アンリツのベクトル信号発生器、TMYTEK社の周波数コンバータで最大44 GHzまで拡張
5Gや衛星アプリケーションなどの評価に最適なソリューション

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、デジタル変調信号を生成するベクトル信号発生器 MG3710EにTMY Technology, Inc.(以下TMYTEK社)の周波数コンバータを接続することで、最大44 GHzまでのベクトル信号を出力可能になったことをお知らせします。これにより、5G、衛星アプリケーション製品等の開発、製造に必要な各種試験に対応できるようになりました。6 GHz~20 GHz, 24 GHz~44 GHzの周波数帯は、高速通信、低遅延、広域カバレッジ、安定した通信、そして高データレートを実現できる、Wi-Fi 6/7、UWB(超広帯域)、5Gや衛星アプリケーションなどで、幅広く活用されています。本ソリューションは、最大44 GHzの信号出力をシンプルかつ柔軟、コストパフォーマンスに優れた構成で実現可能です。
アンリツは、TMYTEK社との協業により、通信デバイスの開発・製造テストに向けた効率的なソリューションを提供することで、デバイスの品質向上に貢献してまいります。
製品概要
アンリツのベクトル信号発生器
ベクトル信号発生器 MG3710Eは、優れたRF性能とベースバンド機能を兼ね備えた汎用性の高い信号発生器です。1台で最大2つRFポートを搭載可能で、それぞれ周波数100 kHz~6 GHz・最大変調帯域幅120 MHzのRF信号を最大2系統の波形メモリから出力可能です。
MG3710E について詳細はこちら
TMYTEK社の周波数コンバータ
● アップ/ダウン コンバータ UD Module
TMYTEK社のUD Moduleは、6 GHzから20 GHzまでの広帯域アップ/ダウン周波数コンバータです。試験機器の周波数範囲を最大20 GHzまで簡単に拡張することができ、アプリケーション・シナリオの幅が広がります。さらに、TMYTEK社の周波数コンバータの安定性と精度は非常に優れており、正確で信頼性の高いテスト結果を得ることができます。
UD Module について詳細はこちら
● アップ/ダウン コンバータ UD BoX 5G
TMYTEK社のUD BoX 5Gは、24 GHzから44 GHzまでの広帯域アップ/ダウン周波数コンバータです。TMYTEK社の位相同期発振器(PLO)製品ラインの局部発振器(LO)を内蔵し、優れた位相ノイズ性能を確保することで、無線周波数変換を簡単かつ柔軟に行うことができます。
UD BoX 5G について詳細はこちら
TMYTEK社について
TMYTEK社は、5G/B5G および衛星通信アプリケーション向けに、先進的なミリ波ソリューションを提供しています。TMYTEK社に関する詳しい情報はこちらをご覧ください
アンリツの製品・ソリューション・その他の情報は、Facebookでもご覧いただけます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像