【大阪・関西万博】内閣府・文部科学省主催の量子をテーマにしたステージプログラムに登壇
―量子技術産業団体「Q-STAR」人材育成WGリーダー企業として、量子の魅力を発信―

先端領域の学びと組織作りを支援する株式会社スキルアップNeXt(本社:東京都千代田区、代表取締役:田原 眞一、以下「スキルアップNeXt」)は、大阪・関西万博の企画展「エンタングル・モーメント ―[量子・海・宇宙]× 芸術」(主催:内閣府、文部科学省)にて、量子をテーマにしたステージプログラムへ出演しました。
既に実用化が始まっている量子技術が社会に広く受け入れられ、発展していくためには、多くの人々がその可能性に触れる機会が不可欠です。未来社会の実験場である大阪・関西万博という貴重な機会を通じて、量子の社会的な認知向上に貢献すべく本ステージを企画しました。
本取り組みの背景
スキルアップNeXtは、量子技術による新産業創出を目指すコンソーシアム「Q-STAR」において、2022年に人材育成ワーキンググループを立ち上げ、リーダー企業を務めています。既に製品化され、研究開発や産業の現場での活用が始まっている「量子センサー」のような量子技術が、社会に広く受け入れられ、発展していくためには、多くの人々がその面白さと可能性に触れる機会が不可欠です。そこで、大阪・関西万博という貴重な機会を通じて、量子技術の社会的な認知向上に貢献すべく、本ステージを企画しました。
ステージ内容
本ステージプログラムでは「ダイヤモンドが使われている!?量子を使ったセンサーを見てみよう!」と題し、当社講師の安藤 遼哉が、ダイヤモンド量子センサーの開発を行う株式会社Quantum Zeroの代表取締役 藤崎 伊久哉氏と共同で登壇しました。来場者が量子技術を身近に捉えられるよう、事例を交えた解説と体験型のワークショップを組み合わせた二部構成で進行しました。

解説パート
「なぜダイヤモンドの色は変わるのか?」という問いを入り口に、量子の世界を解説。ダイヤモンド内の特殊な構造「NVセンター」が「量子センサー」として機能する原理を、イラストだけでなく、医療や通信など、実際に研究が進む応用事例を交えながら分かりやすく紹介しました。
体験パート
ステージの後半では、「量子を測定して、かくされた量子の暗号を解明しよう」と題したワークショップを実施しました。参加者は、本ステージのために用意された特製装置のダイヤルを回して、赤く光る本物の「NVダイヤモンド(量子)」を探し出す観測に挑戦しました。さらに、観測結果をヒントに、暗号化されたキーワードを導き出す課題にも取り組みました。
※本イベントは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「先進的量⼦技術基盤の社会課題への応⽤促進」(研究推進法⼈:QST)の研究テーマの⼀つ「Q-LEAP 等の成果を広く提⽰し⾃ら体験できるコンテンツの開発」によって実施されています。また、⽂部科学省光・量⼦⾶躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)JPMXS0118067395の助成による研究内容を含んでいます。
※本イベントは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)によるスライド監修を受けています。
登壇者プロフィール

安藤 遼哉
株式会社スキルアップNeXt 講師 / 一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)人材育成WG
東京理科大学理工学研究科数学専攻にて修士(理学)を取得後、現在は同大学の博士後期課程に社会人学生として在籍し、研究を続ける。
現職では、企業向けのデータ分析支援やAIプロジェクト推進に携わる傍ら、その知見を活かし、量子コンピュータの教育プログラム開発にも従事。
日本の量子技術産業の発展を目的としたコンソーシアム「Q-STAR」では、人材育成ワーキンググループのメンバーとして、産業界における量子人材の育成・普及活動にも貢献している。
株式会社スキルアップNeXtについて
スキルアップNeXtは、AI/DX、脱炭素、量子といった先端領域の学びと組織作りを支援しています。
量子技術による新産業創出を目指すコンソーシアム「Q-STAR」において、2022年に人材育成ワーキンググループを立ち上げ、リーダー企業を務めています。
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