる瞬間は、単なるおやつの時間を超えて、食育と地域への誇りにつながっていきます。

■ 地域の方との連携

一方で、山菜や野草を摘み取るのは、森のめぐみを守り伝える地域の方々。 長年の経験でしか見分けられない確かな目を頼りに、私たちは原材料を仕入れています。その買い取りは新しい収入源になり、さらに私たちの手でスイーツへと姿を変える。世代を超えた循環をつくっています。

こうした取り組みを積み重ねてきたからこそ、次の挑戦が見えてきました。

それが 「製菓室の設置と新しい製造設備の導入」 です。

これまでは小さな厨房で限られた量しか作れず、イベントや店頭でしかお届けできませんでした。

製菓室の設置をすることで、より安定的に、より多くの方にスイーツを届けられるようになります。 さらに、これまでの商品に加え、マカロンやチョコレートテリーヌなどの新しいラインナップも生み出し、子どもから大人まで楽しめる洋菓子の幅を広げます。

森の知恵が、世代を越え、地域を越える広がりを目指します

このプロジェクトは、森と人、そして世代を超えたつながりを生み出します。

  • 次世代への継承
    高校生や小学生が学び、体験し、レシピ開発やイベントに関わることで、飛騨の森のめぐみやカラダを整える知恵が若い世代へ自然に受け継いでいきます。

  • 地域経済の循環
    原材料の買い取りは飛騨の森の知恵を守り伝える先輩方の収入源となり、スイーツの生産・販売が新しい雇用や産業の広がりを生み出します。

  • 暮らしへの普及
    スイーツという入口を通じて、森のめぐみが日常の中で気軽に楽しめるようになります。
    昔の知恵が、現代の人にも好まれる、手に取りやすいかたちで、より多くの人の暮らしに浸透させていきます。

  • 地域外への広がり
    新たな特産品や取り組みを通じて、観光客や寄附者の皆さんとのつながりを創出し、飛騨市の外へも波紋のように広げていきます。

新商品 「初めてから通まで飛騨の森のめぐみを楽しむ味わい体験、3ステップ」

ステップ1:はじめてのひだ森体験

初めての方にもおすすめ!メナモミの優しい香りがふわっと広がるマカロンセット

数種類の森のめぐみを使用。着色料不使用で、その植物が持つ色のみで色付けをしたマカロン。

ステップ2:ひだ森の風味を楽しむ

飛騨の森のめぐみの風味を味わう、限定焼き菓子やパン

ステップ3:ひだ森の奥深さに挑戦

メナモミの豊かな風味をしっかり感じられる、チョコレートテリーヌ

プロジェクトに挑戦中の「蕪水亭 OHAKO」の思い

朴葉みそ料理発祥の老舗旅館「蕪水亭」の姉妹店として生まれた「蕪水亭おはこ」は、6年前にカフェ「蕪水亭 OHAKO」としてリニューアル。飛騨市古川町の中心市街地でお店を営み、地元の方をはじめ観光客の方にも親しまれています。

オーナーシェフは2024年、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」にて奥田政行シェフのもとで修行を重ね、料理や菓子の技法だけでなく、レシピ開発に関する幅広い知見を習得しました。

その経験を活かし、現在は飛騨の山菜や野草、木の実など、山里が育む食材を取り入れたオリジナル商品を開発。伝統を受け継ぎながらも、現代的な感覚を取り入れた新しい食文化を発信しています。

ふるさと納税を活用した地場産品の創出

飛騨市は、令和7年度より魅力的な地場産品(ふるさと納税返礼品)の創出に取り組む事業者への支援として「飛騨市地場産品創出支援事業」を開始しました。

この事業は、地域の事業者が挑戦する新商品の開発やブランドづくりを応援するもので、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施します。市内事業者による返礼品開発や生産体制の強化に向けた設備投資等を支援するもので、クラウドファンディング型ふるさと納税で集まった資金を原資に市から支援を行います。

今回は提案された6つの事業から3つの事業が採択され、いずれも飛騨の自然や文化、人の思いを活かした魅力的な内容となっています。

問い合わせ

飛騨市役所 ふるさと応援課

電話 0577‐62‐8904


岐阜県飛騨市

飛騨市は、人口約21,500人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約94%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。

飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/

飛騨市ふるさと納税特設サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/furusato-nozei/

PRTIMES飛騨市ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394

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会社概要

岐阜県飛騨市

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https://www.city.hida.gifu.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
岐阜県飛騨市古川町本町2番22号
電話番号
0577-73-2111
代表者名
都竹 淳也
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年02月