ボッシュ、新たな技術でより快適なライディングの実現に貢献
ボッシュが開発したモーターサイクル用ABSの最新の付加価値機能である、電子制御を備えた油圧式パーキングブレーキ「ビーヒクル ホールド コントロール」が、Ducatiが2016年に市場導入予定の「Multistrada 1200 Enduro」に搭載されます。
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- 重い二輪車がより扱いやすくなるビークル ホールド コントロール
重い二輪車がより扱いやすくなるビークル ホールド コントロール
ビークル ホールド コントロールは、ヒル ホールド コントロールをさらに進化させた機能で、停車中にライダーがブレーキレバーを引いたり、ブレーキペダルを踏み込むだけで、この機能を作動させることができ ます。さらに、ABSはどれだけの量のブレーキ圧が必要なのかを計測し、それを後輪に作動させることで、車両を安全にその位置に維持します。 「Ducati Multistrada 1200 Enduro」の場合、このビークル ホールド コントロールは約10秒間作動し続け、この時間が経過すると、ライダーに警告を発した後に、自動的にゆっくりとブレーキを解除します。また、ライダーはい つでもこの機能をオフにしたり、発進によって機能をキャンセルすることができます。ビークル ホールド コントロールは、坂道での発進時だけでなく、特に重い二輪車を扱う際にも威力を発揮し、車両をより楽に扱えるようになります。
電子制御式コンバインド ブレーキ システムを備えたボッシュの2回路ABS
ビークル ホールド コントロールは、電子制御式コンバインド ブレーキ システムを備えたボッシュの2回路ABS である、ABS enhancedをベースにしています。ライダーが前輪にブレーキをかけると、このABS enhancedは自動的に後輪にもブレーキを作動させ、前輪と後輪の間で最適なブレーキ圧を配分します。このABS enhancedは、「Ducati Multistrada 1200 Enduro」にも採用されている、モーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC) enhancedのベースにもなっています。二輪車版ESCともいえるこのMSCは、走行状況に応じて自動的にブレーキ圧を調整する役割を担っています。
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